関西国際空港 完全24時間運用へ

開港当時から24時間運用と言われていたものの、滑走路が1本しかないため完全24時間になっていなかったが、今回やっと2本目ができたことで、正真正銘24時間運用空港になった。
これで、アジアの各地で行われているハブ空港化に名乗りを上げることも可能とはなったものの、国内だけで考えると大阪地域には関空に加え伊丹、神戸空港と3空港あり、いささか供給過剰感があるし、関西空港と言えば負債も多い。
国際線があるとは言え、国内ネットワークとの接続がなければ、国際線の利用も伸び悩んでしまうわけで、赤字となれば最悪税金で補填されること
になる。せっかく作ってしまったので、こうなれば是非結果となるよう頑張ってもらいたいものです
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関西国際空港:第2滑走路オープン 初の24時間運用
関西国際空港の第2滑走路(4000メートル)が2日、オープンする。
これまでは第1滑走路(3500メートル)だけを使用していたため、週3回深夜に一時閉鎖されていたが、2本の滑走路を併用することで、国内で初めて24時間運用可能な国際空港となる。オープンを控えた1日には新滑走路の清掃や誘導路灯火の最終チェックなどが行われ、準備作業が続いた。 第2滑走路がある2期島は、約9000億円をかけて造成された。第2滑走路の運用開始によって、メンテナンスのため週3回閉鎖しなければならなかった問題点が解消。管制システムが整う10月から、完全24時間運用の国際空港となる。
 1時間当たりの発着枠は現在の30回から40回へと増加。中国を中心としたアジア便貨物便数が好調なことから、国際貨物拠点(ハブ)空港としての成長が期待される。
 旅客ターミナルには、既にオープンを祝う垂れ幕が下がり、祝賀ムードが漂う。オープン前日の1日には、第2滑走路と平行誘導路上に張られていた誤着陸を防ぐための計18カ所の「×印」の進入禁止標識や、1期島と2期島を結ぶ連絡誘導路の禁止標識の撤去作業などが行われた。 2日は午前6時から、2期島で記念式典を行い、同6時15分にバンコクからの日本航空728便が着陸。出発1番機は午前10時35分発の中国・杭州行き全日空951便。午前中には貨物便も2便発着し、それぞれセレモニーを行う。【江畑佳明】
毎日新聞 2007年8月1日 20時55分 (最終更新時間 8月1日 21時05分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070802k0000m040123000c.html
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