東京証券取引所(東証Arrows)を見学しに行ってきた。

株式投資をしている人なら必ず利用する東証こと東京証券取引所。
取引所の光景はニュースやストックボイスを見ている方ならどんな場所なのかは判るかもしれないが、平日であれば実際に現地で見学することができるということで行ってみることにした。

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※東京証券取引所。茅場町か日本橋どちらかから行ける。
 
見学は少数であれば特別な予約不要で見学が可能。正面ではなく裏手(日本橋寄り)の見学者用入口に回り入館。入館時には手荷物検査を受けたのち、受付で見学の手続きを行なう。
まず最初に出向いたのが資料室。 ここには戦前の株式取引が始まった頃から現在までの歴史がまとめられており、その当時の株券や取引所でどんなことが行われていたのか、どんなツールを使っていたのか等様々な情報や機器が展示されている。これだけでも結構見応えがある。特に株券は見応え。日銀や倒産した山一證券の株券があったり、日本国国債の第一号や戦前の満州国の企業の株券ほかなかなか見応えがある。

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資料室を見てあと、2階に上がるとニュース等で見るマーケットセンターが直接見ることがてきる。
昔の取引所と言えば、たくさんの証券マンがいて独特な手の動きで買い、売りを指示し取引を行う光景が観れたのだが、現在はその光景は無くなり代わりに中枢のコンピューターが鎮座し、そこに数名の担当者がコンピューターを監視システムで取引している。近くにはマーケットが刻一刻と動いていることが判る画面があり値動きが判る訳だけど、それでも昔と比較してしまうと躍動感などは薄れてしまったかも。でも日本の株式売買マーケットが動いている場面を見れることはなかなか貴重。

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ちなみに、取引時間中であれば値動きが観れますし、(前場or後場の開始もしくは終了時間)に来るとオープニングorクロージングベルも見れるのでおススメ。