インプレッサスポーツ Active Style レビュー(アイサイトver3活用して長距離移動編)

昨年12月に納車されたインプレッサスポーツActive Style。
レビューは過去2度ほど書かせてもらったが、気が付けば納車されて8ヶ月。この8ヶ月で片道100-150キロ程度の場所までお出かけ等は多々していたが、500キロクラスの長距離走行はまだ出来ておらず。そろそろ長距離走行してみたいと思っていたのと、来月仙台で応援している声優田所あずささんのイベント開催されることから参加券を貰いに行きつつ牛たんでも食ってこようという思いが重なり、日帰りで仙台往復することに。走行距離数は750キロ。1日で750キロも走行となれば疲れも明確に出やすい・・・。と言う事で、実際どうだったのか?を纏めて見ようと思う。

impreza_gp7_sendai ※仙台にて。

■ 行きは一般道+高速。帰りはオール高速。燃費は?
 仙台に行くにあたり、信号も少なくみんな飛ばすと言われている新国道4号線を一度走って見たいと思い、行きは4号線を北上する形で那須高原SAスマートインターまで走行。那須高原SAスマートインターからは東北道を北上し仙台宮城まで流すことに。帰りは仙台南インターから都内まで連続で高速利用で帰ってくることにした。

行きの燃費は、早い時間帯だけあってスムーズに流れ一般道でも燃費は平均16キロとJC08(16.2キロ/L)とほぼイコールの数値を記録。高速に入ってからは多少流れに乗るために速度上げ下げをしたせいか若干燃費は落ちたもののそれでも平均は15.5キロ程度と好成績。帰りはインターに入る前に念のためと10リッターほど給油してしまったので、燃費計算としては適切ではないんだけど、特に渋滞等も無かったので平均16キロ/Lまで回復。普段都内で走らせる分には10キロ/L程度なので、やはり郊外や高速利用の方が燃費は伸びるんだなと。

■全車速対応クルーズコントロールは便利だけど、挙動として不安要素も。

行きは、日が昇り始める前から移動開始。この時間の新4号線は交通量も多くなく法定+10キロ程度で走る一般車もいれば、たびたび車線を変えガンガンに飛ばし場合によっては煽りを入れてくる外車乗りやトラックもいて若干メンドクサイナと思う一方で、ストップアンドゴーが少ない分快適。これなら宇都宮に行くときは新4号で良いかもなぁ・・と思うほど。この区間では度々全車速対応クルーズコントロールを試して見ることにしたがストップアンドゴーが少ないバイパスだけあって設定しておくと実に快適。これならバイパスでも多用しても良いかな?って思ってしまうのだけど、一点挙動としては気になることもあって、結論としてはやっぱり利用はほどほどかな?と。

ちなみに、気になった挙動は以下。

・前走車いる状態で全車速追従クルーズコントロールで走行し、途中で前走車が車線変更し前には車がいない状態でしばらく走行。その後数百メートル先に信号待ちで停車しようとしている車を目視できても、アイサイトは車を一切認識せずそのまま設定速度で走行(設定以下なら加速しだす)。前車と50メートル以下まで近づいても全く認識しない状態が継続。さすがにこれはやばいなと思い自らブレーキを踏んで普通に停止させたけど、おそらくそのまま走行していたら認識しないまま前車に突っ込むか、直前にやっと認識してプリクラッシュブレーキが発動していたのではないか?と。

今まで一般道でも試しに全車速追従クルーズコントロールを試したことはあって前車が車線変更する機会も当然あったけど数十メートル先にいる場合でも認識してくれたし、高速でも前車がいない状態でしばらく走行しその後前車に追いついた時でも普通に認識してくれたのだけど、さすがに今回のようなケースが出たのはビックリ。
(ちなみにこの症状が2回ほど発生)

まぁ自動運転ではありませんし、クルーズ中でも前を向いていつでも操作できるようにしている訳ですから大丈夫ですけど、あまり過信はできないなぁ・・・と再認識。逆にまだまだ先のお話ですけど技術進歩しても本当に自動運転なんて出来るようになるのかな?とふと思ったり。

■ 高速も全車速追従クルーズコントロールで快適走行。

主に矢板まではバイパスだったので快適だったけど、それ以降は一車線が多く速度はノロノロ。交通量も多くストップアンドゴーが多発。もう少し一般道で北上できればと思ったが那須高原SAで断念することに。那須高原からは高速で北上。夏休みシーズンだけあって走行車線も追い越し車線も交通量は多い状況。ここからは全車速追従クルーズコントロールを有効にして、追い越ししたいときはアクセル踏んで設定速度以上で走行し、追い越し終えたら再び走行車線に戻り設定速度で走行を繰り返していたが、アクセルを踏み続けないといけない状況から開放されることは凄く便利。運転していて辛いことと言えば姿勢をあまり変えられないことであり特に足はブレーキ以外は速度維持のためにアクセルに足を乗せておく必要があるから余計。これなら1-2秒でも足を動かせるし便利。また、低価格帯に搭載されている定速クルーズコントロールだと設定した速度で走ってくれるが、前車がいたら自分でスイッチ駆使して前車速度にあわせない限り追いついてしまうため逆に疲れてしまうが全車速追従型ならそれも皆無。かなり楽させてもらった。

また車両剛性がしっかりしているし、シートもしっかり体をホールドしてくれることもあってか高速走行中も疲れ知らず。帰りは仙台から東京までずっと高速走行だったが休憩は1回行った程度。これなら車でもっと長距離走行しても良いな・・・と。スバル自身アメリカ市場売れるためにこのあたりの快適性をしっかり考えているからなんでしょうね。

前回よりは文字多めで恐縮ですが、インプレッサ検討している方のに参考になればこれ幸い。

スキマ埋めクッションを購入【インプレッサスポーツ DIY】

久しぶりにクルマDIYネタ。

センターコンソールとフロントシートの間にある隙間を埋める話。
あの隙間はモノを落としてしまい易いし、ゴミもまたしかり・・・。
ケータイとかならば手を伸ばせば簡単に取れるけど、ドラレコ搭載してからmicroSD差し替え頻度が増していてウッカリあそこにmicroSDを落とすと、取り出すのに格闘する羽目になる。どうにか対策方法ないか?と思い調べて見たら、100円ショップにスキマ埋めクッションなるものが売られていることが判り、セリアへ。

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実際装着した状態がこれ。これならばカード類が落ちる心配はない。クッションにはシートベルトバックルを通すための穴が用意されているのでバックル前後もクッションが覆われている状態になるはよく考えてある。
注意書きではシートポジション変更時には一旦外せと書いてあるけど、クッションがガチガチなほど綿が中に入っている訳ではないので装着状態でシートスライド調整しても動かないとかにはならない。とは言え言われたとおり外すのがベストなんだけど。

お値段は100円ショップ所在なので、100円。運転席、助手席に買って200円なり。凄く地味だけど、落とした経験ある人ならば満足度が高いはず。

1ヶ月点検と一緒にSTI製フレキシブルタワーバーを装着(インプレッサスポーツ Active Style)

納車されて1ヶ月ということで1ヶ月点検を受けにスバルへ。
ちょうどこの日はお客様感謝デーで店内は盛況。

納車されてからの1ヶ月は自身もこのクルマでの運転感覚を慣らしをしつつ、機器類の不具合出しも含めた慣らしとして積極的にクルマ利用。走行距離は800キロほどと少し多めに走ってみたが、一先ず異常らしい部分はなさそう・・・。とは言え、まずは1ヶ月点検としていろいろ見てもらいつつ、オイル交換、そして初売り限定15%割引で注文したフレキシブルタワーバーも装着してもらうことにした。

■改めて、スバルのメンテナンスコストは高い。

オイル交換はメンテナンスパックにも加入していて、1ヶ月目でオイル交換が指定されていることから。(ただオイルは純正AMMIX(鉱物油)だったので差額支払いしモチュール(化学合成油)へアップグレード)
今までも納車1-2ヶ月後には1回目交換していたので、どうぞ!どうぞ!なんだけど、スバル車に乗り換えてから唯一異なるのはディーラーに任せることにしたこと。今までは点検こそディーラーにお願いするもののオイル類はオートバックスに出向き自分で銘柄指定していた。まぁホンダの標準オイルは鉱物油で私が入れたかったのは化学合成油だったというのもあるんだけど、純正にそんなものがなかったからメンテナンスパック等加入したいとも思わなかった。それが今回スバルではメンテナンスパック加入してまでディーラー任せにしたのは2つあり、1つ目はスバル車のエンジンオイル規定量が4.5L程度と他社よりも多くの量を必要とすること。量販で売られているオイル缶といえば4L缶。それでは足りないので1L缶を追加購入しなくてはならない。そうすると単価結構上がってきてしまう。ならば量り売り銘柄を選べばという話だがそれでは好きな銘柄を選びにくい。選べないならディーラーでもいいかなと。(幸い、スバルディーラーには鉱物油の他に、部分合成油や化学合成油も取り扱いがあった)

二つ目はスバルの点検に掛かる料金が他社よりも高めの価格設定になっていること。ホンダや日産だと2Lクラスでも1年点検費用も12000円ぐらい(車両持ちこみで1-2000円安くなる)なのでお手ごろなんだけど、こちらは16000円超え。また半年ごとの点検も必ず受けるようにしている人なので、それら全部足すとスバル車のメンテ費用は他社より負担が大きくなることが判明。一方メンテナンスはパックはオイル交換費用コミで3年間で4万円だったので、これなら加入しちゃったほうが良いか・・・・と。まぁ一先ず3年間はメンテナンスパックの年1回オイル交換と後日契約を考えているスバルカードの年1回オイル交換無料特典をそれぞれ行使して、半年に1回間隔で負担なしでやってもらおうと。

もしスバル車購入検討している方が運よくこれを見てくれたならば、オイル交換付きメンテナンスパックの加入をオススメします。

■フレキシブルタワーバー装着。

さて、今回追加装着するフレキシブルタワーバーは、インプレッサに決める前にレヴォーグ購入を検討していた時から気になっていたパーツで、スバル乗りには結構馴染みのボディ剛性強化させるオプションパーツ。普通のタワーバーと違ってバーの真ん中にボールが入れてあり、単体では「ふにゃふにゃ」なんだけど、いざ装着するとこれが縦方向(上下)の振動はいなしつつ、横方向はバーとして抑えることで剛性がアップし乗り味がより上質になるらしい。実は前車のフィットハイブリットRSは、パフォーマンスロッドという剛性強化するためのパーツが標準で取り付けられていて、それ故にハンドル操作は軽すぎず小刻みなハンドル操作にタイヤが反応しない(ハンドルに遊びが少しある。直進し続ける安定感がある)と良い感じだったので、おそらくインプレッサのタワーバー装着させると似たような効果が得られるだろうと予想し付けてみようと思っていたのだけど、車格も上がるので一先ず標準状態を味わうべく納車段階での装着は様子見にしたのだけど、で実際納車され標準状態で3週間程度乗ってみた感想としては、小刻みなハンドル操作にタイヤが反応してしまうような感じがして、これを緩和できればと思い正月の初売りタイミングで発注。この1ヶ月点検と一緒に装着となった。

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実際に装着してもらったあとの感想ですが・・・・。
実は数キロ程度しか走っていないから何とも言えないけど、ハンドルが重くなったか?と言えばそんなことはない。でも微妙なハンドル操作に反応せず直進性が増したような感じ(良くないけど手放ししてもしっかり直進し続けるような感じ)がしたのと、実際に交差点で右左折した時のハンドル操作が装着前と変わり、ハンドル操作した分だけ曲がってくれる。切りやすくなったような。少なくとも装着前より運転しやすくなったという感じが。いろんな方が言っているように何か変わった感じがしたのは確か。
今後いろいろ走っていくと、より違いを実感できるかも。

さて話は変わり、御客様感謝デーということで純正ドライブレコーダーも割引販売されていた。ドライブレコーダーは唯一欲しいけどまだ導入していない商品。個人的には2015年春販売予定のパイオニアのND-DVR1に期待し販売待っているんだけど、アイサイト搭載車種はオートバックス等で依頼頼もうとしてもアイサイト動作保証できない等の理由で取り付けを断られることが多々あるので、正直諦めて純正にしようと思っていたのだけど、担当営業さんに相談してみたところディーラー経由でパイオニア製品を発注かつ取り付けもしてもらえることが判ったので、これを待つことにした。
ちなみに、販売時期は4月頃になるらしい。早く販売して欲しかったのですが・・・・。




インプレッサスポーツ Active Style(GP7 D型)3週間乗った感想

インプレッサスポーツが納車されてから早3週間。
まだ300キロ超えたぐらいだけど、一先ず1stレビューとして纏めて見る事にした。
これから購入検討している方、既にインプレッサ乗りでD型、ActiveStyleがどんな感じが知りたい方に何らかの情報が提供できれば幸い。

impreza Active style  GP7
※Active Style。大黒PAにて前から撮影。
impreza Active style  GP7
※たまたま来た都内某所スーパーにて、横から撮ってみた

impreza Active style  GP7
※外観の変更箇所はルーフレールやらサイドシルやらいろいろあるけど、前面での大きな変更箇所は、ヘッドライト内部にブラック塗装になったこととフォグランプの上に付けられたL字型のクロームモール。マイナーチェンジ前のC型と比べてもスポーティーさが増した感じがします。

レヴォーグのDopにもあったアクセサリーライナーもDOPとしてありますが、今回はパス。前車フィットハイブリットRSで標準で付いていた時にもあまり好きになれなかったのもあるが、インプレッサのは光る箇所も小さく他車から見た視認性も低そうなので。(価格も高いですしね。)

impreza Active style  GP7
※Active styleで初搭載されたチルトアップ式&スライド式サンルーフ。開放感を味わうならスライドで全開させますが、今は冬なので全開はおあずけ。でも換気目的でチルトさせて使っています。ちなみに換気目的であれば窓をあけるが一般だけど、風きり音があったり、追い風だと強い風が入ってきたりなんてこともあるが、チルドであればそれらが緩和されるので結構使いやすい。実は子供の頃、親が乗っていたクルマにはいつもサンルーフがあってその時は喫煙者として煙逃がしとして使っていたのだが、私自身タバコ吸わないけど換気観点でもこれは十分使える。

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※ルーフレール。個人的にはこれだけは要らないと思っていて、出来ればXVみたく無しモデルが欲しかったが、残念ながらこれ以外の組み合わせがなく、ルーフレール装着を妥協することでサイドシル、ルーフエンドスポイラー、サンルーフやパワーシート等いろいろ付いてくるから仕方がない・・・だったけど、いざ納車されてみると一先ずアクセントにはなってまして悪くないかもという気持ちが。とは言え洗車するときメンドクサイ・・・・。今でもこれなくして価格少しでも抑えて欲しかったな・・・と。

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※ルーフエンドスポイラー。標準+DOPの組み合わせに近い形になりますが、DOPはボティーカラーと同色になるけど、こちらはボディーカラーと黒のツートン仕様。個人的には結構良い感じなデザインです。

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騒音面は高速走行時のロードノイズ等低く抑えられていると思います。ただ気になることも。個人的にはそこそこ大き目の音量で音楽を聴く人なのですが、停車中にその音量のまま外に出たときに聞こえる音漏れ具合は、心なしか前車より大きいような。
前車は楽ナビ(HRZ099 + TS-J1710Aなど)で今回サイバーナビ(ZH0099 + TS-C1720など)と多少装備品の違いはあるけど、基本同じメーカーであり、バッフルも同じもの、静音計画なども流用等使用しているので、やっぱり多少は違うのかも。

ちなみに上の写真は販売前のセールス向けACtiveStyle紹介ページ(なんで写真があるのかは秘密)。ベース車両との違いが書かれていますが、ここでの注目点はベースモデルよりも振動騒音対策をさらに強化しているとアピールしている点。何処が対策されているかは不明ですが恐らく屋根回りかと。ちなみに屋根回りと勝手に予想しているが、別記事でも書いた通り助手席側には、XVハイブリットに装着されていたアンダーカバーが標準で装着済み。少なくともC型までは装着はされていなかったのでD型から付いたものだと思われるけど、これがD型すべてに実装かは不明。

走りについてだが、個人的には今までホンダ・日産のCVTを乗り続けてきたのだけど、他車よりも停止時から加速させる際に回転数が先に上がるような傾向が。ちょっと踏んでも一先ず2000回転まで上がってしまうような感じ。これはSUBARU On-Tubeでモータージャー­ナリスト清水和夫氏によるインプレッションでも先に回転数が上がるというコメントがあったが、まさにその通りだった。(CVTの特性なんだろうけど、他社よりも顕著かも)

1500回転以下での加速は加速感が鈍いに尽きる。でも、1500回転を超えるぐらいからは日常運転に支障がないほど適度な力が加わり走りやすい。スタートダッシュまではいかないが素早く加速を求めない限りは2000回転以下で事足りてしまう。
ちなみに、FB20型のエンジン曲線を見ると、最大4000回転で196N・mを出すが、1500回転以上の段階で150N・m超と最大出力の80%が出ているので、ロングストローク化されたエンジンの強みが発揮されていると言っても良いかもしれませんね。
ちなみに、高速領域についてはまだ慣らし運転中なので4000回転以下に留めているが、加速時は3000回転も出せば十分スピードも出て本線合流も可能。高速走行時も安定感があり安心して乗れる感じ。100km/h程度の巡行時の回転数は1500-1800回転程度。それ以上の速度(120km/h以上)で巡行時も2000回転程度と低めで走れるので燃費にもやさしめ。
さらにD型からはSI-DRIVEが搭載されたがSモードにすると回転数が1000回転程度上がるようになる仕様。この辺はホンダのCVT車かつSモード搭載車種に乗ったことがある人ならばイメージしやすいかも。(単に1000回転程度回転数が上がるだけという点で酷似)個人的にはiモードだけで事足りるけど、もっと力強く加速したいときだけSモードにすれば良いと思う程度。そのぐらいSはあまり使わないかな?(逆にエンジンブレーキの代わりで活用はありかも。シフトにはMモードがあるが、変速はパドルシフトでメンドクサイので。)

ハンドルは前車比較になってしまうけど、少し軽くそしてチョット動かすだけで方向が変わるようになった。前車には標準でパフォーマンスロッドという、STIのフレキシブルタワーバーのような横方向の剛性を高めるものが搭載されていたせいか、ハンドルに重みがあり、また若干の遊びもあったのでこの点は違和感。個人の感覚価値的な部分が強いお話なのであくまで参考に。(もう少しハンドルが重くなることに期待してフレキシブルタワーバー買う予定。)

エンジンやハンドルはさておき、このクルマに乗って感じたこととして、一つは高速走行時の安定感と疲れにくい点。高速の継ぎ目を走るときもマイルドだし、前車と違ってそれなりの速度まで上げていった時もドッシリしている感じがあって運転していて楽。クルマ好きなのでいろいろ遠出もするのですが、車種・走行距離に比例してしっかり疲れが出てくるのですね。なので少しでも疲れにくいというのは結構重要。このあたりはメーカー方針からくる部品選定・開発設計、ボディサイズ等の違いもあるだろうけど、価格帯が違う分の金の掛け方の違いもあるのかな?と。もちろんもっと高価格帯ならもっと上質になるるんでしょうけどもね。

もう一つはクリープ状態での走行が持続する点。もはや何度も言ってることだけど、これ自体は前車ホンダのハイブリットエンジンIMAの問題でもあるんだけど、少しでもバッテリーの充電タイミングを増やすためにアクセルを離した途端(クリープ状態)に回生ブレーキが利き充電が開始される仕様なので、他車と比べてアクセル離してから停止するまでの走行距離は格段に短くなる。次の信号が赤になったからアクセル離して行こうなんて時も、ある程度の距離まではアクセル踏んでおかないといけなかったが、その点こちらは無縁。個人的にはこれが無くなっただけでも買い換えてよかったと思ってしまう部分なんだけど、普通にエンジン車に乗り続けている人から見れば「なんだそれ?」と言われそうだが、動力源を得るためにエンジン車にはない仕組みがあって、それは決して自然とは言いにくい部分もあったりして少なくとも一個人としては結構気になってしまうです。

燃費は、一般道と高速両方利用時で平均10km/L程度。まだ300kmと走行距離が少なく馴染んでいないこと、冬場で暖房付けたりなどいろいろな要因が考えられるけど、もともとJC08モードで16km/Lなので、その約70%が実燃費として考えているので、だいたい想定通り。前車がJC08で22.2km/Lで実燃費平均15.5km/Lだったので、前より燃費は悪いわけだけど代わりに良い部分がたくさん増えたので個人的には良しかな。

さて、スバル車、インプレッサを買った理由の一つでもあるアイサイトだが、こちらは便利すぎるの一言。万が一の回避できる可能性が少しでも上げられるだけでも買う価値はある。さらに日常利用でも全速度対応型クルコンは渋滞中のノロノロ運転でもしっかり対応してくれるので便利。レヴォーク等と違い停止保持機能はないが完全停止しても停止した際にブレーキを踏み、加速支持にスイッチオンだけで再び加速もしてくれるので、これだけでも十分。もちろん停止保持があるほうが良いだろうけど、今のところ無いと使い物にならないなんてことは感じたことはないので問題なし。ちなみに奨励はされていませんが一般道でも使用することは可能。実際に何度か使用してみましたが、結論としてはメーカー発言どおりオススメできないなぁ・・・と。

基本的に全速度対応クルコンは前車に追随して速度を上げ下げしてくれるもの(言葉悪いがコバンザメ走行)この走りは前を走るクルマの運転手の操作によって左右されやすい。交通量が多い町乗り、30-40km/hで走るような低速走行区間は、速度も低いから制動距離も短いし、極端な話ギリギリで急ブレーキ掛けても追突せず止まることも可能な速度域。故にブレーキの掛け方は人にそれぞれ。前の車がかなり早い段階からクリープ走行すれば、リニアに速度落として行くし、(極端な言い方だけど)停止位置まで極力速度落とさず走り、ギリギリのタイミングで強めのブレーキを掛けて止まるようなケースだと、それにつられる形でこちらもブレーキがキツめになる。故に乗っていて快適な時もあれば不快になる時もあるし、自分がブレーキをかけるタイミングと違えば当然違和感を感じてしまう。そもそも利用奨励と想定されている高速道路は100km/hなど速度も速く制動距離も必要になるから運転手自身緊急事態以外で急ブレーキかけることはしないし、出口には100メートル程度の専用帯が用意され、出口から料金所や一般道本線合流まで少し距離があったりと、誰もがある程度距離と時間を掛けながら速度を落としていく。
いざ文章でまとめてみると一般道と高速じゃ明らかに環境が違うし、一般道で奨励しない理由にもうなづける。絶対使っちゃいけない訳ではないけど原則高速利用限定ですね。

グタグタ書きましたが一先ず300km以上走った段階での感想はここまで。
今のところ車に対する不満はほとんどなく満足度が高いぐらい。
今後もそう思い続けられることに期待。

インプレッサスポーツ納車(2.0i EyeSight Active style D型)

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フイットハイブリットRSからインプレッサスポーツへ乗り換えることに。
(もう辞めたいと思っているが)3年で買い換える癖と、長く乗れて走行性高く、安全性もしっかりしたクルマが欲しいと思いはじめ候補探しした結果、コレが最終候補に。

過信はしないが衝突安全性観点を比較対象でいろいろ調べてみるとアイサイトの評価は非常に高く、現実に10月末ちょうど商談開始後に発表されたJNCAP予防安全評価の結果も、最高評価を受賞。(赤外線タイプは、案の定なんちゃって品質だった)

最低でもミリ波タイプと考えていたのでこの段階で候補は絞られてしまうのだけど、他メーカーを見てみると高級車種もしくはプリウス等でも最上級グレードかつオプションてんこ盛りの場合に限定と絞られることからスバル一択な状況に。

※ホンダ好きなのでホンダにしたかったけど、オデッセイの最上位グレードかアコードハイブリットなどに絞られる。商談前にレジェンドからホンダセンシング搭載と発表していたが、高級車なので論外に。JNCAP結果受けてステップワゴンやストリーム後継ジェイドなどに載せると言いはじめましたが、ノウハウの知見が貯まるまでに時間もかかるでしょうし、どちらもフルモデルチェンジで細かな不具合多少発するはずなので、やっぱり除外に。

※契約しちゃった後だけど、クルマ雑誌が自ら同条件で性能評価した企画では、JNCAPでは対象外だったゴルフやBMWなど欧州車よりも性能が良かったことには驚いた(ミリ波用いてるから国内車のミリ波搭載車種と大きな違いはないだろうとは思っていたが、もう少し性能良いと思ってた)

スバル車の中でも、もともとはレヴォーグを検討していたのだがアイサイトver3やデザインに惹かれるものの、金銭面や幅・長さなど車両サイズが車庫とマッチしない理由から断念、どうしようかなと思っていたら、ちょうどインプレッサが年次改良でアイサイトver3に進化。その上内装等も格段に改善されることを営業さんに教えてもらい、こちらを候補に。

考えていたメーカーオプション仕様(2.0i Eyesight + キーレスプッシュスタート + HID +SRSカーテンエアバック)に6万円アップするだけで特別仕様車が買えることも判り、このグレードに決定しつつ二つの県にあるスバルとそれぞれ交渉し価格を抑え11月初めに契約。無事納車に。

■2.0i EyeSight Active style特徴
 2.0i EyeSightと比較するとサイドシルスポイラー、運転席・助手席パワーシート、シフトブーツなどオプションはてんこ盛りなんだけど、実は細かな部分は2.0i-S EyeSightと同じ仕様。(故になぜ2.0i-Sと名乗らなかったのかは不思議)
さておき2.0i-Sにも標準では付かない新たに追加されたオプションは以下

 ・サンルーフ
 ・ルーフレール
 ・リアフォグランプ
 ・HIDロービームランプ ※MOPで追加可能
・キーレスプッシュアクセス(スマートキー) ※MOPで追加可能
 ・SRSサイド・カーテンエアアバック ※MOPで追加可能
 
スペックとしてはアメリカ向けの仕様を特別仕様車として販売する感じ(厳密にはSRFなどは国内向けは搭載されない)。国内モデルで見るとXVに近い。(車高違うぐらいの兄弟車種ですね)
サンルーフはあっても良いが無くても困らないオプション。憧れで欲しいがる人もいるけど、(最近は設定車種少ないけど、あっても)価格高いし付いていることに満足して活用できていない人や、扱いミスして雨漏りとか痛い目にあって次回以降買わない方も多いオプション。個人的にもわざわざ金掛けてまで付けたいとは思わないけど子供の頃、親が乗っていたクルマには必ず付いていてその便利さは十分理解しているのであれば便利だし、当初検討していたモデルに6万円でエアロ仕様(サイドシル)やパワーシートなど2.0i-Sと同じ仕様に引き上げられた上で、サンルーフ付きだからタダで付いてきたようなもので、逆に6万円ケチってこれを選ばない場合に3-5年後に買替えする時にリセール面でもさらに差がつく可能性も。合理的に考えればこれが最良だったりする。(まぁルーフレールはいらないけどね。)

※実は、もう一点ACtive Styleを選んだ理由として、なぜかACtive Styleにのみ個別記載されている「振動・騒音対策強化」。営業向けマニュアルにも、プレスリリースにもあえて記載がされている内容。もともと今回のD型では騒音振動対策として(タイヤ)マットガード上部にインシュレーター追加しているんだけど、これはインプレッサスポーツ2.0L車に適用されること。ならば書く必要もないんだけど、あえて書いているということは恐らく2.0L車よりも追加対策をしている可能性が。装備面で違いがあるのはサンルーフなので、屋根回りに何らかの対策をしている可能性は高そうな予感。(今度スバルに確認してみよう)

実際納車して60-70キロ程度走行してみたが、(フイットハイブリットRSと比べて)高速走行時の継ぎ目の突き上げはマイルドに。100キロ程度で走っている分にはロードノイズなど静粛性も低いぐらい。何よりアイサイトの全車速対応クルーズコントロールは便利でノロノロでもしっかり対応してくれるので長距離走行も楽。(まぁ使いすぎると運転下手になりそうだから利用はほどぼとにするけど)
また加速性能については、ならし運転で高回転は回していないけど1500回転あたりからトルクも強くなり、2000-2500回転少々で事足りてしまう。(感覚的には車重を感じるんだけど、速度はしっかり出ているので、前車の時にはないギャップがあって逆にうっかり加速しすぎになっていないか注意が必要なぐらい)

まだ1日だから今後新しい気づきも出てくるだろうけど、一先ず感想はここまで。
今度は長く乗りたいな・・・