ソフトバンクから販売されたTHURAYA 201THを買ってみた

衛星携帯買っちゃいました。
ネタで・・・・。(汗)
いや安かったんで・・・。(汗)
端末価格たった6万円。維持費も月々2500円だったので・・。(大汗)
201th.jpg
震災により被災地では、携帯電話ネットワークも津波で流され寸断。
多数のケータイキャリアの方々が直接被災地に出向いて復旧活動に勤しんで
いましたが、この時役立ったのは衛星回線。
テレビ報道では記者が衛星電話が使われていたケースや、公的機関にNTTが
衛星ケータイを貸し出したとか見受けられましたが、実際ケータイのネットワーク復旧に
あたって肝心な固定インフラ(光回線やメタル線)も基地局間で使われるマイクロ波通信も
基地局が倒壊で使えず。エントランス回線として衛星が使われたケースは多く、実は
被災地の通信手段は衛星によって支えられていたと言っても過言ではないと思っています。
(さすがに最近は少しずつ固定インフラへ戻しているとは思いますが)
災害は頻発するものではありませんが、直接衛星と通信させてしまう衛星通信は
いろいろ制限もあるものの結構便利なものだったりします。
しかしインフラとしては使われるケースは多いものの、ユーザーが使う電話としては
未だ認知度は低いまま。それもそのはず、ドコモやKDDIも取り扱ってはいるものの
法人向けサポセンで取り扱っているだけ。(個人でも買える)
しかも端末価格は安くて9~10万円と高い。基本料も通信料も高い・・・。
そりゃ売れないのも当然だったりします。
ドコモやKDDIが2つ以上の衛星サービスを提供している中で、唯一取り扱って
いなかったのがソフトバンク。
そのソフトバンクもやっと重い腰を上げ投入してきました。
それがTHURAYA 201TH。
冒頭にも書きましたが、端末価格は62500円と、他社(IsatPhone Pro)より3万円程度
安く、基本料は2年契約ならば5000円と他社と代わらないが1000円分の無料通話と
端末購入時に毎月割が付く。(2600円の24か月分で62400円。基本料に充当可。
端末代金は実質無料です)
端末を一括で買えば、基本料は2500円~。
この金額なら悪くないと思い、つい買ってしまいました・・・・。
ただ価格が安いからだけでなく、実はTHURAYA網が使えるというのが個人的に
購入した最もな動機。
ドコモはWIDESTAR (NTTが打ち上げた衛星N-STAR使用) 、IsatPhone Pro
(インマルサット)、KDDIはイリジウムとIsatPhone Proしか扱っておらず、THURAYA
を提供しているのはデジコムさんなどの一部国内代理店だけ。
いざ注文するにも・・・な部分も多い。やっとキャリアとして出したことが買いやすく
なった訳です。
とりあえず2年間はいろいろ活用してみようと。
ちなみに、THURAYAのエリアはインマルサットなどと比較すると限定されます。
具体的には、北米・中南米が使用できず。
これは打ち上げている衛星が少なく、該当エリアをカバーできていないため。
北米方面の出張でお供させたい方には使えないことになりますが、そもそも持ち出し
する時にいろいろ面倒なケースもあるのであまり持ち出したくはないですが・・・。