クレジットカード リボ払いの金利が上昇中

グレーゾーン金利で儲けていた金融業界。
貸金法改正によって、施行前にキャッシングの金利を下げる動きがあるなか
一方で、普段のショッピング分で選ぶことができるリボルビング払いに対して
金利を引き上げる動きがある。
利益が減った分の穴埋めに、ショッピング分で取り戻したいようだが
今までキャッシングを利用しておらず、ショッピングで多少分割して払いたい
みたいに利用していた人から見れば、受けられるサービスは変わらず値上げと
なるわけで、なんとなくとばっちりを受けた感じがします。
一個人としては、一律の金利ではなく、今までの利用実績など信用情報を元に
信用がある方には金利の利率は抑えて、あまり信用が無い人には、上限金利範囲
内で高めに設定するなど、ちゃんと納得いく対応をしてもらいたいものです。
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<クレジット金利>相次ぎ引き上げ リボ払いで批判の声も
7月1日11時31分配信 毎日新聞
 信販・カード会社が相次いでクレジットの金利引き上げを決めている。
貸金業規制法の改正で、収益の柱だったカードローンの上限金利の
引き下げを迫られ、クレジット部門で補う狙いだ。クレジットのうち利用者
の多い「リボルビング(リボ)払い」と呼ばれる返済方法の金利は、各社
とも2~3%程度上げて年15%にする。「分割払い」の金利は返済回数で
異なるが、1%強の引き上げが大半だ。クレジット利用者はカードローンを
利用していない人も多く、しわ寄せを受ける人から批判の声が出そうだ。
 
リボ払いの場合、信販最大手のオリエントコーポレーションは9月から
現行の年13.08%から15%に引き上げる。同2位のジャックスは8月
セントラルファイナンスは7月11日から15%にする。いずれも新規買い物分
から適用する。既に三菱UFJニコス、ライフ、イオンクレジットサービスは
15%にしている。
 
信販・カード各社は、クレジット事業と、無担保で融資するカードローン(キャッシング)
事業を手がけている。収益の大半は、金利が年19%台~27%台の
カードローンが占めていた。ところが、昨年12月の貸金業規制法の改正で
上限金利を3年後に20%以下に引き下げることが決まった。優良顧客の
囲い込みと他社との競争で、前倒しで上限金利を18%に下げる会社が
続出している。
 
一方、クレジットの金利はこれまで利息制限法の上限金利(年15~20%)
の範囲内だった。買い物と直結していることから返済率が高く、リボ払いは
年11%台~13%台が大半だった。しかし、「全体の収益が下がる中で
これしか上げるところがなかった」(大手信販)としている。引き上げ後も
消費者金融やカードローンで借りるより金利は低く、顧客離れは起きない
と見ている。
 ただし、利用者の負担増は小さくない。リボ払い金利が年11.76%から
15%になるジャックスで、10万円の商品を買い毎月1万円ずつの定額で
返済した場合、利払い分の総額は約1700円増の約7500円になる。【斉藤望】
最終更新:7月1日11時31分
ソース元:  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070701-00000014-mai-bus_all
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