KCP+が原因ではなく、ソフトウエアに原因が・・・・。なんか言い訳じみた返答
に感じてしまいました。
※ KDDIプレスリリースより。 (2007/10/16 KDDI統合プラットフォーム「KCP+」の構築完了について)
KCP+はプラットフォームだが、この中にはOS、ミドルウェア、通信制御
などもあり、当然これらを動かすための基本中の基本な機能をソフトウエア
(アプリとかではない。)も含まれていると思われる。今までのバグを見ていると
その基本中の基本部分がしっかりできていないように感じてしまうのは
気のせいであろうか
新しいプラットフォームになれば、そりゃバグが出るのは当たり前としても
販売開始すると宣言してから度重なるバク発生は正直、まともにQAをして
いたのか、疑問も残る。
10月に2007年秋冬モデルの新製品発表とプレスを打ってから、もう4ヶ月。
既に2008年春モデルの発表を済みで、まだきちんと出てこない。
これだけの時間がかけても、まともな精度すらでないとなると、そもそもとして
なぜ10月に発表したのかもすら疑問が残る。
やはり、ドコモやソフトバンクの動向が気になり、話題先行で先走ったのだろうか・・・・。
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auのW54S/W54SA/W56T、またも不具合が明らかに
KDDIは、新端末プラットフォーム「KCP+」を採用した新機種
「W54S」「W54SA」「W56T」に複数の不具合があることを明らかにし
ソフトウェア更新サービス(ケータイアップデート)の提供を開始した。
対象機種の稼働台数は、2月21日時点で、W54Sが5万6,985台、
W54SAが3,177台、W56Tが4万5,136台となる。
■ “着うた”を着信音設定できない
今回明らかにされた不具合は4種類。そのうちマナーモード・
着信音設定・キー照明設定の3種類の不具合は、3機種全てに共通する。
マナーモード関連の不具合は、グループ着信の音量が設定されて
いる場合、そのグループに該当する相手から電話がかかってくると
マナーモード設定中にもかかわらず、着信音が鳴ってしまう場合がある。
また、240KBより大きな着うたは、グループ着信音や個別の着信音に
設定できない場合がある。
このほか、キー照明設定がONとなっていても、Eメール受信後に
点灯しないことがある。この事象は、Eメール受信から10秒以内に
電源/終話キーを押した場合に発生し、通話終了後やCメール受信後、
アラーム起動後などで正常な状態に戻る。
■ W54SAのみの事象はテレビ電話関連
W54SAのみで発生する事象は、テレビ電話の着信ができない場合
があるというもの。この事象自体は、2月中旬に明らかにされており、
今回のソフトウェア更新サービスで解消できることになった。
W54SAは、7日に北海道・北陸・沖縄で、8日には四国で発売され
たが、8日にはプリセットアプリが「!」と表示される不具合が明らか
になり販売休止となった。
その後、13日には「W54S」「W56T」とともに、別の不具合が明らか
にされ、14日には、8日発覚のプリセットアプリ関連不具合を解消する
手順が公開され、各地での販売再開がアナウンスされたが、15日に
なって、今回解消できるテレビ電話関連の不具合が発覚し、全国での
再発売が延期されることになった。
2月25日からは、沖縄で販売が再開されているが、沖縄での販売
再開分のW54SAは、プリセットアプリ関連不具合が解消されている
ものの、テレビ電話関連の不具合は発生する可能性があるため、今回
発表されたソフト更新サービスを適用する必要がある。
■ 原因は「KCP+」ではない
KCP+を採用した3機種は、2007年10月に発表された冬モデルだったが、
発売は2008年2月となり、2008年春モデルと同時期にずれこんだ。
W54SとW56Tは発売直前に発売予定日が未定となったり、W54SAは発売後
にたびたび不具合が明らかにされている。
W54S、W54SA、W56Tは、それぞれ異なるメーカーが手掛けた機種だが
今回、そして2月13日に明らかにされた不具合では、3機種に共通するもの
が多い。3機種いずれも共通プラットフォームである「KCP+」、あるいは
クアルコム製のチップセット「MSM7500」を採用しているが、KDDIでは、
今回の不具合の原因はソフトウェア部分にあると見ており、
「KCP+やMSM7500に起因するものではない」と説明している。
なお、沖縄でのみ販売が再開されているW54SAだが、他の地域での
販売再開時期は未定となっている。
(関口 聖)
2008/02/27 12:29
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/38711.html