深圳(シンセン)の携帯電話マーケットを見学しに行ってみた

携帯電話マーケットとして香港、台湾、上海、深圳は最低限見ておきたいと考えていたが
今回やっと深圳に行ってくることにした。
場所は、華強北路。最寄は地下鉄華強路駅。
香港からだと、東鉄線の羅湖駅で入国の上、地下鉄1号線で華強路駅下車。
もしくは同じく東鉄線の落馬洲駅から入国し地下鉄4号線にのり、途中で1号線に乗換えし
華強路駅下車。
shinsen0824.jpg
華強路駅を降りて地上に出ると、そこは高層ビル街。
広い道路にその左右には、近代的なビルが立ち並ぶ姿は香港はもちろろん、秋葉原の
電気街とも異なる雰囲気。これらがすべてショップがあると思うだけでびっくりする。。
この華強北路は、PC、携帯、ファッションなど様々なものが扱われているが
携帯電話を扱うところとしては、この街道沿いには4~5つあり、うち大きいところは
3つ程度存在する
shinsen0824_0.jpg
shinsen0824_1.jpg
 ※ 港澳城。 
    ここの一階に携帯電話を扱うお店が多数ある。
    ビル自体が新しいからか、中も明るい雰囲気。しかし、1店舗数坪しかないお店が
    多数ひしめき、携帯電話を販売。。
    この雰囲気すら香港とは異なっている。
shinsen0824_20.jpg
shinsen0824_2.jpg
shinsen0824_3.jpg
shinsen0824_4.jpg
shinsen0824_5.jpg
shinsen0824_6.jpg
二つ目のビル。むしろここか総本山というべきかも。
なかに入ると、一つ目のビルよりも熱気のある光景がそこに・・・・。
ちなみに、その熱気を感じてもらうため今回は動画も撮影してみた。
3つほど用意したのでお楽しみください。
※なお、フロア内は警備がウロウロしていたこともあり、ぶらぶら歩きながらの撮影
  です。詳細があまり見えにくいかと思いますが、また次回行きますのでそれまでの
  お待ちいただければ。。



3つめのビル。こちらは1、2件目のビルに比べたらかなりライト。
こちらも動画を用意しているのでお楽しみください。
shinsen0824_7.jpg

正直、今まで見てきたマーケットに比べると世界がまるで違うというのが感想です。
携帯電話の販売もあれば、パーツも販売していたり、ロック等を解除するお店。
なかにはノキアの電池パックシールをたくさん用意して、ある電池に一枚一枚シールを貼って
いるお店があったりと・・・・。まぁ脱帽。
このお店だけでも2時間程度居ましたが、まだまだ観察してみたいと思ったほど。。
治安があんまり良くはないですが、是非行ってみたいものです。。

中国のアニメファン事情とオタクビジネスの可能性(アジアITビジネス研究会)

※ 自分のためも含めせっかくなので、講演会に参加したレポートも
  今後アップしていくことにした。
日程: 7/3 
【主催】: アジアITビジネス研究会
【テーマ】: 中国のアニメファン事情とオタクビジネスの可能性
【講演者】: 株式会社ウォーターオリオン 代表取締役 福島央俐音氏
ブログ「日中文化交流」/オタ活動主宰 百元籠羊氏
オフィス春堂 代表 柿崎俊道氏
【アジェンダ】:
・中国の日本アニメファン事情(日本アニメに対する感情、性別・世代ごとの嗜好性
  消費スタイル、海賊版への意識の移り変わりなど)
 ・北京で開催された声優イベントの模様(写真、映像を交えて)
 ・中国の日本アニメファンをターゲットとする今後のビジネスの可能性
【内容】
■中国の日本アニメファンをターゲットとする今後のビジネスの可能性(福島氏)
  ・中国でビジネスする上での解決すべきポイント
   1、版権問題。
     企画・ユーザー双方の著作権への意識が低く、承諾無く映像放映・紙掲載
     参加者がイベントを録音することの懸念を挙げた
   2、声優業界の現状と中国側のやりとりでの曖昧さの調整
     ・番組改編時期では、キャスト全員が参加できる収録日を決めため複数の日程が
      キープされてしまう。また、プロダクション所属する声優さんはプロダクションの営業
      活動により、本人の知らぬ間に日程キープ等されているケースもあるため、漠然と
      した日程では、抑えることが厳しい。
     ・声優さんのギャラも高騰傾向。都内で人気声優がイベントする際のギャラは2ケタ台。
      海外ともなれば、その分だけ増加する。一方で、中国側の収入レベルを見れば
      この金額は高い部類になるため、本当に出せるのか?という問題もある。
      (当然、声優さんのスケジュール抑えてしまってからキャンセルはプロダクション側も
       嫌がるので、この辺は先にギャラを徴収し、プロダクション側にも全額支払いを提示
       するなどしっかりとした対応が必要)
     ・中国側とのやりとりの中で、当初依頼があったときと話が変わることが多い。
       日程や会場変更・収容人数の変更、声優への依頼事項、通訳者問題、先のギャラ
       についても。
     
     → すべて、十分な話し合いが必要かつ相手に理解してもらうこと重要。
  ・ビジネスの可能性
    ・現地吹き替え版より原版(日本版)で視聴したがるユーザーが多く、そのために
      日本語を学ぶものや、声優にあこがれて日本の声優学校にくるユーザーも。
      受講者数は15名あたり1名の割合。
    ・声優に憧れる人は多いので、以下のような点がビジネスとして成り立つと発言
      1、声優体験
      2、声優のトークイベント
      3、現地向けのオリジナルコンテンツに声優のボイスをつけ配信
    ・あと、BLモノはあちらでも大人気
   
■中国の日本アニメファン事情(百元氏)  
  1、アニメ・漫画ファンの日本に対する感情
    ・日本発のコンテンツは大好き。
    ・日本の文化、日本語を学ぶことに関心があり、きっかけは漫画・アニメになっている
    ・90年代の愛国主義教育で反日感情を強く持つため日本に対する理屈ではなく
      感情的なものを持っているものの、日本の国・人と日本のコンテンツを区別して
      考えることができる。(だから日本のアニメを求める)
  2、中国における日本のアニメ・漫画ファンの世代別傾向
    ・80年代以前、80年代前半、後半そして90年代以降とおおきく4つの世代に大別。
    ・この中でも80年代前半・後半の世代が一番熱心とされている。
    ・背景には、、一番娯楽に飢えていた世代であり、テレビに加え海賊版・P2Pに
      接しやすい時にいたこと。なお、90年代層は好きだけど娯楽が80年代よりも
      増えたため、一番好きまでいかない。
  3、男女別のファンの傾向  
    ・男性は広く浅く情報を求め、新しいものを欲しがる。そのため日本サイトもWatchする。
    ・女性は狭く深く。特定コンテンツ・ジャンルに長くハマり、グッズなども積極的と日本の
     ヲタクに近い。グッズを揃えることもあり、海賊盤にも比較的手を出す
    ・創作活動は男性よりの女性ユーザーが多い(過去、広州でイベント時のアンケートでは
      80%が女性だったらしい)
  4、中国での日本アニメ・漫画ファンが抱く中国国産アニメに対する思い
    ・中国の国産コンテンツは基本的に子供向けと捉えており、もろ足りなさを感じている
     背景には、中国政府のねらい(役に立つもの)とユーザーのニーズ(面白いもの)
にギャップがある。
    ・日本作品に馴染んだ人の中には、中国国産コンテンツを(子供向けということで)軽蔑
      している人もいる。これは彼らが接してきた漫画・アニメなどのオタク文化を自分たち
      のカルチャーとして考えており、子供向け作品も一括りされてしまうことに拒否感を
      もっている
  5、海賊盤への意識
    ・全般的に、あって当然、使って当然という意識があるが、昔に比べれば変化が出てきた
    ・ネット普及で日本との交流も増え、日本のファンの海賊盤に対する認識(海賊盤を見る
     人はファンとは呼ばないという意識)に困惑。また創作活動が広まり、海賊盤によって
     作者に与える影響を実感するケースも増加。(過去に中国で作品発表したら、即座に
     流れ、それを見た作者が絶縁宣言したことがあり、現地ファンは困ってしまった)
    ・また彼らのファン・オタクに対するステータスとして他人との差別化としてオリジナル
     コンテンツ(日本版)を入手する傾向も出てきた。
   
  6、質疑応答で出た追加コメント
   ・中国のファンがコンテンツに掛ける金額は、大学生の小遣いを考えると月100~200元
     イベントでは500~600元使うケースもある。ちなみに、グッツでは100元以下は割安
     と感じ、400元以上は大きな買い物と感じる
   ・反日感情を持っていることを踏まえ気をつけるべきこととして、中国の文化をテーマに
    した作品は中国側からイベントで出さないよう要請されるケースもあり避けるべき。
    過去には光栄・G-modeが三国志の商標等で抗議活動に発展したケースも
    (特にG-modeは酷かったらしい)
   ・中国における、アニメ好きの人へ対する他人が抱くイメージは、そもそも若い人の共通
     カルチャーとなっており、本人自ら公言するほどで、日本のような変なイメージは無し
   ・日本と中国のオタクの定義(知識レベルなど)は、日本が作品へのこだわりなどを重きに
     置くが中国では業界の最新情報の量を多くもっていることがヲタクとされている
     この定義では日本と中国に差がある
   ・女性声優の海外での需要について、台湾を例に挙げ女性かつ歌が歌えることを
     求める傾向がある。一方アイドル声優については、海外にその情報が流れにくい
     らしく。人気度が読みにくいとのこと。
   ・中国で始まったフィルタリングによるアニメなどへの影響については、エロモノは規制
     対象になる。しかし、これよりもバイオレンスモノ(ウルトラマン・ワンピースなど)や
     ホラーなどのグロ系りの方がもっと深刻。ちなみに、BLについては、日本では女性
     ものとして比較的審査が甘く、キワドイ作品が多いが中国では人気が出ているが
     今回の対象からは除外されている。しかし、この人気度合いによっては規制対象
     となることも。
   ・著作権に対する意識は、男女によって若干異なる。男性は意識が高まっているが
     女性についてはリアルのグループ内でのやりとりが多いらしく、また深く狭く求める
     ことももあって、作品の質より舐める(ある作品をすべて網羅する)方に重きを置くため
     

中国 広東省で携帯電話が爆発 

にわかに信じられないことですが、爆発して亡くなられたようです。
ご冥福をお祈りします。
それにしても電話機や電池はやっぱり山寨モノだったのだろうか。
コピーするのはどうかと思うけど、自分の好きなように機能を搭載できる
自作パソコンのようなケータイというのは個人的にはもっと普及して欲しいと
思うところ。しかし、こういうのがあると流れが止まる可能性もあるので
ちょっと気になるところ。。
それにしても、品質という点ではやはり中国はまだまだですね。
商品しかり、これしかり。
——————————————————————–
胸ポケットの「携帯電話」爆発、20歳男性が死亡―広東
【社会ニュース】 【この記事に対するコメント】 Y! 2009/01/31(土) 09:39
  広東省広州市越秀区のパソコン販売店内で30日午後7時半ごろ、20歳男性が
左胸のポケットに入れていた携帯電話が爆発した。男性は頸からの出血がひどく
死亡した。広州日報が伝えた。
  隣にあるコンビニエンス・ストアの店員によると、午後7時半ごろ壁を通じて
「バン」という大きな音が聞こえた。パソコン店から店員が飛び出して助けを求めた
ので、駆け付けると同店の入口近くで男性ひとりが血まみれで倒れていた。
  倒れていた男性は同市外の出身で20歳。パソコン店での勤務中で胸ポケットに
入れていた携帯電話が爆発したという。知人によると、男性は最近、携帯電話の
電池を交換した。携帯電話や電池のメーカーは分かっていない。
  駆け付けた医師によると、男性は現場で死亡が確認された。警察は、爆発の
原因などを調べている。
  中国ではたびたび、携帯電話の爆発事故が発生している。非正規品の携帯電話
や電池が出回っていることも、爆発の危険性を増しているとの指摘がある。特に有名
ブランドの類似商品は「山寨機」と呼ばれ、安価なことで人気が出た。電池容量が
正規品より大きいことも「セールス・ポイント」になっているが、「安全性を無視している
ためで、爆発などのリスクは大きい。事故があった場合にもメーカーが摘発逃れのた
めに所在地を隠して出荷している場合が多いので、責任追及が困難」とされている。
(編集担当:如月隼人)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0131&f=national_0131_002.shtml

今後のストライキは欠航より着陸拒否? 中国東方航空の17便がUターン

会社に与える損害という点では、かなり効果的ですね。
ストライキに突入したら、せいぜいユーザーへの振り替え輸送等の補償程度ですが
これだと、ご丁寧に遊覧飛行してくるので、燃料費等の運行コストが発生や一旦は
目的地に行くので顧客の時間もしっかり奪う分、顧客満足度は低下するし乗り継ぎ客
や時間帯によっては、ホテル代等の補償も上乗せされ、その対応するための人員コストも
発生。
しかも、一見ユーザーに露骨に見せないところが、またなんとも・・・・。
でも、これやられるぐらいなら欠航してくれたほうが、時間もつぶされず、あきらめもついて
良いですけどもね。
——————————————————————————
待遇不満で着陸拒否? 中国東方航空の17便がなんと!Uターン
2008.4.2 21:28
2日付の上海紙、新聞晨報や中国誌「財経」(電子版)によると、中国東方航空の
旅客機計17便が3月31日と翌1日、雲南省昆明の空港を出発後、目的地上空
まで飛びながら着陸せず昆明に引き返したことが分かった。
 東方航空側は天候不順を理由にしたが、ある機長は同紙に「待遇改善を
勝ち取るためだった」と述べた。待遇に不満を持つパイロットらがストライキの
代わりに「着陸拒否」という抗議行動に出た可能性がありそうだ。
 3月21日、昆明から雲南省の大理や麗江などに向かう東方航空機計14便が
相次いで昆明にUターン。
 今月1日にも計3便が同じ行動を取った。ある乗客によると、同じ目的地に
向かったほかの航空会社の便は正常に着陸していた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080402/chn0804022125003-n1.htm
——————————————————————————

北京空港で旅客機の前輪が突然収納

車輪格納するのは飛行中のみのはずだが、どういう訳か
空港で突然格納されてしまったようだ。
出発直前とのことで、もしボーディング中だったとしたら突然機材が前屈み
になり、ブリッジとも分断された訳で正直ぞっとする。
——————————-
旅客機の前輪が突然収納=2人負傷-中国・北京空港
7月2日0時0分配信 時事通信
 【北京1日時事】新華社電(英文版)によると、1日午後5時15分(日本時間
同6時15分)ごろ、北京首都国際空港(北京市)で、ボーイング767型機の前輪
が突然収納され、機首が接地し、2人が軽傷を負った。
 事故を起こしたのは中国国際航空の北京-ドバイ便。乗客は148人で、事故は
出発する直前に発生した。負傷したのは、乗員1人、乗客1人でいずれも中国人。
中国航空当局が原因を調査している。 
最終更新:7月2日0時0分
ソース元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070701-00000109-jij-int
——————————-