ドコモ、夏モデルを対象に端末メーカーの開発費支援へ

販売方式変更で急激に端末が売れなくなってしまい、メーカーは悲鳴な状態。
これで在庫抱えたら大変なので奇抜なものは作らなくなるだろうし、売れそうな
もの作ろうとするとオーソドックスなものになって結局他社との差別化もなくなる。
そして、ユーザーも販売方式変更で購入熱が下がっている上に、さして変わらな
ければ別に今すぐ買い替えしたいとも思わなくなる。まぁ、悪いスパイラルになりがち。
当然、なにかしら補填入れるしかないんでしょうね。
日本メーカーが海外進出していて、一定の成功を収めていればまだ吸収する方法も
あったんでしょうけど、日本での販売がほとんどな状況だからなぁ・・・。
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ドコモ、夏モデルを対象に端末メーカーの開発費支援を検討
1月24日11時39分配信 ロイター
[東京 24日 ロイター] NTTドコモ<9437.T>が、携帯電話端末の09年夏モデルを
対象に、端末メーカーの開発費を一部支援する方向で検討している。同社の広報担当者が
24日、明らかにした。
 携帯電話端末の出荷台数は、通信各社による販売方式の変更や不況の影響で急減し
ており、開発・販売から撤退するメーカーも出ている。ドコモは支援を通じ、端末調達価格
の引き下げや、端末の安定供給確保を図る。
 対象とする企業や支援の規模は明らかにしていないが、ドコモ向け端末の出荷台数が
多いNEC<6701.T>と富士通<6702.T>、パナソニック<6752.T>、シャープ<6753.T>の4社を
対象に、総額百数十億円規模になるとみられる。ドコモは過去にも、第三世代(3G)携帯電話
の普及を図るため、端末メーカーの開発費を同じく100億―200億円規模で支援した経緯
があった。
 国内の端末市場は、通信各社による販売方式の変更や景気悪化の影響を受けて急減。
足元では08年4─11月の累計出荷台数が前年同期比24.2%減の2486万台となるなど、
低迷している。一方、端末の高機能化とともに開発費が増加しており、昨春の三菱電機<6503.T>など、端末の開発・販売から撤退や事業を縮小する動きがある。ドコモは、端末
の安定調達を確保するため、秋冬モデル以降の開発費も支援する可能性がある。
最終更新:1月24日11時39分
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