忠孝新生で、反原発デモ遭遇。。

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空港からバス・新幹線を乗り継ぎ台北駅へ。
台北駅近くのいつもの定宿が取れなかったので、珍しく民権西路のサンルートが今回の宿。
そそくさと荷物をおいたのち、新しくできたMTR新荘線の新規開業区間である民権西路~忠孝
新生に乗って、忠孝新生にある光華商場へ。
で、ちょうど忠孝新生駅から地上に出てきたときに遭遇したのが、反原発のデモ行進。
どの国よりもたくさんの義援金を出していただいた台湾の皆様も、自国内に原発が数機ある。
当然ひとごと言えないわけで、安全性を踏まえ無くすべきと訴えておられていた。
我々の生活を豊かにする上で必要不可欠な電力。
CO2削減等考えると有力な発電源とされていた原子力。
でもトラぶった時の被害は甚大であり、まさに隣国が起こした事故は我々もそうだが
彼らにとってもその必要性を改めなおすには十分過ぎるほどの出来事。
無くしたいと思う一方で、一度慣れてしまった生活水準を戻すことは並大抵の努力が必要
となる。どうにかして早めに代替エネルギーを開発して原子力の置き換えして
いくのが一番望ましいのですが・・・・。
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台湾:反原発デモ…台北など4カ所で数万人 東電事故受け
 【台北・大谷麻由美】福島第1原発の事故を受け、台北や台湾南部・高雄など
4カ所で30日、計数万人規模の反原発デモが行われた。台北から約30キロの
新北市で進む第4原発の建設中止を訴え、「福島のような事故を起こさないため
立ち上がる」と叫んだ。
 台北では環境保護団体、大学、宗教界、法曹界など約100団体が参加・協力。
福島県の反原発団体で活動する大賀あや子さん(38)ら2人も参加し、「美しい
台湾を残すため大人ができることをしてください」と訴えた。
 第4原発は台湾電力が独自で設計した初の原発で98年に着工。原子炉2基は
日立製作所と東芝、タービンは三菱重工業が受注し、日本初の原子炉輸出として
注目された。だが完成が遅れ、福島の事故もあって、今年末に予定された運転開始
は1年先送りとなった。
 台湾原子力委員会第4原発安全監督委員会の林宗尭委員は、福島の事故を受け
「第4原発も技術・安全面で相当大がかりな再検討と修正を行う必要がある」と話している。
毎日新聞 2011年4月30日 19時38分(最終更新 4月30日 23時45分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20110501k0000m030042000c.html
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