Atom搭載マザーボード D945GCLF を買ってみた

Willcom D4にも搭載されているインテルの新しいCPU Atom。
モバイル向けのCPUで、消費電力も2W程度とノートパソコン搭載向けCPUよりも
低めになっているのが特徴なのだが、どういうわけかモバイルPC製品が投入される前に
自作PC向けのマザーボードが販売。
消費電力が低いので、常時稼動するサーバー向けにも活用できるし、なによりWillcom D4
のスピード感もなんとなく掴めるだろうという思い買って見ることにした。
d945gclf.jpg
ネットで購入。9980円なり。
これを導入するためにMiniITXケース、メモリ、HDDも調達。
それでも3万少々。まぁ手頃な値段ですね。
とりあえずは、orbなどのメディアサーバ、ネットラジオ等の自動録画等に担わせていた
Athlon64 x2 5600+を搭載PCから、こいつにすべて移し変えてみますか。

ダイナースクラブカード 信用情報機関CCBから脱退 新たにテラネットに加盟 

ダイナースから利用明細書が到着。
中身の案内を見てみると、気になる案内が。
dinners_creditinfo.jpg
内容としては、信用情報機関の加盟について、6月を以ってCCBから脱退。
10月からはテラネットに加盟、登録照会を行っていくとのこと。

三井住友VISAカード マイ・ペイすリボ ポイント2倍復活へ

三井住友カードから一通の手紙が。
さっそく開いて内容を見てみると・・・・
smbccard_mypays.jpg
春に終了したマイ・ペイすリボ利用時のポイント2倍が復活することになった。
これで再びマイル貯めやすいカードがなったかと言えば、やはりしっかり抑えられていて
結局のところマイル還元については現状どおりとなる。
変更点は以下。
 ・ マイ・ペイすリボ登録のお客様に、ワールドプレゼントのポイントを2倍に。
 ・ ポイント付与条件としては、利用代金の請求月にリボ払い手数料の請求があること。
 ・ ワールドプレゼントのポイントはANAへのマイル移行はできない。
今までマイ・ペイすリボ登録だけして支払い前にATMでの事前返済
毎月の支払い金額を高額設定し実質一括払いにしていていたケースなど三井住友カード
にとってポイントだけ付与しているだけという損していた部分もしっかり押さえられている。
若干、マイルがより貯まることにならないのは残念ではありますが
ワールドプレゼントでギフトカードに変えることはできるので、その点で言えば
若干還元率が戻ったことにもなり、その点では歓迎だったりする。

各企業のポイント引当金はさらに増加 総額3200億円へ

どこのお店行っても、なにかしらポイントサービスを展開していることが多い。
ポイントはその場で使われることは少ない分、価値がある限りはいつでも使われる
可能性がある。当然、使われることを考えある程度は原資を持っておく必要がある
が、この原資は企業側で自由に動かせるものではないため債務として扱われるため
結構重荷になりつつある。
今まで、特に電気店等では販売金額の20%もポイント還元するなど加熱ぎみだが
カード会社等一部ではポイント還元率を低くするケースも相次いでいる。
しかし、ポイント還元を渋ると利用が減ってしまうケースもあり、やめたくてもやめられない
状況が続いている。
最近は、給与が上がらないのに、税金や物価上昇等などから景気悪化しつつあり
売り上げも落ちることが考えられるが、少なくなったパイを少しでも抑えるために
販売促進としてポイント還元率アップへ。その後は他店も追随すれば、もうやめられず
いずれは何度となく言われている、ポイントによる倒産が出てきそうな感じがする。
我々としてはポイントもらえるのは嬉しいが、この悪いスパイラルに陥る前に
何処かで断ち切る動きが必要なのかもしれない。
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ポイント引当金、カードなど50社で3200億円 07年度、14%増
 クレジットカードの利用や買い物でたまるポイントの利用に備えて企業が
積む引当金の増加が続いている。引当金の計上額が多いカード会社など
50社の2007年度の合計は3200億円で前年度に比べ14%増えた。利便性が増し
付与を拡大した結果、積み増しを迫られた。ポイントは負担増につながりかねないため
企業は付与の見直しを進めている。
 ポイント引当金は企業が過去のポイントの利用実績などをもとに発行額の3割程度―全額を
負債として計上している。利用客を囲い込むため、小売りやカード各社などを中心に
ポイントの付与を増やしている。(08:54)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080626AT2C2502025062008.html
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iPhone 3G と Willcom D4

どちらも7/11に販売されることになったApple iPhone 3GとWillcom D4。
個人的には、この2機種はどちらも興味深いものがある。
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iPhoneは、GSM搭載機の初代は既にアメリカで売られ、自分の周りには
持っている人も多かったし、通信機能がないiPod Touchは日本でも売られ
いまさら外観や操作性への関心はない。ただ、今回3Gが搭載されることで
いつでもどこでもあの操作性でネットに接続できる点やSDK活用によるアプリ開発の
開放は、いまのiPhoneをもっと便利にできる可能性を秘めている。
今回、発表された料金プランや端末価格は、パケット定額を使っていない人に
とっては高いと感じるが、上限まで使っている者としてはHTC等のXシリーズ
同様1万円コースにならない分むしろ安いぐらいに感じる。
個人的には、既に17回線持っている身なので、パケット定額上限まで使った回線
が一つ増えたぐらいに過ぎず、痛くもかゆくもないというのが本音。
おそらく安く買えると期待した人には酷な言い方かもしれないが、一個人としては
パケット定額使わないぐらいなら、そもそもiPhoneではなくiPod Touchを買ったほうが
良いと思う。iPhoneは、通常のケータイでもないし、単なる音楽プレーヤーでもない。
そういう商品なのである。
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一方、販売日と端末価格は判明したものの、いまだバッテリーの稼動時間が未公表な
Willcom D4。ニュースサイト等では2時間程度と言われているが、ある筋からは4時間ぐらい
持たそうとしているという話も。正直、パソコン利用の視点で考えればどちらでも良かったりする
のだか、これを電話機能中心として考えると、世間で言われている貧弱という点は否めない。
一個人としては、スマートフォンの類で通話する気はほとんどない。EMobileのS11HTを
使っているがもっぱら移動しながらストリーミングラジオ聞きまくり、Googleカレンダをシンク
させ、ネットを見るぐらいの活用。この使い方で標準バッテリーでは1時間30分しか持たない。
そのため稼働時間をネガティブに考える必要はなく、むしろブラウザの貧弱さが解消され
通常のアプリがそのまま活用できる等を考えれば、D4のほうが良かったりもする。
かなり個人的な使い勝手に寄った話をしてしまったが、Willcom D4のポイントは
あのコンパクトさで、通常のアプリが走ること。
過去に東芝のLibrettoなど手のひらサイズPCは度々出ていたが、徐々に大画面化し
結局B5ノートぐらいに落ち着き、この手のひらサイズはスマートフォンの領域となっていた。
スマートフォンの場合、OSはWindowsMobileなどになるが、昔と比べ親和性は良くなった
とは言え、同じアプリは使えないなど何処か勝手が悪い。もちろん割り切りが必要なのだが
やはり勝手が異なるのは面倒だったりするのです。
そういう意味では、今回ハード的に省電力化され、このような形が出てくれたことは
個人的には感謝だし、一つの選択肢として増えたことは非常に良いことただと思う。
正直、こういうPCの認知度が上がって欲しいと思うが、価格面を考えれば高いし
そもそも複数台所有率は低く、一台目として買ってあれだけですべてこなすことも辛い。
実際のところはマニアのおもちゃどまりになってしまいそうな気がする。
ただ、今回はコスト面で高くなっても、製造コスト軽減でき本当に買いやすい
単価まで落ち着けば、一つのジャンルを確立できるかもしれない。
是非頑張って欲しいと思う。
※ D4、iPhoneの画像は各メーカーサイトから用いてます。