昨年12月に納車されたインプレッサスポーツActive Style。
レビューは過去2度ほど書かせてもらったが、気が付けば納車されて8ヶ月。この8ヶ月で片道100-150キロ程度の場所までお出かけ等は多々していたが、500キロクラスの長距離走行はまだ出来ておらず。そろそろ長距離走行してみたいと思っていたのと、来月仙台で応援している声優田所あずささんのイベント開催されることから参加券を貰いに行きつつ牛たんでも食ってこようという思いが重なり、日帰りで仙台往復することに。走行距離数は750キロ。1日で750キロも走行となれば疲れも明確に出やすい・・・。と言う事で、実際どうだったのか?を纏めて見ようと思う。
■ 行きは一般道+高速。帰りはオール高速。燃費は?
仙台に行くにあたり、信号も少なくみんな飛ばすと言われている新国道4号線を一度走って見たいと思い、行きは4号線を北上する形で那須高原SAスマートインターまで走行。那須高原SAスマートインターからは東北道を北上し仙台宮城まで流すことに。帰りは仙台南インターから都内まで連続で高速利用で帰ってくることにした。
行きの燃費は、早い時間帯だけあってスムーズに流れ一般道でも燃費は平均16キロとJC08(16.2キロ/L)とほぼイコールの数値を記録。高速に入ってからは多少流れに乗るために速度上げ下げをしたせいか若干燃費は落ちたもののそれでも平均は15.5キロ程度と好成績。帰りはインターに入る前に念のためと10リッターほど給油してしまったので、燃費計算としては適切ではないんだけど、特に渋滞等も無かったので平均16キロ/Lまで回復。普段都内で走らせる分には10キロ/L程度なので、やはり郊外や高速利用の方が燃費は伸びるんだなと。
■全車速対応クルーズコントロールは便利だけど、挙動として不安要素も。
行きは、日が昇り始める前から移動開始。この時間の新4号線は交通量も多くなく法定+10キロ程度で走る一般車もいれば、たびたび車線を変えガンガンに飛ばし場合によっては煽りを入れてくる外車乗りやトラックもいて若干メンドクサイナと思う一方で、ストップアンドゴーが少ない分快適。これなら宇都宮に行くときは新4号で良いかもなぁ・・と思うほど。この区間では度々全車速対応クルーズコントロールを試して見ることにしたがストップアンドゴーが少ないバイパスだけあって設定しておくと実に快適。これならバイパスでも多用しても良いかな?って思ってしまうのだけど、一点挙動としては気になることもあって、結論としてはやっぱり利用はほどほどかな?と。
ちなみに、気になった挙動は以下。
・前走車いる状態で全車速追従クルーズコントロールで走行し、途中で前走車が車線変更し前には車がいない状態でしばらく走行。その後数百メートル先に信号待ちで停車しようとしている車を目視できても、アイサイトは車を一切認識せずそのまま設定速度で走行(設定以下なら加速しだす)。前車と50メートル以下まで近づいても全く認識しない状態が継続。さすがにこれはやばいなと思い自らブレーキを踏んで普通に停止させたけど、おそらくそのまま走行していたら認識しないまま前車に突っ込むか、直前にやっと認識してプリクラッシュブレーキが発動していたのではないか?と。
今まで一般道でも試しに全車速追従クルーズコントロールを試したことはあって前車が車線変更する機会も当然あったけど数十メートル先にいる場合でも認識してくれたし、高速でも前車がいない状態でしばらく走行しその後前車に追いついた時でも普通に認識してくれたのだけど、さすがに今回のようなケースが出たのはビックリ。
(ちなみにこの症状が2回ほど発生)
まぁ自動運転ではありませんし、クルーズ中でも前を向いていつでも操作できるようにしている訳ですから大丈夫ですけど、あまり過信はできないなぁ・・・と再認識。逆にまだまだ先のお話ですけど技術進歩しても本当に自動運転なんて出来るようになるのかな?とふと思ったり。
■ 高速も全車速追従クルーズコントロールで快適走行。
主に矢板まではバイパスだったので快適だったけど、それ以降は一車線が多く速度はノロノロ。交通量も多くストップアンドゴーが多発。もう少し一般道で北上できればと思ったが那須高原SAで断念することに。那須高原からは高速で北上。夏休みシーズンだけあって走行車線も追い越し車線も交通量は多い状況。ここからは全車速追従クルーズコントロールを有効にして、追い越ししたいときはアクセル踏んで設定速度以上で走行し、追い越し終えたら再び走行車線に戻り設定速度で走行を繰り返していたが、アクセルを踏み続けないといけない状況から開放されることは凄く便利。運転していて辛いことと言えば姿勢をあまり変えられないことであり特に足はブレーキ以外は速度維持のためにアクセルに足を乗せておく必要があるから余計。これなら1-2秒でも足を動かせるし便利。また、低価格帯に搭載されている定速クルーズコントロールだと設定した速度で走ってくれるが、前車がいたら自分でスイッチ駆使して前車速度にあわせない限り追いついてしまうため逆に疲れてしまうが全車速追従型ならそれも皆無。かなり楽させてもらった。
また車両剛性がしっかりしているし、シートもしっかり体をホールドしてくれることもあってか高速走行中も疲れ知らず。帰りは仙台から東京までずっと高速走行だったが休憩は1回行った程度。これなら車でもっと長距離走行しても良いな・・・と。スバル自身アメリカ市場売れるためにこのあたりの快適性をしっかり考えているからなんでしょうね。
前回よりは文字多めで恐縮ですが、インプレッサ検討している方のに参考になればこれ幸い。