長崎県内の離島に就航するオリエンタルエアブリッジ(旧長崎航空)が、全日空の支援
を受けることになった。もともとは1961年に長崎航空としてスタートした古参企業
しかし就航路線があくまで県民の交通手段の確保的な目的からか長崎空港と
長崎県内の離島を結ぶ便に集中していることもあって、九州エリアを除けば
あまりなじみのないかと思う。
今回の支援によりANAは共同運航と販売協力を行うことになっており、路線網の増強も
可能になる。また特段記事では触れていないが収益向上を一環とした路線網見直しを
する上で、今回の支援は自社として福岡空港起点で就航していた離島路線の撤退等
も進め易くなる。結局はANAだけが一挙両得なのかもしれない。
それにしても、新規参入会社はごぞってANAに支援を受けてしまっている現状は
本当に良いのだろうか。一社としてやっていくことが大変なのは理解はしているが
これだけ会社が増えれば新規会社同士でアライアンスを組んで戦っていくことも
ありだと思うのだが・・・・。
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長崎の航空会社、全日空が支援 離島路線など共同運航
全日本空輸は経営難に陥っている長崎県の第三セクターの航空会社
オリエンタルエアブリッジ(ORC、同県大村市)の業務の支援に乗り出す。
今秋からORCのすべての便を共同運航に切り替える。また全日空の予約
販売システムでORCの航空券を扱えるようにする。ORCは長崎空港―離島を
中心に運航しており、地元の生活路線の維持に協力する。
13日に全日空、長崎県、ORCの3者間で業務提携の基本合意書を締結する。
長崎空港―福江、壱岐、対馬、鹿児島、宮崎の5路線で全日空と共同運航する形
とする。ORCが今秋に新設する福江―福岡線も共同運航にする予定。(10:04)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090113AT1D1201Q12012009.html
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