田所あずさ LIVE TOUR 2016 – Live Forward – 大阪公演感想

声優活動の傍らアーティスト活動されている田所あずささん。2013年12月にTwinBoxでの1stライブ開催皮切りに、2014年は5月に渋谷で2nd、12月には東阪ツアー(3rd)ライブを開催と順調にこなしてきたが、今度は東名阪・福岡の4か所を巡るライブツアー(4th)が開催されることに。

個人的にはソロライブ前からアニソンイチバンほか個人名義で参加するライブにも参加していたので、ソロライブ開催発表時はこれで全曲あずあずの歌が聴けるのね!と歓喜し、1stからずっと参加させてもらっている。当然今回のツアーも参加するのだが、今回は東名阪+福岡の4公演。さすがにスケジュール上、全部巡ることはできず(名古屋だけ不参加)に。1st-4thに行ったという意味では全通とも言えるけど、全開催地参加してこそ全通とするならば今回の4thライブを以て全通と言えなくなる・・・・。(涙)

と個人のお話はさておいて、新年早々さっそくツアーがスタート。
1/9大阪公演に行ってきたので、さっそく大阪公演の感想を纏めてみたいと思う。

いつも通り、まずはセットリストから。
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1.DREAM LINE
2.ヒカリになって
3.キセキ
※MC
4.Hello My Revolution
5.Brilliant sensation
6.DEPARTURE
7.シーソー
8.愛しさの存在
※MC
9.いいことありそう(アコースティック)
10.Beautiful Wind(アコースティック)
※MC
11.純真Always
12.あおぞら
13.君との約束を数えよう
14.ツボミノコエ
※MC
15.Straight Forward
※アンコール
16.セツナレター
※MC
17.チュルリルラ
18.My Favorite Destiny
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■セトリ構成
 前回の東阪ライブツアーBeyond Myselfと比較した違いとしては、一つは”全曲が田所あずさ名義の曲”になったこと。2015年はシングルを2枚(シングル毎に4曲新曲が作られていた)リリースしたこともあって持ち歌が充実したことが大きい。今後も適宜リリースはされてくるだろうから、ご本人として特別な想いが無い限りキャラクター名義(CV:田所あずさ)や縁のある曲を歌うことは無くなっていくんだろうと思われる。二つ目は、前回のライブでは東京公演のアンコール時に披露されたDREAM LINEを除き、2015年リリースされたシングル2枚が自身のライブとしては初お披露目になったこと。まぁリリースイベントなどに行かれている方はもう何度も聴いているからそんな感じしないだろうけど、リリイベやフェスに行っていない方にとってはこのライブでやっと生で聴くことができたということになる。

3つ目は披露された楽曲数が増加したこと。この大阪公演では18曲が披露。前回(大阪公演)が15曲だったので3曲増えた。またアコースティック曲が1→2曲に増えたなどが挙げられる。またアコースティックバージョンは4地域ともに異なるということだったので、少なくともいいことありそうのアコースティックはここだけしか聞けないことになる。

この曲数アップで所要時間はアンコール前の段階で1時間50分程度、アンコール含めると2時間20分程度(20時少し前には終演)と公演時間は増加。いろいろな曲を聴ける時間が増えたことは純粋に喜ばしいことなんだけど、どうにもアイマスライブに通い詰めている身としては、あっという間に終わってしまった感がある。
比較的参加者が10代~20歳前半が多いせいか帰りやすいように配慮してくださっているんだろうな(実際開場前には、親御さんに連れてきてもらっていた中学生っぽい子もいたので。無論親御さんは会場には入らず、どこかで時間調整ですかね。) 遠征組視点で見れば今後も20時までに終演ならば最終の新幹線で東京。そして博多まで帰ることが可能。20時10分ぐらいの南海ラピートに乗り込めれば21時30分過ぎに出発する関空発東京行の飛行機にも飛び乗れそう。逆に遠征しやすいってことにも。

おそらく次の名古屋や福岡公演も、今年度末か来年に来るであろう5thライブもそんな感じになるだろうから、もし帰れるか不安と思って見合わせていた方は是非検討して欲しいな。

田所あずさワンマンライブ2014 -Beyond Myself! 大阪・東京公演の感想

それではここからは個人的な感想へ。

■”ヒカリになって”と”キセキ”の連続披露に懐かしさと嬉しさ。
 最初に作ってもらった”ヒカリになって”その後ゲーム「星霜のアマゾネス」OPとして作られた”キセキ”この2曲はソロライブ前のアニイチから歌われてきた楽曲達(厳密にキセキは、1stライブの数か月前に開催されたアニソンイチバンで初披露だったはずなので、それよりずっと前からってほどでもないけど)でもある。早いうちから田所あずささんを応援していた人たちにとってはこの2曲は当時数少ない持ち歌だったので何度も聴いてきたし、現実に今でも聴くことは多いけど連続して歌ってくれたことは、単にどちらも盛り上がれる曲ってだけでなく、どこか懐かしく、そしていろいろな曲が増えてきた今だからこそ原点ともいえる楽曲達を連続で聴けることが嬉しく感じた瞬間が。

■改めて語られた作詞活動秘話。
Straight Forwardは初の作詞にチャレンジした楽曲だが、リリースイベントでも歌詞を作ることが辛かったこと、そのベースは自身の高校時代のテニス部所属時のこと、憧れの人を想定して書いたことは語られていたが、今回その憧れが(女性の)先輩だったことや単なる憧れというよりも好きだったと吐露(若気の至り?というようなワードを使ったりと、好きの意味に意味深さが残ってしまいましたが。)作詞には、その当時の思い出と今頑張っている点を重ね合わせながら作詞活動したことや、歌詞にはテーマがないと作れないなど、リリイベでは語られてなかったことが語られたのが印象的。

■ちょっとおとなしく聴く時間が長すぎた?
セトリを見ていくと、序盤は会場のブーストが上げるべく盛り上がりやすい曲を持ってきて、6曲目からアコースティックで歌った10曲目まではしっかり聴かせる曲に。そして11曲目から13曲までは再びブースト。その後は再びしっかり聴かせる曲とメリハリを持たしている。ただ6-10曲目までのしっかり聴かせるが連続で続いたのは、ちょっと勿体なかったかも。実は6-8曲目は運営側もファン側が盛り上がるつもりでいたのかもしれないけど、実際はファン側が聴き入ってしまったから、もし想定と違ったなら少しセトリを見直してみても良いのかもしれない。

ほかにもいろいろ思うことはあったけど、一先ず感想はここまで。
ライブ中はただただ楽しくて気が付けば終わっていて、あげくいつもなら思い出せるセトリが熱中しすぎてすぐに思い出せない状況になるほど没頭しちゃってました。私にとってはあと福岡公演と東京公演があるので、そちらでもまた楽しめると思うと今から楽しみで仕方がない。また感想を纏められればと思う。