さよならツーカーセルラー

2008年3月31日で、サービス終了となるツーカー。
あと、終了まで3ヶ月ほどしかないのだが、12月時点でまだ35万契約あり
ツーカー契約者にはauへの巻き取りが行われている。
かくいう自分も、アステル関西のまっTELサービス終了に伴う移行措置で
数回線ほどツーカー関西のプリケーにしたことから、いまだ回線を保有している状態。
purike.jpg
 ※ユーザー登録等はしているものの、一度もチャージせず保管していた。
いつもなら、サービス終了まで楽しんでのち切り替えと行くのだが、今回は
難しいようで、ならばとっとと済ませてしまえ!!と言う事で切り替えることに決定
仕事の休憩時間を活用して、auショップへ。
さて、現在のツーカーからauへ切り替えるための巻き取り施策は
 ・プリペイドへの移行
    プリペイド端末の無償提供、チャージ分の金額を移行、プリペイドカード5000円など。
  
  ・通常契約
    ・フルサポート選択
      INFOBAR2以外の最新端末も無料(但し、2年以内に解約すると違約金)
      チャージ分の金額移行、基本料3150円引きなど。
    ・シンプルプラン選択
      CDMA 1X端末が無償提供、チャージ分の金額移行、基本料3150円引きなど。
普通に考えれば通常契約にして最新端末をチョイスするところだが、すでに一回線を保有
しており最新機能が使える状態にしているので、嬉しくない。 
また、最近のauのやる気のなさ、そして買い方セレクトのしくみ自体があまりにも
ユーザーを馬鹿にしすぎな内容であり、これ以上縛られるのは御免な心境。
手堅く、プリペイドに変えることも考えたが、個人的には面白みに欠ける。
ちょっと考えて出した結論が、あえてシンプルプランに契約にするというもの。
シンプルプランは最初に端末をauのインセなしで購入するか、フルサポートで2年以降
使うことで、やっと切り替えできるぐらい制約が高い。また、プラン自体も月10分以内とか
でなければ持つ意味もないほど、しょぼすぎるプラン。
こんなプランにしたいがために、何万もの電話機代金を払うのはまっぴらごめんだが
移行に伴い電話機代金はauが負担してくれることで、自己負担なくシンプルプランを
持つことができるのは、逆にうまみがあり、仮に不要になっても遠慮なく解約もできる。
ということを事前に考えていたため、来店早々にシンプルプラン選択での切り替えを
依頼。当初、京セラの端末(A5528K)しか在庫がないとのことだったが、その後
一台だけグローバルパスポート対応端末(A5527SA)があるとのことで、むしろ
海外におけるCDMA対応エリアのチェックにもってこいということで、そちらを
チョイスすることにした。
必要事項を記入したのち、15分程度で手続き完了。
最近加入者減っているせいか、あまりの速さに驚いてしまった。
a5527sa.jpg

ドコモPHSがサービス終了

1995年7月に北海道と東京でサービスインしたドコモのPHS(前身は、NTTパーソナル)
が、1月7日 24時を以ってサービス終了となった。
当時のケータイ電話は基本料、通話料も高く、なかなか手を出しにくいモノであったが
PHSの登場はそれらを払拭するほどのポテンシャルがあった。しかし、エリアの構築が
十分でなかったことや、ケータイ各社による度重なる料金値下げにより、ケータイに奪われ
衰退。今回、ドコモがサービスを終了することで、当時3社参入したPHSサービスは
Willcom(前身DDIポケット)を残すのみとなってしまった。
※ 正確には、関西地区のケイ・オプティコムがeo64でデータ通信として提供して
   いるので、2社存続している。
もともと、この分野にハマるきっかけをくれたのはほかならぬPHS。
特にNTTパーソナルは長年使ってきたこともあり、感傷深いものがあり
正直、サービスが無くなってしまったことは残念でならないが、サービスイン当時のCM
にあったキャッチフレーズ「みんなを電話にする」(この時、とんねるずが出演していた)は
まさに今のその状況。
間違いなく一定の貢献はしてくれたPHSに、感謝をしたい。