フィットRSハイブリット販売へ。値段や仕様まとめ

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※5/6 一部加筆・内容整理しました。
一部の自動車雑誌ではスクープとして掲載されたフィットRSハイブリット。
ディーラーに行って聞いたところ、5/17発表、5/24から販売になる模様。
現行フイットRSからの追加点は以下。
・CR-Zに搭載されているハイブリットエンジンが搭載される。
  -1.5L 馬力はエンジン114ps、モーター14ps、総合で124PS。
-1.3Lのフィットハイブリットや1.5Lフリードハイブリットにある
モーターのみ走行は不可
– CR-Z搭載されている3モード(エコ、ノーマル、スポーツ)搭載
  -燃費はJC08で22.2Km/L(CVT)
  ※追加(位置を変更)
   同じエンジンを載せているCR-Zは重量1160kg、
燃費はJC08で22.8km/L。重量はほぼ同じと言われているので
空力特性の差で燃費が落ちる模様。ただ別の言い方をすれば
1.5Lインサイトや1.5Lフリードハイブリットなどは同じエンジンを
使用しつつも多少燃費をよくするためのセッティングしているため
   重量がさらに増えるにもかかわらず燃費はCR-Zより良くなるが
今回はそれを行わない模様。よってエンジンセッティングはCR-Zと
同じか、空力特性差があまり無い場合は逆に尖らせている可能性
がある。しかし、その代償として、購入時の優遇税制に影響があり
取得税・重量税75%になる模様。(1.3Lのフィットハイブリット、1.5Lインサイト
   CR-Zなどは免税。ハイブリットなのに税金発生は普通の人ならば
購入を躊躇しそう。)
・エクステリアデザインは基本現行のRSを踏襲。
フロントグリルがハイブリットと同じに。
・ボティー色は、いくつか変更がある。継続色はオレンジ
アズールブルー、ブラック、ホワイトパール、イエロー。
 追加はポリッシュドメタル(フィットシャトルで採用)、
 スーパープラチナアクア(写真の色で新色)。ある種の見せ色で
 あるカラフルな色は残りつつもアラバスターシルバーやストームシルバー
 などはRSハイブリットには採用されない。
 
 ※追加。
  ホワイトパール、イエロー、プラチナアクアは3万円アップ
・シート色はボディー色によって変更。オレンジやブラックでは
 現行RS同様にオレンジとブラックの2色シートだが、それ以外は
 ブラック一色のシートになる。
 
 ※追加
  レザーシートを追加する場合は、オレンジ、ブラックであっても
  シート色はブラックになる。
・装備は、コンフォートビューが標準化。法規対応でVSA搭載、
 後部座席のシートベルト変更などが追加される。まだカタログ後頁
 にある装備一覧がないため、細かい差分はあると思われるが、
 内覧会を見てきた営業マン曰く、現行RSとの差分はほとんどないとのこと。
 (ディスチャージライト、16インチアルミなどはそのまま)
・メーカーオプションは、ナビ、エントリーキー、サイドエアバック、
 レザーシートなど5つほど。他メーカーみたいに組み合わせ自由とは
 ならず相変わらず指定された組み合わせとなる。
 例えば、エントリーキーとサイドエアバックは組めないなどがある。
 ※ 追加
  ・トヨタアクアに設定されているナビレディパッケージと同じ
  ナビ装着用スペシャルパッケージが3万円高で設定。リアカメラ、
  オーディオコントロールスイッチ、リアスピーカー、マイクロアンテナが
  セット。これもメーカーオプションのため、指定する必要がある。
・センターコンソールボックス(ハイブリット、1.5Xに標準設定)か
 運転席アームレスト(1.3Lに標準)が標準設定される模様。理由は
 ディーラーオプションのアームレストコンソールの装着不可となったため。
 
 ※補足
  厳密には運転席アームレストが標準搭載している1.3Lは取り外す
  ことで装着可能なので、センターコンソールボックスのほうが確率
  としては高い。ただ別の見方をすればインテリアの紹介文面に
  センターコンソールやステアリングにRSハイブリット専用色
  (ピアノブラック)を使用と記載されている。実はRS同様アーム
  レストはないけど、この色を変えさせたくないために、ディーラー
  オプション設定を外した可能性もある。ただこれだと、オフィシャルな
  選択肢は完全に無くなることになる。さすがに、どちらかを標準化させるはず。
 
 ・クルーズコントロールも標準搭載の模様。
   1.3Lハイブリット、1.5Xには搭載、RSには非搭載な機能だが
   紹介資料にあるインテリア写真を見ると、ハンドル右側の
   ステアリングスイッチ枠にそのボタン類がある。ハンドル右側は
   フイットではクルーズコントロールしか搭載しておらず、左側はオーディオ
   関係で、その写真にもしっかり載っているので、確率論的には高いと思われる。
   (ハイブリット、RSぞれぞれの上位グレードでもあり、また一番高い価格帯
   グレードにもなるため、両方のユーザーを取り込める機能が搭載されて
   いる可能性が高い。)
 
 ・メーターやエアコンのバックライト色は、ブルー。
  ※これもインテリア写真から。RSはオレンジだったがハイブリットと同じに。
 
 ・4WD設定は無し
 ・シートヒーターは、MOPのレザーパッケージを追加すると装着されます。
 ・3スピードモードのボタン類は、フォグライトボタン、ECONボタンより少し
  上の位置に配置。CR-Zはハンドルの右側。ほぼ同じ高いにボタンがあり
  押しやすいかったが下側に配置されるため若干押しにくいかもしれない。
 ・ATのセレクトレバーはRS専用の本革巻き。モードはP、R、N、Dまで。
  RSなどエンジン車にあるSやLは無し。SやLモードの使い方をしたい場合
  は、パドルシフトを使用することに。慣れていない人には使いにくく感じるかも。
 ・価格は、最も安くて196万円。エントリーキーは5万円アップ、など
などなど。既に価格とモデルが決まっているのでディーラーにいけば
商談は可能だが、現時点ではディーラーとの契約は交わせてもホンダ
に対して発注は出来ない(メーカーの発注システムがまだ対応していない)
販売時期から考えて、おそらく来週中(4/23~)には発注ができる可能性
があるので気になっている人はディーラーに相談してみると良いと思う。
 ※追加
   4月末に発注可能になりました。(4月末で申込んだ場合
   工場生産は6月上旬でした。)
なお、今回はフィットRSハイブリットが追加されるだけでなく、RSや1.5X、1.3L、
1.3Lハイブリットもマイナーチェンジされる。法規対応が主らしいが、補助金の影響も
少なからずある気がする・・・。
 ※ 追加。
    -1.3LのLモデルは廃止っぽい。
    -1.5LのXモデルはXHに。ディスチャージヘッドライト、VSA、コンフォート
     ビューが標準に。結果、価格は158万となり、現行の最安価格149.8万
     からアップ。但しディスチャージ付きと比較すると約2万円アップ。
    -1.3Lハイブリットは、現行と同じものは引き続き併売(VSAやコンフォート
     ビュー非搭載)。 スマートセレクションには、電磁式テールゲートオープナーが
     追加される。新たにXHセレクションが追加。VSA、コンフォートビューに加え
     ディスチャージ15インチアルミ、プラズマクラスター、UVカットなどが追加。   
    -雑誌でも取り上げられているShe’sは、1.3Lハイブリット、1.3L Gタイプに設定。
     ボディ色は、このタイプ専用のピンクゴールドメタリックの他、計4色から選択可。
     (通常モデルよりも選べる色は少ない)
     
なお、来年か再来年にはフルモデルチェンジと噂されているため、今回が現行フィット
での最後のマイナーチェンジになると思われる。
今度は、より小排気量化で燃費稼ぐとか、ハイブリットは1.5Lかつデュアルクラッチ
トランスミッション(DCT)搭載など言われている。
  ※追加。
    下記ニュースサイトでは、2014年頃に新エンジン搭載したモデルを投入との話が。
    http://car-research.jp/honda/insight-4.html
燃費を高めたい人にとってはフルモデルチェンジ待ちが望ましいだろうが
走り強化ならばこのモデルは検討の余地があるかと思う。