ルータ2000台が、なんと3秒でダウン NTT フレッツ網の大規模障害

昨年起きた「ひかり電話」の障害に続く大規模な障害が発生。今度は、フレッツ網そのものがダウンし、ネット接続はもちろんその上で提供している「ひかり電話」も利用できなくなった。なにより凄いのは、たった1台のルータ障害が2000台ものルーターに影響を与え、さらにものの3秒でダウンしてしまったこと。複雑な仕組みが活用されている故に仕方ないという言い方もあるがいくら固定電話の品質ではないと告知はされているものの、未だ固定電話の代替サービスとして相応しい品質を確保しきれていない感じがしてならない。既に携帯電話がメインな人には、気にならないという部分かもしれないがそもそも家の電話に求められる品質は、警察・消防等に繋がるライフライン的な位置付けであり有線接続な分、携帯電話以上に繋がることが要求されている。もし、この間に不通となり、火災、急病が発生、通報したくても電話が繋がらず、通報が遅れるモノなら一大事である。かくいう私は、以前ひかり電話の障害を機に、品質の低さと再び起きるであろうという勝手な予測で解約したのだが、この様子ではまだまだ成熟するまでは乗換するに値しないように思えてならない。NTTさん、頑張って品質向上を目指してもらいたい。
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NTT東日本のネット接続サービス「フレッツ」と、IP電話「ひかり電話」
が5月15日夕から7時間にわたって一部で利用できない状態になった
問題について、同社は16日午後に会見を開いて詳細を説明し、謝罪した。
 障害の原因はルータの処理能力オーバー。都内にある1台のルータの
障害が、同社管内の約4000台のルータに3秒間で伝わり、うち約2000台
が機能を停止。北海道、宮城県、群馬県など14都道府県で一斉に障害が
起き、ひかり電話は「119番」「110番」など緊急電話も使えなくなった。
(以下、略)
ソース元 : http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/16/news091.html
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