久しぶりに、ニッカウヰスキー余市蒸留所へ行ってきた(2015/5原酒販売状況)

と言ってもブログに書かなかっただけで、昨年10月に長年通わせてもらった南小樽の鷹寿司さんが閉店することになったので、その食べ納めとセットで行ってるのですが・・・。(汗)

さて、ここ数年ウイスキーブームが持続してまして今年の春までは朝ドラ「マッサン」の影響でより拍車がかかった感も。故にウイスキーを飲み始める方々も増えたようで、サントリーは数年前にお酒が足りなくなり・・・となりましたが、ニッカウヰスキーも昨年ぐらいからお酒が足りないという話がチラホラと。当然一般市場向けが品薄なんですから、余市蒸留所で売られている限定原酒もまたしかり。余市蒸留所の限定といえば、シングルバレル(一本樽だけ)の原酒が売られていて、かれこれ12-3年前から年に1-2回行っては10年ものを良く買って帰ったものです。(10年が価格手頃で味も若々しい=刺々しさが取れて良い感じなんですよね。もちろん15年、20年になると味はさらに良くなりますが、値段も高くなるので)

当然、今まで定期的に通って買っていたのですが、昨年から徐々にシングルバレルが無くなるという話が出始め、徐々にお手頃な10年ものが姿を消し、前回(昨年10月)に言ったときには販売終了に。かろうじて残っていた20年もの数本とまだ若々しい5年もの1本買って帰ったのですが、それもその後無くなってしまいシングルバレルは買えない状況になり、現在は余市蒸留所の複数の樽からブレンドしたシングルモルトのみに。お酒を10-15年寝かしてますから樽詰めした時(=10-15年前)にここまで増えるとは予想していない訳ですから、ブームが下火にならない限りは今後も長らく需要と供給が追いつかないことに・・・。まだ備蓄しているとは言えシングルバレルが買えるまでは、気楽に飲むとはいかない感じです。(現時点ではニッカは増産予定はないようですね。まぁ10-15年後に需要がどうなるか判らないから増やしようがないですもんね。)

若いうちから長年シングルバレルを飲み続けてきた者としては、しばらく手に入らないのが残念ですが、定期的に通ってあれば買うとしてそれまでは単一蒸留所モノを味わいたいな・・・と思い、購入のためだけに余市へ行き、大量に買い込んで帰ってきた。

yoichi_nikka

でも、このシングルカスクもその内販売停止になりそうな予感も。ビックリするぐらい工場見学している方々がいるし、皆さんたくさん買われてますので・・・。これがなくなると、宮城峡と余市のブレンド品になってしまうのだろうか・・・・。うーん、人気が出るのは嬉しいけど変えなくなるのは困る・・・。