放送中止になったSchool DaysがAT-Xで放映。

27日(木曜日)。この日、先週急遽放送休止となったSchoolDaysの件で、持ちきりだった。
UHF局各社が放送中止するなか、CS放送であるAT-Xが時間変更等しながらも放送を宣言、この日がまさに放送日であった。

また、SchoolDaysの原作であるオーバーフローがこの日、試写会実施。数日前に急遽発表し、その参加条件として新品のSchoolDays、SummerDaysを購入と暴挙とも言える対応にネットでは非難の嵐となった。先陣をきって放送したAT-X。見られない人が多かったこともあり放送直後から、誰かがライブ配信を行い、また放送終了直後から、多数の人間がニコニコ動画へアップロード。削除とアップのイタチゴッコが続いた。放送休止ということが余計に作用した感じもするが、これだけ話題を掻っ攫ったアニメは久しぶりのような気がする。
ただ、このアニメやはり放映するべきではなかった。というのが正直な印象。そもそも、原作はエロゲーで、進み方によっては殺害シーンありのヤバめな作品。テレビ放映するということで、放送倫理にひっかかるようなものは表現しないだろうと考えていたが、今回放送されたものは原作シナリオにはなかった新たなシナリオであり、内容は非常にエグい。想像以上凄いものだった。年々アニメを見る層が大人にも拡大し、深夜帯に放映とのことで低年齢層へ影響を与える可能性は低いと考えたのかもしれないが、半年以内にはDVDで販売されてしまうしレンタルビデオ店でもアニメ作品が多くレンタルすることもできる、またニコニコ動画You Tubeなどでは、直後にアップロードされてしまう現状を考えれば低年齢層が見る
機会は、減るどころかむしろ増えているという気がする。さらに、いくら自分は大丈夫といってもやっぱり高校生ぐらいまでの年齢層は物事の判断がまだ弱い。少なからず影響を受けたものもいると思う。同じ殺人がある作品でも映画とアニメでは入りやすさが違うし、まして映画館まで行ってみるのと、普通の民放で放映され、しかもビデオ予約すれば時間関係なく見られるのでは、これまた入りやすさが違う。言論、表現の自由とは言え、やはり見やすい環境では、それなりの自粛というものが必要なんだと思う