「もえたん」といえば、英語の単語集に萌えの要素を組み込んだ学習本。
勉強するというお堅い分野に萌えを組み合わせ、ユーザーに提案した結果
意外にウケが良かったようで、結構な部数を売り上げたのですが、今度は
これをアニメ化することになったようです。
この本にお世話になった人、イラスト好きな方にとっては朗報と言えるのかと
思いますが、一個人としては複雑な心境です。
と言うのも最近のアニメは、放送枠が増える一方で、1タームものが多く
たくさん生まれてはあっと言う間に消費されており、1つの作品の寿命が
昔に比べても短くなった印象があります。
また、原作がアニメのために書き下ろしたオリジナル版、漫画という昔から
あったものに加えて、最近ではエロゲー(18禁)、コンシューマ機向けゲーム
が加わり多様化していますが、今回萌の要素があるとは言え、学習教材の分野
からもアニメ化されることになるわけで、いささかそろそろネタが尽きつつあ
るのか?と勘ぐりたくなるほどです。
ユーザーニーズが多様化し細分化された流れが今なのかもしれませんが
一個人としては、とりあえずそこそこ人気なモノはアニメ化しとけ~的な対応
ではなく、枠が減っても良いので、その作品を通して訴えたいものが明確に
織り込まれた作品などが増えて欲しいものです
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もえたん:伝説の“萌える英単語”がテレビアニメに 7月放送予定
5月16日12時4分配信 毎日新聞 まんたんウェブ
2次元美少女をガイドに楽しく英語を覚えるという異色の単語集として
累計40万部のベストセラーとなった「萌える英単語~もえたん」
がテレビアニメ化されることが明らかになった。
「もえたん」は03年に発売された英単語集で、主人公の「手塚ナオ」が
魔法少女「虹原いんく」の手引きで英単語や例文を勉強していくという
ストーリー仕立てに、アニメやゲームの名セリフなどのマニアックな例文
で人気を集めた。さらに、「もえたん」として続編も登場、リスニングCDや
フィギュアなどさまざま関連商品もヒットし、「萌え」ブームの火付け役ともなった。
アニメ版は、「月面兎兵器ミーナ」の川口敬一郎監督、「鋼鉄神ジーグ」の
アクタスが制作。リスニングCDと同じ、いんく役を田村ゆかりさん、ナオ役を
うえだゆうじさんが演じる。
ソース元 : http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070516-00000002-maia-ent
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