開通直後の首都高速中央環状線を走ってきた

22日16時。首都高中央環状新宿線 熊野町JCT~西新宿JCT間が開通。
先日、トンネルウォークイベントでトンネル内を見学したが、やはり車で走って
みなくてはと思い、開通直後である22日17時頃に走行してきた。
しかし、こんな考えをする人は多かったようで、各JCT付近では渋滞
全区間スムーズに走行とはいかなかった。
ちなみに、トンネル内には両方向にオービスが存在。環状線にある2車線対応型
ではなく、普通のLHタイプがトンネル上部に設置されている。
これがまたコンパクト故にトンネル内の機器と意外に同化しており、しかもオービスが
あることを示す最後の警告板(K板)からカメラまで結構距離があり、カメラ直前に
速度を判別し速度超過!等の表示をしてくれる警告表示もないため、うっかりしていると
撮影されてしまいそうになるほど。
走る人は、気をつけてください。
※ さっそく撮影されているかたがいるので、ご紹介します。
 外回り 西新宿JCT→熊野町JCT

 内回り 熊野町JCT→西新宿JCT

首都高中央環状線トンネルウォークへ行ってきた

12/20に新規開業する首都高速の中央環状新宿線。
このルートを歩くことができるというイベントが12/8開催されたので、行ってきた。
そもそも中央環状線は、湾岸線の葛西JCTと大井JCTを放射線上に結ぶという計画
だが、実際は用地買収等もあり1987年に葛西(湾岸線)~堀切(6号線向島線)が繋がって
以降、長年路線が延びることが無かったのだが、2002年に江北(S1川口線)~板橋(5号池袋線)
まで開業、そして今回熊野町(5号線)~西新宿(4号線)まで開業することになった。
ちなみに、2年後には西新宿~渋谷(大橋)も開業予定。
現状、埼玉、東京、千葉、神奈川等各方面から来る車が他エリアに行くには、すべて
都心環状線を通らないと行けなかったため、都心環状線へ向かう交通量が激増、慢性的な
交通渋滞を引き起こしていたことから、山手線外側に環状線を作り、各方面から他エリアへ
行く車をここで対処することで、首都高速全体の渋滞緩和を図ろうとしており、今回の開業では
主に4号線の渋滞が大幅に緩和されると言われている。
余談はさておき、今回会場になった西池袋入り口へ。
c2_walkroot.jpg 
ちなみに、今回応募したのは池袋会場。中野会場でも実施していました。
c2_walk1.jpg ※ 料金所。ETCで通るとものの数秒で通過してしまうところですが
今日は歩いて通る分、いろいろと見ることができました。
c2_walk2.jpg※西池袋出入口から本線へ入るためのトンネル。結構な急勾配です。
c2_walk3.jpg ※ 新宿方面本線合流後、新宿方面を撮影。どうやらこの先には
オービスがあるようです。おそらくトンネル内にあるのは始めてのような気がします。
きっと2線対応のLHシステムあたりが待ち構えていそうな感じがします。
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※ なかなか見られない非常口。
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※ 非常口の中は、単に階段しかありませんが、そもそもここを見ること自体が無いので
新鮮。
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※ 池袋方面本線。シールド工法で掘られたルートが続きます。写真で見ても判るとおり
路肩部分の道幅がほとんどありません。故に、車が故障とかすると実質的には道を塞ぐ
ことになるため、渋滞になること間違いなし。そもそも、アップダウンもそれなりにあるので
下手すれば追突されかねない。
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※ 消防施設。あまりお目にかかれないですが、消火器と消化ホースがあるようです
c2_walk9.jpg
※ 退避スペース。高速道路の路肩ぐらいのスペースがやっと確保されています。
環状8号線(環八)の井草トンネルのようなしっかりとした退避帯があることが望ましい
のですが、用地買収等の関係もあってままならなかったようですね。
c2_walk7.jpg
※ トンネル区間を抜け、5号線への合流へ。ここで2車線あった道もここで1車線に。
だいたい2キロ程度の散策でしたが、火災報知機、給排気口、ケータイのアンテナ等
普段見られないものをしっかり見られたのはうれしいものです。というか、もう歩くことは
できませんので・・・・・。
それにしてもルートはアップダウン、カーブが多いこと。カーブは緩やかだが、トンネル故に
見通しが悪い。またアップダウンは、意識していないと知らぬ間に速度を落ちてしまう。
そしておまけにオービスも。自然渋滞を引き起こしそうな箇所が多いので、注意が必要です。
また、5号熊野町JCT~板橋JCT間は、6号線小菅JCT~堀切JCT同様合流方法が面倒。
少なからず、5号線はそれなりに慢性的渋滞を引き起こしそうな気もします。
皆さんも、通る際はご注意を。