どこかでマイルで旅行してみた(広島編)

JALが突如発表した「どこかでマイル」
最低でも往復10000以上する特典航空券だけど、「どこかでマイル」は6000マイルと低価格。だけど申し込み時点ではどこへいけるか判らない。ユーザー的にはなかなかスリリングではあるけどネタになる、JALとしても話題性もあるし、なにより提示したいくつかの候補地の中で一番空席率が高い便に押し込むことができる。航空会社にとって空気運ぶぐらいなら安くても載せたいと思うから良い施策かも。

で、今回はさっそくそれを行使したところ広島に行くことになったのでそのレポを

■ 候補地は、ある程度規則性がある。組み合わせは最大100回/日?。

どこかでマイルのページに行くと、出発日と到着日を入力すると、候補となる旅行先が4つ表示れる。

この4つのなかで、どこに飛ばされるかは判らないわけだけど、そもそも4つの旅行先が気に食わないということになると再度シャッフルしてくれる機能があるので、それを使って少しでも自分が行きたいと思う旅行先が出るように頑張ってみても良いと思う。

ただし、このシャッフルには1日あたりできる回数が設定されている。厳密にかぞえた訳ではないが、約100回程度はシャッフルさせていたら今日はもう出来ませんエラーが出たので、無限にできる訳ではないことに注意が必要。
また表示された組み合わせが悪くないと思っても、まだ良い組み合わせ出るかもとシャッフルしてしまうと、後からやっぱりあの組み合わせが良いと思っても、早々その組み合わせが出てこないことも注意。

またまた、比較的混雑しやすい日時の場合は、そもそも選択肢がほとんど変わらないパターンもあった。同じ地域が度重なるようであれば、その日、その地域の搭乗率が低いことが予想され、その候補を含めた場合そこにいく可能性が高くなることは覚悟しておいたほうが良い

上記はサンプルの画像だが、私が選んだのは「福岡・北九州・熊本・広島」の組み合わせ。
75%の確率で九州ということにしたが、いざ申し込んでその数時間後に帰ってきた回答は広島だった。

てっきり九州と思っていたので表紙抜けではあるが、広島もまだ行けていない場所があったのでこれを機に制覇することに。

▪️広島へ
   ここからは当日私が呟いたものを中心に。
   朝六時台の初便がアサインされたので、早朝から羽田空港へ。
   ラウンジで軽く休憩したのち、ゲートに移動し優先搭乗で機内入り。
   もう挨拶はしないと公式宣言されていたが、この日は珍しくCAさんがご挨拶してくれた。

 広島行きなので、07から離陸し、川崎から八王子、山梨と進んでいくルート。この日の富士山が少し雲が。

 この日は、前日は低気圧で広島などは雪。
初便で到着した時には、除雪済みとはいえ、凍結した状態に。
とはいえ、この程度じゃなんなく着陸。

広島空港に降りて、向かったのは岩国の錦帯橋。
ANAだったら迷わず岩国空港でいくべきだけど、JALは岩国に就航しておらず。そもそも「どこかへマイル」は場所も選べないので仕方がない。
広島空港からリムジンバスで広島駅まで行き、そこからJR線で移動。岩国からはバスで。

長年行きたかった場所に来られたので嬉しかったのだが、錦帯橋も凍結しておりまして、日陰部分の階段で足を滑らせ滑り台で降っているかのような形に。ズボンが汚れたのが・・・

錦帯橋を散策したのち、今度は広島方面に戻るのだが、基地局ヲタということで珍しい基地局を見に途中下車。
auの基地局で地権者さんがレストラン経営ということで、イタリア国旗と同じペインティングを基地局に施したもの。機械自体はありきたりなんですが、こういうのあまりないので見ておきたいのです。

広電で市内に入り、平和記念資料館近くで下車。
立ち寄ったのが、広島風担々麺のお店。辛さ100倍までできるというお店でしたが、控えめに50倍に。
でも、100倍普通に行けましたね。

徒歩で平和記念資料館に移動し見学。
以前、ここに来た時は夜だったので原爆ドーム等を見る程度で資料館に行けなかったので、やっとこれた感じ。
残念ながら、館内一部は改修ということで全部を見られた訳ではないですが、様々な遺品等が展示され、その凄まじさ等を肌で感じ、じわり涙が出るコーナーも。兵器としての原子力。無くすべきですね。

※先日オバマさんが来館されましたが早速そのコーナーも。彼が残したコメントは凄くよかったです

再び広電で広島駅に。
バスに乗るまでの間に、駅ビルの麗ちゃんでお好み焼き。
ついついここにきてしまう。

再びリムジンバスで広島空港に戻り、搭乗。
ラウンジが改修中ということで代わりに商品券をもらい、お買い物。
嬉しいけど使い道なくて困った。

と、こんな感じで楽しんできた訳ですが、やはり6000マイルで楽しんで来られるというのはお得ですね。
近距離路線でも往復10000マイルかかるので、搭乗回数がそれなりにあれば貯まりやすいけど、買い物レベルなら10000マイルは結構大変。でも6000マイルなら手が届きやすい。

個人的にはこの施策。また使っても良いと思っているほど。

みなさんも機会があれば是非

下北半島での名物”みそ貝焼き”を食べに下北 “なか川”へ行ってきた

ひょんなことから1泊2日で薬研温泉に行くことになり、途中腹ごしらえとして下北半島の郷土料理である”みそ貝焼き”を食べるべく立ち寄り。

みそ貝焼きはホタテガイの殻を鍋の代わりとし調理することからこの名が付けられたらしい・・・。

立ち寄ったのは、なか川さん。下北から恐山に向かう途中にある。

頼んだのは、みそ貝焼き定食。900円とお値段の割りに、コストパフォーマンス高い。
貝の上に海産物や野菜、卵と味噌が盛られ、加熱されるのを待ちつつ、ある程度加熱されたら今度はこれらをかき混ぜて食べる。

味噌そして海産物の塩気で若干塩辛いのだけど、ご飯も進み美味しい。

携帯電話業界の今後(SIMロック解除とクーリングオフ導入後の世界)

諸般の事情もあってこの手の話は控えめにしていたのですが、久しぶりに携帯電話業界で話題になっているSIMロック解除とクーリングオフの話について書いてみることに。この話題少し落ち着いてきたしね。

■携帯業界は成熟機

既に日本国民の数以上の回線が契約されている携帯業界。
バズワードですけどIOT(internet Of Things)の思想みたく、今までネットに繋がっていない機器が通信対応することで出来なかったことが出来るようになる点から、緩やかながらも今後も続いていくと思われますが、逆に「あったら良いな、無くても困らない」の話でもありまして、スマホやガラケーみたいに1人1台まで普及させることはなかなか難しいわけです。だからこそドコモの新料金プランみたいにパケット通信のデータ量をシェアできるプランが登場したりと、普及障害を取り除くような対応もなされていますが、それでも何個も増えていくかは謎。
ただ、ある人は○○、ある人は××と、規模は小さいけど人によってそれぞれ違う機器があるみたいな形で、単純計算で1人1.5個~2個ぐらいまで広がっていくんでしょうね。

各社、前述した○○や××としてフォトフレームとか、タブレットとか、キッズフォンとか出してきているんですが、やはりユーザーから見れば「あったら良いな、無くても困らない」ですし、各社も提案したいという思いはあるんでしょうけど、財布の紐は固いから無料で配る方向に進みがちで、気がつけばキャリア間の加入者数競争として回線を増やすための手段になってしまっている感があって個人的には残念だったりもします。
さて、このキャリア間の加入者獲得競争は昔からあった訳ですが、それが年々激化していました。一つの指標として月間で最も顧客を獲得することを良しとする風習があり、それがユーザーにとっても一つの評価指標となっていた部分もあります。(実際は数だけではなくエリアとかいろいろ要素はある訳ですが、多く加入するということは信認されているという風に思えてしまう訳で。これは情報を持っていない人ほどそれが参考になりますので)

この競争において、数年前までは定価数万円する機器が一括0円で買えるぐらいの話だったのですが、この1-2年は一括0円でかつ現金や商品券によるキャッシュバックが付くようなケースも。また中には端末は定価なんだけど契約時に現金でお金を上げてしまう、正直オトク度はないんだけど、お金が無い人向けに当座資金を提供する、まるでキャッシングでお金の手法を取り入れる代理店さんも。競争激化で金額もどんどん増加した結果、解約新規を繰り返す人が登場、マスコミにも報道され世間に広く認知された結果、お国にも目を付けられ、一旦沈静化しました。
(最近また復活しているけどもね)

さて、この競争激化による弊害はキャッシュバックだけでは止まりませんでした。もう一つは、代理店側の獲得方法。昔と違って携帯電話を取り扱うお店は格段に増加しました。故に他店に負けないようにするために利益をユーザーに還元する、すなわち定価より安く売る行為に走ることになるため薄利多売に。しかし一定の利益を上げなければ商売成立しないので代理店としては1台でも多く売りたい。故にオプションを付けて貰うことやタブレットやデータカードなども契約してもらう動きが盛んになったわけです。(まぁキャリアも獲得競争にかつべくインセを盛ったりしていましたが。)
しかし一部の店舗では、ここの説明をシッカリしないまま勝手に付帯したり、付帯しないと販売すらしないなど目に余る行為もあったようで・・・。契約時に様々なオプションを契約させられた等のクレームについて消費者センターへの相談件数が年々増加。とうとう消費者センターが問題視し総務省や内閣府に対策するよう促すように要請しました。
(代理店側の問題もありますが、コンテンツサービス側では解約阻止のために解約導線を複雑怪奇にしてユーザーを断念させようとしたり、キャリアも自社サービスについてインセ設定し代理店に獲得促進したりしていたので、その一端はあったりしますが)

さて、今まで2つ問題を取り上げましたが、この話が今大きな問題になりました。それはある意味タイミングが悪い話ですが、総務省が2020年代の情報通信のあるべき姿を議論する「2020-ICT基盤政策特別部会」の開催タイミングだったこと。これ以外にも検討部会があったりしますが、この部会は総務省があるべき姿をどうするべきか検討する政策部会で過去にも度々実施され、光の道議論などもあったもの。今回はこれらの問題も含めて今後のあるべき姿が論じられていて最近出てきた中間報告では、SIMロックを解除することやクーリングオフ適用などを盛り込むことになりました。

■SIMロックやクーリングオフでどうなるのか?
政策部会としては、SIMロックしているから逃げられる可能性がないのでインセをたくさん盛ることができることを問題視していて、SIMフリーならば流動性が高まるからインセを盛りにくくなるし、今までのインセに回さないならその分月々の料金も減らせるであろうという考えています。またクーリングオフでは本来通信販売等でしか適用できなかったものを携帯電話販売時は対面販売でも適用させることで極端な話白紙に戻すことができ、代理店に一定の抑止効果を与えられると見込んでいます。

正直、クーリングオフについて結構なインパクトがあると思ってます。これは代理店だけでなくキャリアも。
代理店視点で言うと、1つは店員さんがテキトーに説明していたケース。ちゃんと説明しない、誤魔化す、そう思わせるようなトークをしてその場を乗り切っても後で引っ繰り返される可能性があります。故にちゃんと説明しないといけませんから1顧客に対する説明時間は今以上に増えることになります。結果としては利益確保の為にオプションをたくさん付けさせる行為から数を減らす方向に動く可能性があります。そしてもう一つは、いくら店員さんが丁寧に説明していたもお客さんのスキルが低すぎるケース。結局いくら丁寧に説明してもお客さんが理解できていなければ引っ繰り返される恐れがあります。こちらも前述同様、数を絞る方向に行くと思っています。そうなれば代理店としては利益が減りますから、店舗が増え薄利多売な業界なので苦しくなる店舗も出てくると思います。

今度はキャリア視点ですが、クーリングオフを適用された場合、一度使った端末も返却となります。総務省はSIMフリーにすれば返品にならずに済む的な話も出てましたが、後述しますがSIMフリーを外したら何処のキャリアでも使えるということはiPhoneを除き出来ません。結局他キャリアに行っても、一部エリアが使えない等の制約があるため結果返品せざるえないのです。キャリアには中古化された端末が残りますから、メーカーにお金を払い外観パーツを交換、内部も点検した上で修理時の預託機交換用とするか、新古品扱いとして販売するか、どちらにしてもコストがかかります。よって、また確定になった訳ではないので、各社ここを死守すべくいろいろなところに働きかけをするのではないかと?
もし総務省がチカラづくで進め義務化した場合は、今後各キャリアはクーリングオフ件数を減らすために代理店評価を強化し、問題を起こす代理店を排除するようなことが出てくるかもしれません。

ぐたぐた書きましたがこのクーリングオフは代理店にとっても、キャリアにとってもリスクの高い話だったりします。

■SIMロック解除の影響はキャリアにとっては軽微だけど、ユーザーと電話機メーカーにとっては・・・。

さて、先ほど軽く話してしまいましたがSIMロック解除の話ですが、少なくともキャリアにとってはあまり影響はありません。というのも、SIMロックを解除しても各キャリアは使用する通信規格、使用周波数がそれぞれ異なるから。詳細解説は割愛しますが、例えばAUはCDMA2000、ドコモやソフトバンクはW-CDMAと規格が異なるため、周波数が同じでもAU端末をドコモで使うはできなかったりします。またドコモとソフトバンクはどちらもW-CDMA、FDD-LTE規格に対応していますが、両者共通している周波数は2.1GHz、一部端末で1.7GHzぐらい。ドコモは地方では800MHz帯でエリア整備していますし、ソフトバンクは900MHz帯で整備しています。故にソフトバンク端末をドコモに持っていっても、800M帯が使えないので地方じゃ圏外になってしまうなんてオチもあります。故に大半の端末は何らかの制約が伴うためsimロック解除したところで使えないのです。唯一これらのことを意識しないで済むのがiPhone5s以降の端末。この端末からappleがauでもドコモでもソフトバンクでも同じ型番で利用できるようにしたので、解除できれば乗り換えて制約使用することができます。
ただ、iPhoneのSIMフリー品は既にappleさんが日本向けにも販売していますので、今更というのもあります。正直、総務省のWGメンバーのお話を見ているとiPhone前提の議論しかしていなかったので・・・・。

またこれを機にメーカーが3キャリアに対応させた端末を作るかもしれない、いや3キャリアが自ら他社でも使えるようにするかもしれない・・・という考えも出てきそうですが、これも少ないです。確かにiPhoneはメーカー自ら効率性を考えて作られていますが、国内メーカーの場合未だキャリアに買ってもらう姿勢のままです。キャリアから見ればメーカーから買う際に余計なハードが追加され、そのコストまで払う気はありません。ましてや不要な機能に対してキャリア側も受け入れの検証体制・費用も必要になりますからそのコスト負担もしたくないはず。
そもそも今回総務省はSIMロック解除だけでハードの仕様まで統一しろとは言ってませんからキャリア自らメーカーに仕様要求することもないでしょうね。結局また総務省が描いている世界とは違う世界。すなわち不本意な世界になるのでしょうね。故にSIMロック解除はキャリアには影響はほとんどないと思います。

■基本料は安くなる?端末単価は高くなる?
それでは、基本料は安くなるのか。端末単価は高くなるのか?ですが基本料金等下げる方向に向くというのもあまり効果はないと思ってます。
営利企業ですから、減収すれば株主から刺されます。10-15年前、PDC全盛期に基本料が下がっていった時代はまだ今ほど利用者は多くなく、まだまだ加入者が増えるノビシロがあったのです。でも今は、そんなノビシロはもうありません。パケットをシェアしちゃうぐらいです。総務省が下げろと言えばできるかもしれませんが、それって国が営利企業の経営干渉するとも取られかねないので、やれないですよね。

では、端末単価ですが、これは2つ動きがあると思ってます。
1つはインセ原資の考え方が変わり、(今のままの高スペック製品ならば)ユーザーの負担額が増加する可能性。
キャリアは平均契約期間、端末の平均利用期間(3-4年)=収入を前提にして獲得インセを設定します。もちろん他社競合上仕方なくもありますが本意でやるわけではありません。もし2年縛りが禁止されたり、2年縛りは認められても2年以降は再度2年縛りできないとかになるならば、契約期間が変わる可能性がありますので、原資を多少見直す可能性はあります。簡潔に言えば減額ですね。なぜなら2年経てば解除して移行する可能性が出てくるので。だから不良在庫を一掃したいタイミング(商戦期が変わるタイミングと不人気端末)はインセ原資増加させてユーザーの負担額が安くなることはあっても、通常時期は今よりユーザーの負担額は増加すると思います。

ただ、これだと売れなくなる可能性があります。そこでもう1つの動きは、端末の機能を削減し、端末価格を下げる動き。高機能にする故にカスタマイズする故に製造単価は上昇し、ユーザー販売価格すなわち定価は高くなりぎみです。(ちなみに発注数を増やせば?価格は下がる可能性ありますが、なんでも売れる時代じゃない中で大量生産するリスクって怖いですよ・・・。)
今まではインセ原資をたくさん積んだ故に安くできた訳ですが、それが厳しくなるから先ほどユーザーの負担額は上がるという話でしたが、ならば端末の機能を落とせば・・・となります。故に不要な機能・付属品を減らすことで定価を抑えようとするはずです。

なので、ユーザーの実質負担額が0円な端末は今後も出てくるとは思いますが、機能が削減されていたり、製造コストが安くなるまで待つためCPUやメモリーなど最新コアの採用が今より遅くなったりする可能性はあるかもしれませんね。

■私が考える公正な世界
長々となりましたが、思っていることをまとめて見ました。
でもユーザーが思っているほど、総務省が思っているほど世界は変わらないかなって気はしますね。

ただ公正な世界にする方法はあったりもします。それは香港での販売方法あたりが参考になります。その上で以下のような形にできると結構、MNPをグルグル回して小金を得る方々を排除できつつ、長く使う人、2年程度で解約する人。どちらもにとっても公正な状況になるような気がしますが・・・

1、インセンティブはユーザーが契約時に契約期間をコミットメントする。そして従量制部分を除きキャリアへ支払う固定費用の総額を上限として、運営コストを差し引いた利益部分の中から原資となるインセ額を決定する。(1年契約じゃ2万円。3年契約したら7万円とかに。)
 ※結果として短期契約者が端末買うとき負担額は増え、長く契約する人は端末が実質0円で買える
2、インセティブは、端末の購入費用に充当しても良いし、毎月の基本料から充当と選べる。
  ※そうすればSIMフリーユーザーも恩恵が得られる
3、契約期間内に解約する場合は、先に貰ったインセ額を全額返金する。
  (2年縛りのような違約金1万円ではなく、貰った分だけ返す。何ヶ月か契約しているならその部分を除いた、残期間分を返す)
4、契約期間が過ぎたら、再度契約継続するか決めるための手続きをする。そしてこのタイミングで新規契約者同様なインセが得られるようにする。

ただキャリアにとっては減収だろうな。

SmartBand SWR10を1週間試してみた(感想)

今年のCESで発表されたソニーのウェアラブルデバイスSmartBand SWR10。
ありがたいことにCESには仕事として行っていたので直接展示サンプルを確認した上で、出たら買うと思っていたのだが待つこと約半年。やっと日本でも販売されることが決定。対応端末が無いにもかかわらず一先ずこれを注文。本当はZ1のOSverupを期待するも商品到着時点で何もなく、ならばとau向けのXperia Zl2を購入。早速使ってみることにした。

■ヘルスケアに限定されないライフログデバイス
 最近、Fitbitやjawbone upなどのウェアラブルデバイスがチョイチョイ浸透しているけど基本的にはスポーツやヘルスケアに重きがおかれているデバイス達。確かに個人的には今日何歩歩いたか等の健康管理は必要なんでこれだけでも個人的には買いではあるものの、それだけの為にあの腕輪をつけたいとは・・・・。何よりヘルスケアの類って、日常どのくらい歩数やカロリー消費していて、何をしたらどう変わるか?が判らないので、それらを可視化してくれるからこそ調歩されるのですが、傾向が判ってしまうとあのデバイスは必ずしも必要ってことにならないんですよね・・・・。(毎日が新しいことだらけならまだしも基本、決まった日課になので)
だからそんなに長続きしないので1万円近いデバイス買うのもなんだし、某キャリアさんの2年縛りな商品とかは不要だったりするわけです。

で、このソニーのSmartBandは歩数や消費カロリーなどヘルスケア要素もあるけど、何時に何をした、何処へ行った、さらにその時の天候などライフログ要素も記録してくれる。実際バンドで取れる情報自体はヘルスケアデバイスと変わらないけど、端末側の機能の使用状況も活用しそれらを一体的に管理するアプリのおかげで良い感じな商品に仕上がっていたりする。ならばどんな感じか確認すべく買ってみても良いかな?と思った故。

でUIですが、百聞は一軒にしかず。いくつか画像を貼り付けしてみると・・・・

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※ちょうどその日の深夜の天候は雨。それがしっかり記録され、それを後日振り返れる。
ちなみに本来は寝ているはずだけど起きているのは、私が日中モード→夜間モードに切り替え忘れたから。日中モードのままだと立ったままになります。

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※端末を使用してtwitterやメールなどした履歴、カメラを撮影した履歴、また音楽を聴いていたらその履歴も表示。下はその日の活動量が表示。カロリーや歩数もそれぞれをタッチすると時間別の歩数やカロリー消費量も判るので、結構便利。ただケータイ盗まれたらちょっと嫌ですが、自分の振り返りという意味ではなかなか良く出来ている。

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※活動量の表示を切り替えるとそのタイミングでの移動履歴まで・・・・。
 このタイミングに私が阿佐ヶ谷にいたことも・・・。
ちなみに位置情報の精度は可もなく不可もなく。綺麗に記録されていることもあればざっくり過ぎなケースも。(バッテリー消費を考え取得間隔が少ないのか?単に測位しにくい場所故かは今後の検証。)

この1週間素直に使ってみた感想としては、なかなか良い!ってところ。

特に時間別歩数、そして地図に移動履歴が反映される点は、普段健康維持のために数駅歩いて帰る私にとって、どのルートだと歩数が多いか判るのは便利。また写真撮影すればその時間、位置も反映されるので歩いて帰る際に気になった店舗や光景を撮影することがあるので、こちらも後日確認できるのも嬉しい。

故に今のところは満足してるけど、問題は自身がこれを継続していくのか否や。結局継続しなきゃ、、な商品なので、飽きないようにチョイチョイ機能追加等の変化があることに期待したいところ。

Rasmus Faber JAPAN TOUR 2014を見にビルボードライブへ行ってきた(感想)

billboard_rasmus

ラスマス・フェイバーはお気に入りのアーティストの一人でして、EVER AFTERやらDEMANDAなどなど良い曲はありますが、中でも2011年にリリースされた「GOOD TIMES COME BACK」は歌詞を見るとう~ん・・・という部分もありえども、曲調は個人的には最高に良くてお気に入り。しかしそれ以降は、全くとは言わないもののラスマス自身がアニメジャズに力を入れ始めてしまったためアニメ好きではあるものの、このシリーズについては完全にスルーしていたのですがやっと。アニメジャズではなく通常のライブを開催することが発表。さらには新曲も披露するなんて告知されているのでこれは行かない訳にはいかない!と思い行って見ることに・・・。

今回のセトリは、酒飲みながら生演奏を時に楽しく、時に静かにゆっくり聴くなどしていたため割愛。
覚えている範囲では、序盤で今まで聴いたことが無かった曲も含まれていたためおそらく新曲披露のあと、下記の楽曲などを披露。(10曲以上は披露したはず)
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Free
Leave Me Alone
GOOD TIMES COME BACK

アンコールの演奏含め正味1時間20分程度のライブステージに。
どの曲も良かったものの中でも一番のお気に入り曲であるGOOD TIMES COME BACKの生演奏は感激。あの曲では立ち上がって踊る女性も多かったなぁ・・・。正直、ライブ終了時にはこのまま2部も参加したいと思ってしまうほどだったのだけど、残念ながら東京公演はこの日だけ。しかも2部は既に販売終了となっていたため断念することに。仕事に余裕あれば半休行使して大阪公演に行きたかった・・・・よ。

是非、アニメジャズなどに寄り道せずまた本道での作品リリースしていただき、またライブツアーして欲しいな。