3/15はJRダイヤ改正日。
今度の改正では、寝台特急の廃止が多々盛り込まれている。
東京~大阪を走る「銀河」、京都~熊本を走る「なは」、京都~長崎を走る「あかつき」
が廃止。上野~札幌を走る北斗星は、北海道新幹線の工事対策で2本から1本へ便減。
どこのエリアも、飛行機や新幹線、高速バス等選択の幅が多々あり、価格も他の方が
安くなっており、利用者低迷しつつあり、合理的に考えれば廃止は妥当。
しかし、あの寝台列車は幾度となくお世話になったことがある者としては無くなるのは
さびしい。あの、ゆったりさが結構好きだったのだが残念でならない。
ちなみに今日は最終運転日。相当なマニアな方が送り出しに参加していそうだが
悲しきことに、最終日の送り出しに参加できず。
幸いなことに、数日前に時間があり見に行ってきたのが救いだが、最後の姿を
見れなかったのは残念でならない。。
※ 東京駅で出発待ちの銀河。数日前でありながら、100名近くのマニアが写真撮影。
※ 行き先表示板。今後、この名前を見ることはないのでしょうね。
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鉄ちゃん大集合! 急行「銀河」ラストランに感無量
JR西日本のダイヤ改正に伴い引退する寝台特急「なは・あかつき」(京都-熊本・長崎)と
寝台急行「銀河」(大阪-東京)が14日、最終運転を行った。
ブルートレインの愛称で長年親しまれた両列車だが、新幹線や高速バスなどに押されて
平均乗車率が3~4割に低迷していた。これで関西発着の定期便のブルートレインは、
「日本海」(大阪-青森)の1便だけとなる。
急行銀河は昭和24年に運行を開始。交通科学博物館によると、当初は寝台のない
夜行急行だったが、急行として初めて愛称が与えられ、同じ区間を走行する寝台急行が
統廃合され、最終的に残った”名車”だった。
この日の切符は、先月の発売開始時に、わずか30秒で完売。切符を手にした約260人
の乗客を乗せ、午後10時22分、東京駅までの556・4キロ、約8時間20分のラストランに
旅立った。
JR大阪駅ではこの夜、約2時間前からカメラやビデオを持った人たちが集まりはじめ、
出発直前には会社員や家族連れなど約2000人に。出発時には、ホーム内が大きな拍手
の音にに包まれた。神戸から銀河を見送りに来た女性(45)は「まるで大物役者の引退式。
夜汽車がなくなることは私たちの世代には寂しいことです」。
またこの10年で12回、銀河を利用したという銀河ファンで大阪市の会社員、吉田真司
さん(29)はカメラを片手に「今日でなくなるのかと思うと本当に悲しい。特に熱海駅で銀河
から見る朝日が格別だったのに」と残念がっていた。
http://sankei.jp.msn.com/etc/080314/etc0803142118000-n1.htm
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