レーダー探知機ユピテルGWR101sd(A200)を買ってみた(商品レビュー)

101sd

■回避できれば儲けものなお守りみたいな機器

レーダー探知機と言えば、警察のスピード取り締まりを未然に回避できるかもしれないお守りみたいな機器。
意識してスピードだそうと思う方はさておき、実際走っているとその場の流れで法定速度を超えて走行する機会は多々ある。
他人は他人。自分は自分でもあるので、法定速度を維持し続ければということもあるが、しかし閑散とした場所ならまだしも
それなりに交通量がある場所では逆に流れが滞り渋滞を引き起こしているケースも多々。許容する気はないけど、必要悪と言うか流れを乱さず走ることは必要だと思っている。

でも法律としては法定速度を超えれば違反。原則現行犯でしか取り締まれないので、当然測定されて違反なら罰金等払うしかないわけだが、できるものならば回避したい・・・。そんな方たちにレーダー探知機はありがたい存在なのだが、レーダー探知機が万能か?と言えばそんなことは全く無い。実際はオービスは場所が固定化されているから位置を把握できていれば良く、一部ナビではオプションを使えば少なくともオービスの警告につては代替できてしまう。場所が明確でない取締りも速度判定時に光電管というレーダー反応しないものもあるし、レーダー式も当然あるが照射タイミングが数秒とかになっているものも・・・。故に、冒頭に書いたとおり回避できれば儲けものなお守りみたいな機器だったりする。

今まで回避できれば儲けものというレベルで、セルスター製AR-G1Aを使用していたが、最近になって今まで問題なかった取付場所にも関わらず測位がなかなかされない不具合が出始めつつ、設置位置を変えてどうにか改善したものの、今度は電源入り10分程度は動作するもののそれ以降は固まってしまう症状が出たので、もうダメだろうと判断、買いなおしを決意。

■機種選び

どの機種にしようか当然考えた訳だが、AR-G1A購入してから3~4年経っており、いろいろ進歩。捕捉するGPSはグロナスなど複数追加されたし、クルマの車両情報を取得できるOBD2にも対応。どれでも良かったのだが、最新機種であること。1秒間に5回測位可能なこと。自車位置を6日間保持しすばやく測位可能なクイック測位に惹かれユピテル製GWR101sdを購入

余談だが、量販店等ではA200といてうモデルで販売されているが中身は同じ。あえて分けているのは希望小売価格で売りたい量販店にとって、ネットショッピングの格安販売は悩みの種。あえて型番を別にすることで、お客さんからの値引き要求等にも言い逃れできるから・・・・。ということでA200検討もご参考にどうぞ。

■評価は?
使い始めて1週間程度経ちますが、満足度は高い。
レーダー探知機自体の機能は普遍的なので、基本部分は語らないけど、測位もグロナス等追加された分補足しやすくなっているせいか、買って最初に電源いれた段階でもすぐに測位完了とビックリするほど。その後も、ほぼ30秒以内に確実に測位。
さらに、OBD2とも接続したのでGPSの測位情報に加えて、車両からの走行情報も活用できるので現在位置をの精度がより高まっている。実際トンネル内ではGPSが測位できない場所では凄く調歩。首都高速中央環状新宿線のトンネル内LHオービスも、ほぼキッチリ設置位置を案内してくれる。

ただ、残念なこともある。
一つはデータの更新が有料なこと。最初から知って買ってるし、そもそも昔は機器をメーカー送りにしないといけないから半年~1年に1回更新する程度だったので問題はないけど、今まで使っていたセルスターが無料だったので、高く感じてしまう。

二つ目は、OBD2活用によりトンネル内オービスもキッチリ案内してくれる点だが、3月に開業した中央環状品川線はこの製品が1月に販売開始したもので、地図はそれ以前のデータになるため未反映。当然、この区間を走っても地図には無い道なので、変な場所を走行していってしまい、トンネル内LHオービスは警告すらできず。

残念ながら、地図更新が提供されていないので更新すらできないし、仮に更新可能になっても費用は有料なので、その分だけ別途費用がかかることに。(念のためityクラブ加入し、最新のオービスデータ(3/26)を落としましたが残念ながら対応はできず。やはり地図更新が必要)

あの区間だけだから走るとき注意すれば良いだけだけど、どうせなら対応させたいなぁ・・・・。