京都父殺害事件の影響で、あるアニメ番組が放送中止に

実は、この番組を録画していたのだが、朝見たらびっくり。
録画開始から28分間ほど、「都合により番組を変更する・・・」が表示されつつヨーロッパあたりの風景にひたすら流れるのみ。28分といえば、番組のオープニング曲、提供(スポンサー紹介)、CM、Aパート、CM、Bパート、CM、エンディング曲、予告、提供(スポンサー紹介)。1番組すべてが抜け落ちたことに・・・・。
一般的に事前に分かっていれば違う番組に差し替えたり、特定箇所だけならそこだけ自然の風景でごまかす等もあるのだが、こうもスッポリは直前に決まり、対処しようがなかったようだ。ちなみに、この番組は18禁ゲーム、俗言うエロゲーをアニメ化したものだがその中でもこの作品は結構エグイ部類。というのも、主人公が複数の女性と関係を持ち、裏切りなどが行われ、かつ進め方によっては女性を精神破綻させて、主人公、ある女性を惨殺してしまうケースも。実は、今回放送中止になったのも、アニメでのシナリオが今回の事件と酷似していたから。すなわち、惨殺してしまうシナリオだったようだ。そもそも、UHF局とはいえ地上でこんな題材を流したことに驚きだったりする。やはり、アニメ業界で、扱うネタが減り。こんなものも扱わざる得ない状況になったという
ことなのだろうか・・・・・
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School Days:京都の父殺害事件で最終回の放送見送る 女子高生の暴力シーンを考慮
9月19日12時42分配信 毎日新聞 まんたんウェブ
 京都府京田辺市で府警南署交通課の巡査部長(45)が専門学校生の次女(16)に殺害された事件を受け、テレビ神奈川は18日、女子高校生による暴力シーンがあるアニメ「School Days」の最終回の放送を見送った。同作はチバテレビ、テレビ愛知などでも放送中で、各局とも放送を見合わせる予定。「School Days」は伊藤誠、桂言葉(ことのは)、西園寺世界の3人の高校生の三角関係を描き、今年7月からテレビ神奈川などUHF局の深夜帯で放送されている。原作のPC向け恋愛シミュレーションゲームは、約20種類の結末が用意されたマルチエンディング形式で、恋愛関係のもつれから女子高生が刃物で切りつける結末もありアニメ版のどのような結末を迎えるか、インターネットなどで話題となっていた。テレビ神奈川では「最終回では、女子高生による暴力シーンがあり、血の色を赤でなく黒にするなど表現上、最大限の配慮をしていたが、京都の事件の直後でもあり、影響を考慮して休止を決めた。視聴者の皆さんにはご理解いただきたい」としている。19日に放送を予定していたチバテレビなども同様の理由で最終回の放送を見送った。15歳以上の年齢制限をかけて放送しているアニメ専門CS放送の「AT-X」は、最終回の放送について「検討中」としている。【渡辺圭】
ソース元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070919-00000001-maia-ent
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