いまさらだけどGalaxy S6 Edgeを買ってみた

久しぶりにスマホネタ。
先月iPhone6sを購入したばかりだけど、もう一台Galaxy s6 edgeを追加購入。

Galaxy S6 edgeは2015年の4月頃に販売開始されているので既に半年近くたっているんだけど、9月から10月に各社から発表された新機種はあまり面白みがないものばかり・・・。ならば来年まで待っても良かったのだが、今まで使っていたXperia Z1やZ1f(ドコモ版)はOSアップロードもされないことが決まり、スペックこそ悪くないけど時間と共に廃れていく端末に・・・。さらに近々にxperia Z5が販売されるため買取価格が下がることは間違いないため、そろそろ売り時に差し掛かっていた。それに、個人的にはだんだんXperiaのデザインに飽きてきたことので、そろそろ買い替えできる機種を探していたところに、久しぶりにGalaxy S6 Edgeを見て見ると両サイドのエッジスクリーンがデザイン的にもかっこよく見えてきたことやスペック的にも全く困ることもないので、いっきに急浮上。
MNPで買うことも考えていろいろなお店を探して見たものの、最近のサムソン製端末は人気は下がってしまい、一世代前のNote edgeが不良在庫化し、同時期に出たS6も一括販売中という状況。こんな状況でs6 edgeまで安売りしたら前述の機種の在庫が捌けなくなるため、ほとんど安く売られておらず。

仕方ないのでオクで調達することに・・・。

早速手に入れてから数日使用してみたが、やっぱりエッジスクリーンはデザイン的にも良いし液晶そして使用されているフォント両方の効果もあって綺麗。肝心な動作についてもモッサリはなく快適。ただRAMが3GBあるのに空きが1GBしかないのが気になるところですが・・・・。
ちなみにバッテリーは、可もなく不可もなくでしょうか・・・。Xperia ZL2なんかよりは短い気はしますが、iPhoneとさして変わらないような。まぁ悪条件とか様々な環境で試してみないとなんともいえませんので、このあたりは今後もう少し使い込んでみてから結論出して見たいところ。

コミックマーケット88 痛化した携帯移動基地局巡り

年々来場者数が増加しているコミケことコミックマーケット。
通信環境悪いと口コミ、ソーシャルに繋がらないと書かれたりして悪影響が出ることもあって毎回通信会社は移動基地局車を動員して通信環境改善に努めている。ただここ数年はアニメが人気ということもあるけど、各社がアニメ見放題サービスを開始したこともあってか、サービス認知もセットで移動基地局車にアニメキャラクターをペインティングさせる取り組みが進んでいる。

で、今回も各社移動基地局車にペイティングします!とプレス打ってアピールしていたので、これだけ見るべくコミケに行って見ることに・・・(最近これ理由に行くことが多すぎる > コミケ)

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ソフトバンクの移動基地局車。今回は”うたの プリンスさまっ” 
今回からは社員がコスプレして基地局前で写真撮影等にも応じていたみたいです。
前回は黒子のバスケだったなので、基本女性ファン狙いでしょうか。ただいかんせん3社の中でアピールするには場所が悪いのでどの程度効果があったかは謎(少なくとも知らずに通り過ぎている方も多いので、ドコモやKDDIに比べたら亜宣伝効果は低い)。基地局は縁の下の力持ち的な役割ですから階段の影に隠れるあの場所は悪くないんですけどもね。
毎回あの場所なので変えてもらうことは難しいだろうけど次回からは場所を変えてもらうとか、いっそ西ホールと東ホールの間にある鉄塔基地局に垂れ幕タイプを設置した方が話題性ありそうだけど・・・(さすがに鉄塔登るなんて出来ないからNGか)

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KDDIの移動基地局車。今回はCMに登場する浦島太郎、桃太郎、金太郎で。
CM好感度も良いですから使わない手はないってところでしょうか。たださすがにリアルな俳優さんを活用しては予算的には厳しかったようですね。(そもそもプロダクションが許可しないか)

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ドコモの移動基地局車。こちらはラブライブ。
前回は”艦隊これくしょん”でしたので基本的にその時期盛り上がっている作品をピックアップするみたいですね。
こちらはロケーション的にはベスト。通り道で人は多いし、宅配依頼待ち列からも、コスプレエリアからも見える。実際たくさんの方が足を止めて撮影していましたね。そういえば移動基地局撮影時にラブライブコスプレしてPCを持って何かやってる男性が2人いて、知らぬ方から写真撮影求められていましたがあの男性2人はドコモ社員だったのかな?

さて、次回は年末。次はどうなるでしょうかね?

携帯電話業界の今後(SIMロック解除とクーリングオフ導入後の世界)

諸般の事情もあってこの手の話は控えめにしていたのですが、久しぶりに携帯電話業界で話題になっているSIMロック解除とクーリングオフの話について書いてみることに。この話題少し落ち着いてきたしね。

■携帯業界は成熟機

既に日本国民の数以上の回線が契約されている携帯業界。
バズワードですけどIOT(internet Of Things)の思想みたく、今までネットに繋がっていない機器が通信対応することで出来なかったことが出来るようになる点から、緩やかながらも今後も続いていくと思われますが、逆に「あったら良いな、無くても困らない」の話でもありまして、スマホやガラケーみたいに1人1台まで普及させることはなかなか難しいわけです。だからこそドコモの新料金プランみたいにパケット通信のデータ量をシェアできるプランが登場したりと、普及障害を取り除くような対応もなされていますが、それでも何個も増えていくかは謎。
ただ、ある人は○○、ある人は××と、規模は小さいけど人によってそれぞれ違う機器があるみたいな形で、単純計算で1人1.5個~2個ぐらいまで広がっていくんでしょうね。

各社、前述した○○や××としてフォトフレームとか、タブレットとか、キッズフォンとか出してきているんですが、やはりユーザーから見れば「あったら良いな、無くても困らない」ですし、各社も提案したいという思いはあるんでしょうけど、財布の紐は固いから無料で配る方向に進みがちで、気がつけばキャリア間の加入者数競争として回線を増やすための手段になってしまっている感があって個人的には残念だったりもします。
さて、このキャリア間の加入者獲得競争は昔からあった訳ですが、それが年々激化していました。一つの指標として月間で最も顧客を獲得することを良しとする風習があり、それがユーザーにとっても一つの評価指標となっていた部分もあります。(実際は数だけではなくエリアとかいろいろ要素はある訳ですが、多く加入するということは信認されているという風に思えてしまう訳で。これは情報を持っていない人ほどそれが参考になりますので)

この競争において、数年前までは定価数万円する機器が一括0円で買えるぐらいの話だったのですが、この1-2年は一括0円でかつ現金や商品券によるキャッシュバックが付くようなケースも。また中には端末は定価なんだけど契約時に現金でお金を上げてしまう、正直オトク度はないんだけど、お金が無い人向けに当座資金を提供する、まるでキャッシングでお金の手法を取り入れる代理店さんも。競争激化で金額もどんどん増加した結果、解約新規を繰り返す人が登場、マスコミにも報道され世間に広く認知された結果、お国にも目を付けられ、一旦沈静化しました。
(最近また復活しているけどもね)

さて、この競争激化による弊害はキャッシュバックだけでは止まりませんでした。もう一つは、代理店側の獲得方法。昔と違って携帯電話を取り扱うお店は格段に増加しました。故に他店に負けないようにするために利益をユーザーに還元する、すなわち定価より安く売る行為に走ることになるため薄利多売に。しかし一定の利益を上げなければ商売成立しないので代理店としては1台でも多く売りたい。故にオプションを付けて貰うことやタブレットやデータカードなども契約してもらう動きが盛んになったわけです。(まぁキャリアも獲得競争にかつべくインセを盛ったりしていましたが。)
しかし一部の店舗では、ここの説明をシッカリしないまま勝手に付帯したり、付帯しないと販売すらしないなど目に余る行為もあったようで・・・。契約時に様々なオプションを契約させられた等のクレームについて消費者センターへの相談件数が年々増加。とうとう消費者センターが問題視し総務省や内閣府に対策するよう促すように要請しました。
(代理店側の問題もありますが、コンテンツサービス側では解約阻止のために解約導線を複雑怪奇にしてユーザーを断念させようとしたり、キャリアも自社サービスについてインセ設定し代理店に獲得促進したりしていたので、その一端はあったりしますが)

さて、今まで2つ問題を取り上げましたが、この話が今大きな問題になりました。それはある意味タイミングが悪い話ですが、総務省が2020年代の情報通信のあるべき姿を議論する「2020-ICT基盤政策特別部会」の開催タイミングだったこと。これ以外にも検討部会があったりしますが、この部会は総務省があるべき姿をどうするべきか検討する政策部会で過去にも度々実施され、光の道議論などもあったもの。今回はこれらの問題も含めて今後のあるべき姿が論じられていて最近出てきた中間報告では、SIMロックを解除することやクーリングオフ適用などを盛り込むことになりました。

■SIMロックやクーリングオフでどうなるのか?
政策部会としては、SIMロックしているから逃げられる可能性がないのでインセをたくさん盛ることができることを問題視していて、SIMフリーならば流動性が高まるからインセを盛りにくくなるし、今までのインセに回さないならその分月々の料金も減らせるであろうという考えています。またクーリングオフでは本来通信販売等でしか適用できなかったものを携帯電話販売時は対面販売でも適用させることで極端な話白紙に戻すことができ、代理店に一定の抑止効果を与えられると見込んでいます。

正直、クーリングオフについて結構なインパクトがあると思ってます。これは代理店だけでなくキャリアも。
代理店視点で言うと、1つは店員さんがテキトーに説明していたケース。ちゃんと説明しない、誤魔化す、そう思わせるようなトークをしてその場を乗り切っても後で引っ繰り返される可能性があります。故にちゃんと説明しないといけませんから1顧客に対する説明時間は今以上に増えることになります。結果としては利益確保の為にオプションをたくさん付けさせる行為から数を減らす方向に動く可能性があります。そしてもう一つは、いくら店員さんが丁寧に説明していたもお客さんのスキルが低すぎるケース。結局いくら丁寧に説明してもお客さんが理解できていなければ引っ繰り返される恐れがあります。こちらも前述同様、数を絞る方向に行くと思っています。そうなれば代理店としては利益が減りますから、店舗が増え薄利多売な業界なので苦しくなる店舗も出てくると思います。

今度はキャリア視点ですが、クーリングオフを適用された場合、一度使った端末も返却となります。総務省はSIMフリーにすれば返品にならずに済む的な話も出てましたが、後述しますがSIMフリーを外したら何処のキャリアでも使えるということはiPhoneを除き出来ません。結局他キャリアに行っても、一部エリアが使えない等の制約があるため結果返品せざるえないのです。キャリアには中古化された端末が残りますから、メーカーにお金を払い外観パーツを交換、内部も点検した上で修理時の預託機交換用とするか、新古品扱いとして販売するか、どちらにしてもコストがかかります。よって、また確定になった訳ではないので、各社ここを死守すべくいろいろなところに働きかけをするのではないかと?
もし総務省がチカラづくで進め義務化した場合は、今後各キャリアはクーリングオフ件数を減らすために代理店評価を強化し、問題を起こす代理店を排除するようなことが出てくるかもしれません。

ぐたぐた書きましたがこのクーリングオフは代理店にとっても、キャリアにとってもリスクの高い話だったりします。

■SIMロック解除の影響はキャリアにとっては軽微だけど、ユーザーと電話機メーカーにとっては・・・。

さて、先ほど軽く話してしまいましたがSIMロック解除の話ですが、少なくともキャリアにとってはあまり影響はありません。というのも、SIMロックを解除しても各キャリアは使用する通信規格、使用周波数がそれぞれ異なるから。詳細解説は割愛しますが、例えばAUはCDMA2000、ドコモやソフトバンクはW-CDMAと規格が異なるため、周波数が同じでもAU端末をドコモで使うはできなかったりします。またドコモとソフトバンクはどちらもW-CDMA、FDD-LTE規格に対応していますが、両者共通している周波数は2.1GHz、一部端末で1.7GHzぐらい。ドコモは地方では800MHz帯でエリア整備していますし、ソフトバンクは900MHz帯で整備しています。故にソフトバンク端末をドコモに持っていっても、800M帯が使えないので地方じゃ圏外になってしまうなんてオチもあります。故に大半の端末は何らかの制約が伴うためsimロック解除したところで使えないのです。唯一これらのことを意識しないで済むのがiPhone5s以降の端末。この端末からappleがauでもドコモでもソフトバンクでも同じ型番で利用できるようにしたので、解除できれば乗り換えて制約使用することができます。
ただ、iPhoneのSIMフリー品は既にappleさんが日本向けにも販売していますので、今更というのもあります。正直、総務省のWGメンバーのお話を見ているとiPhone前提の議論しかしていなかったので・・・・。

またこれを機にメーカーが3キャリアに対応させた端末を作るかもしれない、いや3キャリアが自ら他社でも使えるようにするかもしれない・・・という考えも出てきそうですが、これも少ないです。確かにiPhoneはメーカー自ら効率性を考えて作られていますが、国内メーカーの場合未だキャリアに買ってもらう姿勢のままです。キャリアから見ればメーカーから買う際に余計なハードが追加され、そのコストまで払う気はありません。ましてや不要な機能に対してキャリア側も受け入れの検証体制・費用も必要になりますからそのコスト負担もしたくないはず。
そもそも今回総務省はSIMロック解除だけでハードの仕様まで統一しろとは言ってませんからキャリア自らメーカーに仕様要求することもないでしょうね。結局また総務省が描いている世界とは違う世界。すなわち不本意な世界になるのでしょうね。故にSIMロック解除はキャリアには影響はほとんどないと思います。

■基本料は安くなる?端末単価は高くなる?
それでは、基本料は安くなるのか。端末単価は高くなるのか?ですが基本料金等下げる方向に向くというのもあまり効果はないと思ってます。
営利企業ですから、減収すれば株主から刺されます。10-15年前、PDC全盛期に基本料が下がっていった時代はまだ今ほど利用者は多くなく、まだまだ加入者が増えるノビシロがあったのです。でも今は、そんなノビシロはもうありません。パケットをシェアしちゃうぐらいです。総務省が下げろと言えばできるかもしれませんが、それって国が営利企業の経営干渉するとも取られかねないので、やれないですよね。

では、端末単価ですが、これは2つ動きがあると思ってます。
1つはインセ原資の考え方が変わり、(今のままの高スペック製品ならば)ユーザーの負担額が増加する可能性。
キャリアは平均契約期間、端末の平均利用期間(3-4年)=収入を前提にして獲得インセを設定します。もちろん他社競合上仕方なくもありますが本意でやるわけではありません。もし2年縛りが禁止されたり、2年縛りは認められても2年以降は再度2年縛りできないとかになるならば、契約期間が変わる可能性がありますので、原資を多少見直す可能性はあります。簡潔に言えば減額ですね。なぜなら2年経てば解除して移行する可能性が出てくるので。だから不良在庫を一掃したいタイミング(商戦期が変わるタイミングと不人気端末)はインセ原資増加させてユーザーの負担額が安くなることはあっても、通常時期は今よりユーザーの負担額は増加すると思います。

ただ、これだと売れなくなる可能性があります。そこでもう1つの動きは、端末の機能を削減し、端末価格を下げる動き。高機能にする故にカスタマイズする故に製造単価は上昇し、ユーザー販売価格すなわち定価は高くなりぎみです。(ちなみに発注数を増やせば?価格は下がる可能性ありますが、なんでも売れる時代じゃない中で大量生産するリスクって怖いですよ・・・。)
今まではインセ原資をたくさん積んだ故に安くできた訳ですが、それが厳しくなるから先ほどユーザーの負担額は上がるという話でしたが、ならば端末の機能を落とせば・・・となります。故に不要な機能・付属品を減らすことで定価を抑えようとするはずです。

なので、ユーザーの実質負担額が0円な端末は今後も出てくるとは思いますが、機能が削減されていたり、製造コストが安くなるまで待つためCPUやメモリーなど最新コアの採用が今より遅くなったりする可能性はあるかもしれませんね。

■私が考える公正な世界
長々となりましたが、思っていることをまとめて見ました。
でもユーザーが思っているほど、総務省が思っているほど世界は変わらないかなって気はしますね。

ただ公正な世界にする方法はあったりもします。それは香港での販売方法あたりが参考になります。その上で以下のような形にできると結構、MNPをグルグル回して小金を得る方々を排除できつつ、長く使う人、2年程度で解約する人。どちらもにとっても公正な状況になるような気がしますが・・・

1、インセンティブはユーザーが契約時に契約期間をコミットメントする。そして従量制部分を除きキャリアへ支払う固定費用の総額を上限として、運営コストを差し引いた利益部分の中から原資となるインセ額を決定する。(1年契約じゃ2万円。3年契約したら7万円とかに。)
 ※結果として短期契約者が端末買うとき負担額は増え、長く契約する人は端末が実質0円で買える
2、インセティブは、端末の購入費用に充当しても良いし、毎月の基本料から充当と選べる。
  ※そうすればSIMフリーユーザーも恩恵が得られる
3、契約期間内に解約する場合は、先に貰ったインセ額を全額返金する。
  (2年縛りのような違約金1万円ではなく、貰った分だけ返す。何ヶ月か契約しているならその部分を除いた、残期間分を返す)
4、契約期間が過ぎたら、再度契約継続するか決めるための手続きをする。そしてこのタイミングで新規契約者同様なインセが得られるようにする。

ただキャリアにとっては減収だろうな。

SmartBand SWR10を1週間試してみた(感想)

今年のCESで発表されたソニーのウェアラブルデバイスSmartBand SWR10。
ありがたいことにCESには仕事として行っていたので直接展示サンプルを確認した上で、出たら買うと思っていたのだが待つこと約半年。やっと日本でも販売されることが決定。対応端末が無いにもかかわらず一先ずこれを注文。本当はZ1のOSverupを期待するも商品到着時点で何もなく、ならばとau向けのXperia Zl2を購入。早速使ってみることにした。

■ヘルスケアに限定されないライフログデバイス
 最近、Fitbitやjawbone upなどのウェアラブルデバイスがチョイチョイ浸透しているけど基本的にはスポーツやヘルスケアに重きがおかれているデバイス達。確かに個人的には今日何歩歩いたか等の健康管理は必要なんでこれだけでも個人的には買いではあるものの、それだけの為にあの腕輪をつけたいとは・・・・。何よりヘルスケアの類って、日常どのくらい歩数やカロリー消費していて、何をしたらどう変わるか?が判らないので、それらを可視化してくれるからこそ調歩されるのですが、傾向が判ってしまうとあのデバイスは必ずしも必要ってことにならないんですよね・・・・。(毎日が新しいことだらけならまだしも基本、決まった日課になので)
だからそんなに長続きしないので1万円近いデバイス買うのもなんだし、某キャリアさんの2年縛りな商品とかは不要だったりするわけです。

で、このソニーのSmartBandは歩数や消費カロリーなどヘルスケア要素もあるけど、何時に何をした、何処へ行った、さらにその時の天候などライフログ要素も記録してくれる。実際バンドで取れる情報自体はヘルスケアデバイスと変わらないけど、端末側の機能の使用状況も活用しそれらを一体的に管理するアプリのおかげで良い感じな商品に仕上がっていたりする。ならばどんな感じか確認すべく買ってみても良いかな?と思った故。

でUIですが、百聞は一軒にしかず。いくつか画像を貼り付けしてみると・・・・

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※ちょうどその日の深夜の天候は雨。それがしっかり記録され、それを後日振り返れる。
ちなみに本来は寝ているはずだけど起きているのは、私が日中モード→夜間モードに切り替え忘れたから。日中モードのままだと立ったままになります。

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※端末を使用してtwitterやメールなどした履歴、カメラを撮影した履歴、また音楽を聴いていたらその履歴も表示。下はその日の活動量が表示。カロリーや歩数もそれぞれをタッチすると時間別の歩数やカロリー消費量も判るので、結構便利。ただケータイ盗まれたらちょっと嫌ですが、自分の振り返りという意味ではなかなか良く出来ている。

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※活動量の表示を切り替えるとそのタイミングでの移動履歴まで・・・・。
 このタイミングに私が阿佐ヶ谷にいたことも・・・。
ちなみに位置情報の精度は可もなく不可もなく。綺麗に記録されていることもあればざっくり過ぎなケースも。(バッテリー消費を考え取得間隔が少ないのか?単に測位しにくい場所故かは今後の検証。)

この1週間素直に使ってみた感想としては、なかなか良い!ってところ。

特に時間別歩数、そして地図に移動履歴が反映される点は、普段健康維持のために数駅歩いて帰る私にとって、どのルートだと歩数が多いか判るのは便利。また写真撮影すればその時間、位置も反映されるので歩いて帰る際に気になった店舗や光景を撮影することがあるので、こちらも後日確認できるのも嬉しい。

故に今のところは満足してるけど、問題は自身がこれを継続していくのか否や。結局継続しなきゃ、、な商品なので、飽きないようにチョイチョイ機能追加等の変化があることに期待したいところ。

デルタの機内WIFI(GOGO inFlight)を利用してみた

飛行機の中でもインターネットができる・・・・。
国内線はまだしも中距離以上の国際線でいつでも使えたら結構ありがたいのだが、実際のところ最近JALやANAが一部の長距離路線で導入し始めたばかりとあまり整備はされておらず・・・・。

今回CESに行くためデルタ航空を利用したのだが、アメリカ国内に限定されるものの衛星インターネットを導入していることから試してみることに。

■エリアであっても接続できるとはわからない不安定な環境
 
 デルタ航空のホームページを見るとエリアはアメリカ本土・アラスカという話だったので、まずは行きの便でアラスカ沖から接続を試みるものの全く接続ができず。具体的にはまず機内自体wifiを吹いているのでクライアント端末からはアクセスポイントを認識、接続できるのだが、ブラウザを起動すると本来認証ページに行くはずが、下記のエラーメッセージが表示され接続がでない。

gogo_error

 つまり、機内APから先。WAN側の接続が確立できていないことが原因なのだが、この状態がアラスカ沖だけでなくアメリカ西海岸~ラスベガスまで接続ができず。飛行高度は常時30000フィート台なので問題ないはずなのだが・・・。結局、行きは全く接続することが出来なかった。
で、到着後改めてエリアを調べてみたのだが、デルタ航空と提供事業者であるGOGO社でエリアが違っていてアラスカ沖はエリア外が判明。

delta_gogo
 ※デルタ航空の提供エリア
gogoinflight
 ※GOGO社の提供エリア

 アラスカ沖は誤植としてもアメリカ本土で接続できなかったのは気になるところだが、衛星測位・セッション確立などでうまく行かないことが多々あるようで不安定さを感じざる得ない面も。一先ず繋がればラッキー程度で見ておくべきなのかも。
 
■帰りの便で無事接続。やれることはいろいろあるが、制約も。

 行きが全く使用できなかったので帰りの便では絶対接続させたいと思い、事前に簡単ログイン可能なアプリをダウンロードしてみたりと事前準備を行った上で搭乗。
 搭乗開始が出発50分前と早めだったため優先搭乗後にWIFIを有効にしてみると機内WIFIの波が見つかり、試しに接続しみたが行き同様のエラーが。当然10000フィート(上空3キロ)以上でないと接続できないので、このエラー表示は正常。とは言えサービス提供できない状態では機内WIFIの波も落ちると言ったことはしていないようだ。(オンオフするのが面倒か。)

離陸後10000フィートまで上昇を確認した後、再度チャレンジしてみたところ無事接続することが可能。

※事前にダウンロードしたアプリでログインしようとしたが反応が悪く、普通にブラウザ起動したら認証ページ表示できたので、事前の作業はあまり意味が無かったようだ・・・。

gogo_success

 晴れて、無事接続出来たので早速いろいろ試してみることに。あまり利用者が多くないタイミングでスピードテストを実施してみたところ、下り1.3Mbps 上り0.3Mbps。
PINGは思いのほか早いことに驚いたもののやはり衛星インターネット故、あまり速度が出ない。勿論スピードテストのテストサーバーまでのルートなど速度が落ちる要素はいろいろあるので一例に過ぎないし、そもそも繋がらないよりはマシなんだけども沢山のユーザーが利用したり、それこそ誰かが専有するような状況になるともっと速度低下する可能性も。

dl591_gogo_speedtest0110

 次に、サービスの使い勝手という点で、Twitter、Facebookなどのソーシャル。Webブラウジング
そしてYoutube、ニコニコ動画の視聴も試みてみることに。
結果はブラウザやソーシャル系はどれも問題なく利用可能。但し動画は先程の速度があまり出ないことが影響してバッファを食いつぶし途切れてしまうケースが多々。また、ニコニコ生放送についても試して見たのだが、今回試したのがアイマス ミリオンラジオだったからかもしれないけど、そもそもアメリカが視聴対象外となるようiP制限等しているようで視聴できず。

やはり繋がるとは言え、利用に適する・不向きは存在すると見ておくべき。

ちなみに、前述したエリアだがgogoの告知通りで帰りの便でも西海岸の沿岸に出たら接続できなくなり、以後アラスカ等でも接続はできず。(今回1.5~2時間ぐらい使えた感じ)
 ※余談。成田到着後、入国ゲートに向け歩いていたところ同じ便に乗っていた人が機内wifi接続できると案内されたけど試してみたが繋がらなかったよ。とぼやいていた。試したタイミングとかは不明だけど、もしエリア内でダメだったとしたら、ひょっとしたらアクセスポイントと端末の相性とか癖もあるのかもね。

■値段を考えると就航路線によってはメリットが無い。利用権購入は利用時に!

ちなみに、この機内wifiサービスは残念ながら無料とはいかず、有料。
料金プランは24時間利用可能なプラン14ドル、1ヶ月など複数ある。
とは言え、大半の人は24時間プランを選ぶと思うのだが、前述の対象エリアもあるのでNYなど東海岸、ダラスやミネアポリスなど大陸の中間地の便に搭乗するならば数時間は利用できるはずなので利用価値があるものの、サンフランシスコやロサンゼルスなど西海岸に飛ぶ場合なら、ほとんど利用できないと思ったほうが良いかも。(24時間以内であれば複数便でも利用可能なので直行である必要はなし)

それと、利用権自体は1年間有効。しかしエリア外で利用できないからと言って払い戻しは出なさそうなので、事前に利用権を買うよりは当日、問題なく接続できることを確認してからの購入がオススメ。14ドルとは言え損するのは嫌ですからね。

一先ず今回の試した結果を纏めてみたが、機内でネット接続できることに嬉しさも感じる一方で不安定さもあるので絶対利用できるという期待を持つとゲンナリするかも。とりあえず使えればラッキーで、使えた時は機内エンタメや自身の音楽プレーヤー、読書以外の暇つぶしツールが増える程度と見ておくべき。
とは言え、はやく品質精度高めて安定的に使用できるようにして欲しいし、エリアも拡大していつでも何処でも使えるようにして欲しいですね。