7月に発表されたレヴォーグD型。このモデルではアイサイトツーリングアシストが搭載され、レベル2で定義づけられているカープでもレーンキープする走行機能が搭載されている。
そしてこの機能をアピールすべくスバルさんはあちこちで体験イベントを開催。お台場でも小さい周回コースで体験イベントをやっているが、やはり本来の使われ方で体験していただこうと、六本木ヒルズにて首都高速上での体験試乗会を実施している。(残念ながら、もう申し込みは締め切り済み)
個人的には、正式発表の1ヶ月前になる6月には、営業向け事前情報の内容だけで契約書締結。実は来週にはやっと納車なのだが、そんな時期にも関わらず、やっぱり体験できる機会があるなら参加して見たい・・・・。ということで今回申し込んで見たところ無事当選。今日体験することになった。
と言うことで、今日は試乗会での新しいレヴォーグD型とアイサイトツーリングアシストについてお話したいと思う。
試乗会に… (@ 六本木ヒルズ ノースタワー in 港区, 東京都) https://t.co/sYzxNG30AO pic.twitter.com/p7LIrA1qBY
— アンテナ (@aquadive) 2017年8月26日
試乗会の会場は、六本木ヒルズ。ハリウッド学校側のノースタワー側にレヴォーグを数台展示し、ショールーム同様内装等を確認できるようにしている。指定された時間より若干早くきてしまったため、時間潰し兼ねて内装を再度確認。やはり六本木と言う場所柄か展示車両はみんなサンルーフ付き。モデルも1.6GT-S以上。まぁ、1.6Lモデルは総販の7-8割をキープしているものの、大半がGT-SとSTI。1.6GT(S-Style含む)は20%程度。仕方ないとは言え、うーん・・・・。
※参考)
新型「レヴォーグ」・「WRX S4」の受注状況について
さて、受付を済ませて試乗の前に簡単に説明とルートコースが案内。
既にライターさんたちが体験したルート同様に、我々が運転できるのは辰巳PA-福住-辰巳JCT-有明JCT-芝浦PAの区間とのこと。
この区間以外は、スバルの担当者さんによる運転で我々は助手席にて動作状況等をみることになる。
実際試乗においては、個人的に以下を着眼した。
1,カーブでのアシストがどこまで行なわれるのかの確認。
2,レヴォーグの静粛性、乗り心地
それでは、それぞれについて触れようと思う。
1,カーブでのアシストがどこまで行なわれるのかの確認。
アイサイトツーリングアシストの高速走行体験に参加。首都高 辰巳PA〜福住〜辰巳JCT〜有明JCT〜芝浦PAを走行したが、各区間の法定速度であればキャンセルされることなく走行を確認。西新宿や大橋JCT等は厳しそうだが、結構な場所でアシストしてくれそう。
— アンテナ (@aquadive) 2017年8月26日
このつぶやき通りだが、今回試乗させてもらった区間においてアシストがキャンセルしたのは、無かった。ただし、今回のイベントは常に法定速度もしくは法定速度以下で走行していた。よって早いスピードになりがちな首都高で、そんな速度で走ってられるか?という人もいるかもしれないが、少なくとも法定速度でキャンセルされることなく走れたことには驚き。正直、緩めのカーブは当然だけどJCT等のカーブなどは厳しい場面も多いだろうと思っていた。でも、ここも問題なくとなれば使い道は大きい。だって、いくら早い速度で走りがちとしてもJCT等では法定速度に近い速度になりがちなのだから。
ちなみに、どんなカーブまでが対応する。できないのか? これについては今日担当したスバルの方は説明できなかった(どうやら開発者ではないらしい)ので、ライターさんの記事等よりも深い情報を聞き出すことはできなかった。ちなみに、複数のライターさんの記事をみると以下な感じ。
ある方は”時速30~40km程度ならば80Rのコーナーでも追従OK。速度とカーブの曲がり具合に応じて、制御の限界も設けられている。時速40km/hでは70R、時速100km/hなら100Rが限界で、これよりもRが小さくなると制御がキャンセルされる”
また別の方は”R80ぐらいの曲率のコーナーなら25km/h前後でも前車を認識して追従。R60のカーブがきついコーナーを25km/h前後で進入するとさすがに追従制御が途切れてしまうが、10km/h以下なら追従することもあった”
ちなみに、首都高4号線の参宮橋カーブ(新宿→代々木PAにあるカーブ)はR90程度。中央環状線西新宿JCTの4号線接続路のカーブがR36。中央環状線大橋JCTの首都高3号線接続路(ぐるぐるカーブ)はR42と言われています。これらに共通しているのはカーブ手前に”急カーブ注意”の警告板が出ていることが多いので、別の路線でも同様な警告板があるような場所は、キャンセルされるかも・・・と考えておいても良いのかと思う。
2.レヴォーグの静粛性、乗り心地
D型と言うことで毎度のビックマイナーチェンジと言うことで、今回も色々手が加えられている。本当ならばレヴォーグA-C型と比較としたいが残念ながら出来ず。代わりに、インプレッサスポーツD型 Active Style(2014/11販売 アイサイト3対応な2Lモデル)との比較として書かせてもらう。
まず乗った時に感じたのは、音の静かさ。静粛性。最初に乗り込んだのは六本木ヒルズの地下駐車場。地下はダクトの音等もあって煩かったが乗り込みドアを閉めた時にその音が思いの外静かに。この静かさは、実際に車を走らせた時にも感じていて、エンジン音もあまりうるさく感じないなぁ・・・と。また、アイドリングストップからの復帰時のスターターの音もインプに比べたらびっくりするぐらい静かに。セールスマニュアル通り、四方対策した効果が出ていると感じました。また乗りごごちについても、随分としなやかに。速度がゆっくりだったからかもしれませんが段差等の突き上げもあることはあるが、強く感ることはなかったな、これをいなすと言うのでしょうか。どちらにしてもインプレッサよりもマイルドな感じがしました。
さて、感想はこんな感じ。レヴォーグやアイサイトツーリングアシストに関心がある方は、是非ディーラーに行って見てみることをオススメします。なんでも今週からやっとかくディーラーに試乗車が配備されたようですので。。