【基地局巡り】au 電柱設置 & ビル設置型

3GやLTEだけですべてのトラフィックをカバーするのは大変故
各社WIFIスポットを整備中だが、従来の飲食店内への設置に加え
ここ1-2年で電柱や建物に設置するような事例も。

auwifi_dencyu_okachimachi
※御徒町ラーメン横丁近くにある電柱設置タイプ。
ぱっと見、筐体のサイズがアステルPHS 20mWタイプの残骸か?と思うけど、アンテナは異なるのと、筐体にKDDIロゴも。

  
auwifi_bill_sotokanda5
こちらは、外神田5丁目で見つけたビルの屋上に設置されたau。
こちらはもう一つ余分にアンテナがついていますが、以前の展示会で出展
されていた機器を見ると、上位回線(wimax)の関係なのかと。
http://gigazine.net/news/20111006_au_wifi_spot_ceatec_japan_2011/

竹富島にあるドコモ、au、ソフトバンク、willcomの基地局を巡ってきた

年内最後に沖縄に行ってきました。
ただ、毎度本島しか行っていなかったので、今回は石垣島にも足を伸ばしてみた
のだが、思っていたよりも早く一通りの観光地を巡ってしまったため、急遽竹富島へ
も足を伸ばしてみることに・・・・・。
で観光もするのですが、せっかくなのでここの基地局も見学することに。。
taketomijima_bs.jpg
※ 竹富島の中心に位置する場所に4キャリアの基地局が密集。
 左からau、willcom、ソフトバンク、ドコモ
docomo_taketomijima.jpg
※ ドコモの基地局。マイクロBSタイプでよく見かけるタイプ
docomo_taketomijima2.jpg
※ 基地局施設。この地域ならではの石壁で囲まれている。ちゃんと地域の景観にあわせた
   対応をするところはさすがドコモ。
docomo_taketomijima3.jpg
※ 基地局施設。movaとfoma両方の機器が設置。ほぼ一周した感じではここ以外
   見かけなかったので、この基地局が島を全体をカバーしているのかな・・・・
willcom_taketomijima.jpg
※ willcomの基地局。willcomの場合は、ここ以外に港の前とか何個かありましたが、このタイプは
   ここだけだったはず・・・。
softbank_taketomijima.jpg
※ ソフトバンクの基地局。こちらはただのフェンスで囲まれているだけ。
   もう少しいろいろと考えて欲しいなぁと思ってしまうのは私だけ?
au_taketomijima.jpg
※ auの基地局。
au_taketomijima2.jpg
※ auの基地局施設。ドコモ同様に石壁で囲っています。さすが沖縄セルラーですね。
au_taketomijima3.jpg
※ 基地局施設。お決まりのGPSアンテナが2つほど設置。

au トライブリッド基地局 沖縄県国頭郡東村

auがフィールドトライアルで一部箇所で設置しているトライブリッド方式の基地局。
沖縄にも設置されることが決定し、(沖縄では)第一号となる東村の基地局を見に行ってきた。
トライブリッド方式とは、太陽光発電、蓄電池の連携、深夜電力の3つの電力源を活用する
もの。晴れた日には太陽光を電力源にしつつ、電池を蓄積。日が落ちたり、曇りなどでは
その蓄電池を使用。夜は料金の安い深夜電力を使うと言った、そのタイミングで一番
効率が良い方法で基地局を運用するもの。
ちなみに、トライブリッド基地局を、新潟県、栃木県、茨城県等に設置されている
沖縄ではこの東村と糸満市の2箇所に設置されることになっている
au_higashison.jpg
au_higashison2.jpg

CEATECにて、auトライブリッド基地局について、いろいろ聞いてきた

ゆんたく会に参加するため沖縄へ行くことになっていたが、この時期はCEATECの開催時期。
いつもならば土曜日に行くのだが、その日は沖縄。と言う事で、金曜日に沖縄へ旅立つ前に
行って来ることにした。(それでも15時の飛行機に乗る必要があったため、実質2~3時間
しかいられなかったが・・・・)
で、CEATECでいろいろなネタがあったけど、それは別ブログ等で書くこととして
ここではauブースにて紹介されていたauのトライブリッド基地局について。。
まさに、これから東村に行く予定だった私にとっては、実物を見る前にいろいろ情報が
聞けてよかった。
au_trybrid.jpg
※トライブリッド基地局の概要
au_trybrid2.jpg
※ 現在、稼働中のトライブリッド基地局の発電状況。
   ちなみに、この時期はまだ積雪がなかったが雪が多い上越市での実験では、積雪時でも
   結構太陽光発電が出来ていたとの事。他地域より微妙に角度を変えることで、積もりにくく
   させていることに加え、以外に反射熱等で思っていたより蓄積が出来ていたとの事
au_trybrid3.jpg
au_trybrid4.jpg
※ 現在設置済み、設置中のトライブリッド基地局のリスト。
   ちなみに、沖縄では東村のほかに、糸満も設置されるとのことだが、このタイミングで
   設置は少し遅くなるという話が。。
au_trybrid5.jpg
トライブリッド有と無の電力量と料金比較。
au_trybrid6.jpg
 ※ どの時間帯にどの電力源を使用していたかの事例。
    日の強い午前は太陽光。午後は蓄電池。夜は電力となっている
 

「UQはうちの会社だ! 」 と、KDDI小野寺社長兼会長が発言

3日にロイターの記者がKDDIの小野寺正社長兼会長にインタビューをした際に
WiMAX提供事業者のUQコミュニケーションについて発言したもの。
WiMAXへの参入条件として総務省から議決権ベースで33%以上の株を保有できない
出資制限、MVNO提供などの義務が課せられている。端的に言えばどこかの企業色を
出さず、広くあまねく企業を受け入れサービス提供しなさいというもので、WiMAX提供事業者
は日本では地域ベースは別として全国提供可能なのはこの1社だけなので、そりゃ当然と
言えば当然の話なのだが、実際のところは参入後から議決権ベースは33%以下だが
優先株を含む総株式総数では33%を超え、下手すりゃ過半数に到達するほど。
そして今回、さらなる設備投資で資本増強をすべくKDDIが追加出資をする方向で進めて
いるようで、この辺についてロイター記者としてはツッコミしたところ、「総務省が参入条件
として出資制限しているから仕方なくやっているだけで、実際は我々の会社だぞ」と言った
趣旨の発言を堂々と言ってしまったらしい。
もともとKDDIの社員がUQに出向しているのだから、自然と他社より身内に対して優しく
なるのは、人間の感情としては自然なこと。だから、まぁ多少動きが鈍いとか、密告されない
ぐらいの非協力的な対応は当然予見できるものなのだが、それでもそれを露骨に表現
してしまうのはあってはならないと思うのだが、それを社長自ら言ってしまったものだから
まぁ大変。
ぶっちゃけ、公平に対応とか総務省が掲げた参入条件だって、参入枠が少なくて誰かが
勝って、誰かが負ける状況下なら、その後のシコリを無くすために表面的に付けた条件に
過ぎない気もするのだが、それでもこの条件があるからこそ、競争に負けた企業は本当に
使う・使わないに関わらず、いちよ一選択肢として検討時にカードを持つことができる。
しかし、今回の発言はそんな角が立たないための配慮も無意味に。総務省としては
少々面子がつぶれた感じがする。
この発言だけで参入取消しとか言われることはないが、それでも何らかの影響はありそう
な感じ。どんな結末になるか楽しみです
——————————————————————————————
インタビュー: WiMAXのインフラ構築でUQコムに追加出資も=KDDI社長
東京 3日 ロイター] KDDIの小野寺正社長兼会長は3日、ロイターのインタビューで
今月から始まった高速無線の「WiMAX(ワイマックス)」を運営する持分法適用会社の
UQコミュニケーションズ(UQコム・東京都港区)に追加出資する構えがあるとの考えを
示した。
 UQのインフラ構築資金は必要に応じて提供する方針で、今後、大容量データの利用で
成長が見込める高速無線市場の基盤を固めていく姿勢を示した。
 WiMAXは受信速度が毎秒最大40メガ(メガは100万)ビットで、固定回線のADSLの
速さに匹敵する無線回線。7月1日から有料サービスを開始したが、当初は首都圏
名古屋、京阪神の一部のカバーにとどまる。運営会社のUQコムは、これから順次エリアを
拡大し2012年度までに1400億円をかけて全国をカバーする計画。サービス開始までに
UQコムは、KDDIのほか、米インテル、東日本旅客鉄道、京セラの出資で470億円の
資本金・資本準備金を調達した。今後も追加出資や銀行借り入れで資金を調達する方針。
 ただ、総務省が新規参入を促すことをねらいとして設けた制限によって、UQコムには
KDDIほかNTTドコモやソフトバンクなど第3世代携帯電話会社からの出資が議決権
ベースの3分の1未満に制限されている。このためKDDIが保有する普通株の議決権
比率は32%となっているが、5月にはUQが優先株で実施した第三者割当増資を引き
受けたことで、KDDIの出資総額は207億円になった。UQの資本金・資本準備金に
対する比率は44%となる。
 小野寺社長は「UQはうちの会社だと思っている。(優先株による出資は)3分の1の
制限があるから仕方なくそうなっている」と指摘。その上で「(今後の出資は)増やす
必要があれば増やしていく。他社も比率をキープしたいなら按分することもあるかも
しれないし、いろいろなケースがあり得る」との考えを示した。
 インタビューの詳細は以下のとおり。
 ――今月からWiMAXの有料サービスが始まったが、KDDIは拡大するデータ通信
市場でどのように事業展開するか。
 「auとWiMAXではマーケットが違う。Auは携帯電話のサービスだが、WiMAXは
パソコンがベースで当面はノートブックがメインになるだろう。MID(モバイル端末)も
そうだ。最初のうちは(パソコンに挿入する)データカードを販売していくことになるが、
将来の発展を考えるとパソコンに初めから内蔵される時代に間違いなくなる。データ
通信市場は、携帯で広げることも考えているし、UQでの展開も考えているが、エリア
や料金の違いがある。どちらが有利かはお客が判断していくことになる。ただ、UQは
パソコン、auは携帯。基本的にはそういう方向に行く」 
 ――KDDIは出資しているだけでなくUQから回線を借りるMVNO(仮想移動体通
信事業者)だが、どんなサービスを予定しているか。
 「法人向けのデータカードがメインになる。ただ、WiMAXのサービスエリアはまだ狭い。
WiMAXだけでは不十分という人のために、EVDO(携帯のデータ送信)とのデュアル
(自動切換え)モードを出す」 
 ――WiMAXのカバーエリアの拡大で、UQの設備投資のために追加出資の考えはあるか。
 「当然、増やす必要があれば増やしていく。他社が比率をキープしたいなら
プロラタ(按分)でやることもあるし、いろいろなケースがある」
 ――既存の携帯事業者は、WiMAXの運営会社に3分の1以上出資できない
制限があるが。
 「UQは3分の1の出資制限があるので別の会社にせざるを得なかったが、もともとは
KDDI自身がやりたかった。今の(優先株の注入)は仕方なくそうなっている。UQは
うちの会社だと思っている」
 ――米グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)による携帯向け基本ソフト(OS)を
搭載した「アンドロイド」携帯端末の発売はいつか。
 「2010年中には発売する。(実験的なものではなく)きっちりしたものを出す。
どのくらいの数の端末を出すかは言う段階にはないが恐らく複数になる」 
 ――携帯端末と通信料を分離した販売方式の導入が進んで、端末料金分を
差し引く分だけ通信料が下がる傾向にある。
 「シンプルコース(分離プラン)への移行によって、あと1年か2年の間はARPU
(契約あたり月間収入)は減っていくだろう」
 ――音声ARPUが下がる一方、データARPUを引き上げるのが課題だが、
どのように取り込んでいくか。
 「データをたくさん使うお客のパーセンテージは大体決まっていて(課金の)上限に
張り付いたままだが、ほとんどのお客がメールしかやらないなどの最低のデータ利用
しかない。こうしたお客に魅力的なコンテンツを提供していく。あまり使わない人に
どうやって使ってもらうか。ここを底上げしないとARPUは上がらない」 
 ――今期の配当予想(1万1000円)は配当性向20%を下回っているが、予想よりも
増配する予定はあるか。
 「今までも通期の業績予想を出したとき、配当20%を割った配当予想を出したことが
過去に何回もある。それで決算をやった結果、われわれがコミットしている配当性向20%を
割れば、必ず20%を上回る配当性向に増配している。今回も決算の結果が業績予想
どおりなら期末に(増配)することになる
—————————————————————————————–