Galaxy S7 Edgeを購入したのだけど・・・(特価BLでの顛末)

2016年夏モデルとしてGalaxy S7 Edgeが販売された。既にS6 Edgeを持っているのだけど、一回り大きくなったけどそう感じさせないデザインに防水対応、さらにメモリーも1GBアップの4GBと増え、欲しいなぁ・・・と。

ちょうどau回線が更新月を迎えたのと、一括5.5万円で月サポ有で販売している安いお店を見つけたのでMNPすることにした。

で実際、MNPは出来たのだけど当初の条件では契約できなかったというのが今回のお話。

■特価BLに該当?

いろいろMNPでグルグルさせていた人は知っているだろうけど、ある期間内に一定回数以上月々サポートや特別割引などドコモ自らが行なっている支援施策を利用した場合、その期間が過ぎるまでは新たに支援施策の適用が受けられないことになっている。これは先般の政府による料金値下げ圧力時にも触れられた長く使っている契約者の利益を新規獲得に充てすぎているというお話に起因しているものなのだが、どうやら私も適用されてしまったらしい・・・・。

申し訳ないけど、たくさん回線があるものの2年鑑使って更新月にMNPしていたぐらいだから、自転車操業している方々のようなことはしていないのだが・・・・。ちなみに、直近の加入状況を振り返ってみると。既に3-4年契約しているFOMA契約が1本ある前提で。

 ・2015/10 iPhone6S販売開始でMNPで加入
  (月々サポート、かけホーダイ半額、1GBパケット増量など)
 ・2016/12 iPhone6 2台をMNPで加入
  (端末購入サポート、月々サポート)
 ・2016/6 Galaxy S7 Edge をMNPで加入 ※特価適用不可と言われる

という流れなのだが、現時点から逆算するとiPhone6 2台購入からギリギリ半年経っていないので、半年以内に3台目がダメだったのかもしれない。とは言え2016/12時点で逆算するとこの段階で3台になってしまう訳だから当時も基準が同じならば非適用とされてもおかしくない・・・。

特価BLについては、ネットで探ってみるものの明確な条件は提示されていないようで困っている方もチラホラ。少なくとも自分の事例で見てみると半年以内で2本施策を適用した回線を持っていると適用不可。もしくは1年以内に3回施策適用していたら4回目はダメという見方はできる。
とは言え、この○か月以内に○回線が未だ明確になっていないので、もしこれが24か月=2年となると私の場合、あと1年半は施策適用不可ということになってしまう。

正直、ドコモ側の視点で考えてみると同一名義でガラケーとスマホの2台持ちしている人は多少はいるだろうけど、それ以上は回線持っている事例も自分名義で家族に使わせているを除けば多くはないだろう(少し前から利用者登録ということをドコモは始めているので、契約上は同一名義でも利用者登録で利用者が家族になっていれば別として見てくれるのかも)。また機種を買い換える頻度だってiPhoneユーザーであれば年1回だろうと。など考えてみると同一名義で2年で4回以上の施策適用された契約をする場合は、適用不可になる可能性がありそう・・・と見ておくべきなのかもしれない。

■でもお安くMNP出来てしまったのだが・・・・

ということで施策適用不可なので、月々サポートは適用されない。端末は月々サポート込みで定価9.3万円だけど適用されない人は月サポなし9.3万円で購入になるのか・・・と落胆していたところ、行ったお店では(どうやら単に間違って販売してしまったようだけど)月サポ相当分を定価を下げ一括6.4万円(税込)で販売してくれるというご提案をいただくことに。

ちなみに月サポが、MNPではなく新規契約の場合3万円程度なので、まさに相当分下がった形になっている感じ。ありがたいことにDCMXクーポンと貯まったポイントも行使可能ということで最終的に5.1万円で買うことができた。

もちろん、施策が適用されていれば一括5.5万で月サポで5万程度もらえて、クーポン適用で実質端末価格は0円できたはずなので、今回の提示価格だって買うのは損ということになるが、一般的に定価9.3万円で月サポなしで購入させられるので、それと比べたらマシ。

ということでお得に買い物ができた模様。ただ、その後調べてみると特価非適用時はDCMXクーポンですら適用できないらしく、月サポなし価格というのもほとんどやっていないらしい・・・。どうやら(私にとっては嬉しいけど)店頭側の間違った対応の結果、買えてしまったというのが実情の模様。(さすがに開通させてしまったあとで、端末も引き渡してしまっている。さらに店には個人情報は持ちないという方針を貫いているから、間違った販売をしても店側は訂正しにくいというのもありそう・・・)

■ 月サポなし価格を正式に設定すれば?

とラッキーだった気持ちと間違った販売で泣きを見る人もいるはずなので複雑なのだが、そもそもとして月サポという仕組みを見直し時期に来ている気がする。正直、モノの見方次第ではあるけど月々サポートは、単にドコモの販促費(=既存契約者から得た利益)という捉え方もできるけど一方で、今回みたいに月サポなし価格で販売できるということは端末価格はこれが真実であって、新規契約してくる顧客から月サポ分を先にもらって24か月かけて返金しているという見方もできる。(=人質にしてる) この視点で見るとiPhoneユーザーなんかは1年おきに買い換えている人もいるから、結果としてあるべき価格より高い価格で買ってもらっているということにもなる。(=キャリアの利益になっている)

それって本当に良いのかな・・・。端末だって自由に買う権利あるでしょ?本当に発生しているコストを負担してもらうことは間違っていないけど、少なくとも今の仕組みは都合よく必要以上にユーザーから料金をとっているきがしてならない。

そろそろ、端末販売側についてもこの形も見直しをすべきかな・・・と思う。とは言えキャリアの方々が自ら変わることはしないから、是非ともタスクフォース含め政府圧力で是正させていってほしいところ。