モバイルSuica 年会費徴収へ

昨年、モバイルSuicaの一般カード対応のタイミングで、一年後に年会費を
とると宣言していたが、利用者もさほど多くはないので引き続き利用者獲得
のために、年会費徴収タイミングを伸ばすのではないか?と考えていたが
やはり予定通り徴収することになったようだ。
ポイントを集めているユーザーにとっては、先日の住友VISA等の一部カード会社
がSuicaチャージ時のポイント付与をしないと発表するなど、Edy同様風当たりが
強くなってきており、まさに別のカードへの乗り換え等検討中な人もいるかと思わ
れるが、新たに今回の年会費徴収で1000円ではあるが、さらなるハードルが
追加されたことになる。
ちなみに、2007年10月末時点でのモバイルSuica利用者数は68万人。
現時点では多少増えているとしても、100万を超えることはないと思うが
今回の年会費徴収で何処まで利用者が減るか気になるところである。
—————————————————————————–
一般カード利用のモバイルSuicaユーザーは、年会費が必要に
2008年02月19日 20時02分 更新
JR東日本はモバイルSuica利用に関する変更点を発表した。ビューカード以外の
クレジットカードを登録して利用している場合、4月1日以降は年会費1000円が必要になる。
 JR東日本は2月14日、「モバイルSuicaに関するお知らせ」として、3月15日以降
モバイルSuicaを利用する際の変更点を発表した。主な変更点は以下のとおりだ。
  ・ビューカード以外のクレジットカードを登録して利用する場合、4月1日以降
   年会費1000円が必要になる
  ・ 私鉄や地下鉄との連絡定期券の発売範囲変更(3月15日以降)
  ・モバイルSuica特急券のサービススタート(3月15日以降)
 最も大きな変更は、クレジットカードを利用してモバイルSuicaを利用している
場合の年会費だ。モバイルSuicaは当初JR東日本が発行するクレジットカード
「VIEWカード」のユーザーだけが利用できるサービスとしてスタートしたが
2006年10月以降、一般クレジットカードでモバイルSuicaが利用可能になって
いる(参照記事)。
 現在は「初年度無料キャンペーン」として、どのクレジットカードでも年会費無料
でモバイルSuicaのフル機能を利用できるが、4月1日以降は、VIEWカード以外
のクレジットカードを登録している場合は年会費1000円が必要になる。
 ただし、すでに一般クレジットカードを登録してモバイルSuica会員になっている
場合は、「モバイルSuicaの年会費支払いに同意しない」を選択することもできる。
この場合、EASYモバイルSuica会員(参照記事)と同等になり、電車・バスに乗る
電子マネーで支払いをする、ネット決済を行うなどはできるが、その他の機能が
利用できなくなる。また、クレジットによるチャージができないので、コンビニなどで
の現金チャージや、オンラインバンクからのチャージ(手数料が必要)で利用する
ことになる。
なお、VIEWカードユーザーは4月1日以降も年会費無料でモバイルSuicaを利用
できる。(以下省略)
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0802/19/news107.html
—————————————————————————–