かつて大量生産等でもてはやされた中国。しかし、品質の悪さや年々上昇する賃金面で、次にもてはやされているのがインド。インドの教育制度もしっかりしていて、かなり優秀な人材が揃っている上賃金も安め。日本企業がこぞって進出するのも頷ける。そんななかJAL、ANAがインド線の拡充をし始めたのだが、驚きなのがANA。ANAは、6年ぶりに成田~ムンバイ線を就航させるが、この便がすべてビジネスクラス。しかも席数は36席。機材はB737-700をすべてビジネスにしてしまうところが凄いところだが、本当に利用する奴は多いのか?という疑問が沸く。ちなみに、ビジネス割引で安くて43万円。おそらく、他の会社等でエコノミーとかで行けば、10万円程度で行けそうな気がする会社だって、部長とうの待遇者は別としてタダの平社員等にビジネスは乗せないだろうと思うと、大丈夫なのか?と気になってしまうなにはともあれ就航は9月1日から。最初の数ヶ月でどのような結果となる楽しみだったりする
——————————————————
もうかる?インド路線 日航・全日空、ビジネス客増加で火花
8月6日12時38分配信 産経新聞
航空各社がインド路線に力を入れ始めた。日系企業の進出に伴いビジネス客が急増していることが背景にある。日本航空は現在週4便運行している成田-デリー線を10月末から週7便に増便。全日本空輸は6年ぶりに運航を再開する成田-ムンバイ線に専用の小型機を投入しともに高単価のビジネス客を取り込もうとしている。両社はインド国内の他都市にも路線を広げていく考えで、インド線をめぐる航空各社の“空中戦”は激しさを増しそうだ。
日航は10月1日から週4便運航している成田-デリー線を5便に増やす予定だったが、出張などでインドに向かうビジネス客の需要拡大を受け10月28日からは週7便に増便する。 一方、全日空は9月1日から全36席がビジネスクラスという小型ジェット機を導入し、成田~インド・ムンバイ線の運航を6年ぶりに再開する。さらに、シンガポール航空との共同運航を拡大し、シンガポール経由のムンバイ線、デリー線、チェンナイ線、バンガロール線を加えた。 両社はサービスの充実にも躍起だ。日航は週7便化に合わせシェル(貝殻)状のシートで隣の席との間を仕切り、安眠しやすくする「シェルフラットシート」を全ビジネスクラスに導入する予定だ。これに対し、全日空は機内食の充実で顧客囲い込みに火花を散らす。 両社がインド路線に力をいれるのは、「目を見張る」(日航)ほどのビジネス客の需要拡大があるからだ。デリーには日本の自動車メーカーなどが多く進出。ムンバイにも商社などを中心に日系企業の進出が続き出張するビジネス客が急増している。
日航によると、出張などの業務渡航によるビジネス客の利用が平成17年から18年の1年間で約5割増加した。高単価なビジネスクラスの利用もここ数年は2~3割のペースで伸び続けている。 昨年12月に来日したインドのシン首相と安倍晋三首相の首脳会談の際
旅客便をこれまでの3倍増とすることで合意。日本の航空会社がインド国内への各地点に週7便まで運航することが可能となったことも追い風となった。
最終更新:8月6日12時38分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070806-00000920-san-bus_all
——————————————————–