タイムズプラスでトヨタ アクア(aqua)を借りて試乗してみた

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車で出かけるのが好きなので、当然自分で車を所有していて彼方此方出掛けるし
遠方や旅行に行っても鉄道よりはレンタカー借りて移動する。ただ、レンタカーは
格安系が出たと言っても保険等含めると単価はそこそこ掛かるし、ガソリン代なども
別途かかるし・・・・などもあって、最近はカーシェアリングも使い始めて、TPOによって
使い分けるようにしている。
で、昔はオリックスカーシェアリングだったが、基本料等高いこともあって去年から
タイムズプラスに変更。基本料1000円だが1000円分の利用料がつくのと、乗れる
車種が多彩と言うことなし。今月からはトヨタアクアも配備されはじめたので
無料分消化も兼ねて借りてみることにした。
今回のルートはこんな感じ。
西新宿→(首都高)→用賀→(東名)→厚木→(小田原厚木)→小田原→箱根湯本
→(西相)→藤沢→(横浜新道・第三)→玉川→経堂→西新宿。
走行距離は185km程度で、燃費は24.6km/L。(メーター表示)。
エアコンは25℃で微風。
大橋までは渋滞でストップアンドゴーを繰り返し。三茶以降は流れにのる感じで
法定+15-20km程度で流れにあわせて走るぐらい。
決してエゴ運転でもないし、走りすぎでもない感じで走ってみた。
燃費自体は他の車と比べたら良いけど、カタログ燃費(JC08)は35.4km/lなので対比69%。
まぁ、フイットHV RSだと対比75%程度なので、多少低さを感じるが一般的には3割減なので
妥当なんだけど、数値か高くなるほど下がり方も大きくなる分、ギャップは強く感じられてしまう。故に、思ったほど燃費良くないって言う書き込みを多々見かける訳で・・・・。
内装は言うに及ばず。
正直、軽く叩いた時は明らかに中がスカスカな音が出るし、配色のせいなのか余計簡素に
見えてしまう。またVITZベースなので室内空間は決して広くないし、空力特性考慮して
後部座席側の天井は他車より沈み込んでいるので上方向の余裕はあまり無し。
多人数乗車にはあまり適さない。当初これを買う気満々だった私が断念した理由でも
あるが・・・。
フィーリングは正直、一長一短。
悪くはない。良いとは思う。しかし自分が求めている走りには及ばずで、かつ騒音が多々。
そもそもタコメーターが一般的なエンジン回転数を表示するものではなくて
減速時に充電していることを示すチャージ領域(3-4段階)とエコ領域(8-10段階)
そしてPOWER領域(3-4段階)のマス目があるメーターになっている。
チャージ領域は別としても、それ以外がどの程度エンジンやモーター回転数になって
いるかが読めない。故にぶん回しているか否やはエンジン音を聴きながら判断する
しかない部分もある。これ前提でのフィーリングです。
高速での本線合流などでも普通に入ることは可能。だけど、それなりにアクセルを
踏み込む必要が出てしまい。(POWER領域) このときはエンジン音がうるさく聞こえる。
個人的には3-4000回転ぐらい回しているかのような音が聞こえる。
また坂道についも同様。軽く踏んでも反応しないので結構踏みエンジンも大きな音が
出るがこれで加速する。(イメージは軽のような間隔)
ただ間違って欲しくないのは、踏み込み量を多くすればシッカリ加速はすること。
個人的には時速120km程度までは2000回転少々でもスムーズに加速して合流
そのまま巡航に移れるぐらいのパワーと静粛性が欲しいと考えているので、それには
相反する。
そういう意味では登坂と高速加速時は期待しない。またフィットHVRSやフィットRSに比べて
ロードノイズはよく拾う感じがする(私感)。明らかにうるさく感じる。
低速領域や高速巡航は良いと思う。低速時はスムーズに加速するし悪くないし
ノーアクセル状態で走行していても回生ブレーキが強く掛かることがないので
スピード落ちが早いこともない(フィットHVRSはアクアより強め。故にスピードどんどん落ちる)
ただいくつか気になることはある。
一つはバッテリー残量が少ないとき、10キロ程度のほぼクリープ状態で走行のときでも
発電のためエンジン回転数が大きくなることがある(イメージは2000回転ぐらい)
耳障りが悪いのと、ほぼ停車するぐらいの低速時にそんな回転数の音が聞こえてくるので
精神衛生上悪い。そんな時はクリープの力も多少強く働く=スピード増す感じがあるので
余計。モーターを動かすためにエンジンを回すという、なんとなく矛盾している仕組み故
かもしれない。
あとは減速から停止するぐらいの間の機械音が耳障り。加速開始時のEVモードでの走行から
エンジン併用切り替え時の音はやむ終えないけど、停止間際の音は慣れの問題なんだけど
もう少し見せ方考えたほうが良い感じがする。
と長々と書いてしまったが、こんな感じ。
燃費もフィットHVRSだと同じように走れば18.5-20ぐらいはいけそう。
アクアが15インチ。HVRSが16インチタイヤが標準。同じ15インチにすればもう少し伸びそう
装備内容も異なるから一概に価格比較はできないけど、この程度の燃費さならば想定通り
必ずしもアクアである必要はないと感じたし、逆にトヨタ車ならば素直にプリウスの方が納期
燃費もさして変わらない上に、装備も良く、価格差もあまりないので、断然買いと再認識。
※参考 : タイムズプラスへのリンク
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フィット ハイブリット RS レビュー(2週間乗ってみた感想:試乗)

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6/11にフィットハイブリットRSを納車してもらってから、早2週間。
あまり運転できる時間が無かったが、やっとこの土日で200キロ弱運転することが
できたので、感想を纏めてみようと思う。
ちなみに、フィットハイブリットRSを乗る前は2009年製造のフィットRS(GE8)。
現行のスポーティーな方向に寄せたRS(後期型)ではなく、Xとの分離がされる前の
前期型のRSになる。まだ3年も経っていないのに、しかもRSからハイブリットRSに
乗り換えるなんて奴はほとんどいないかもしれない。(汗)
【走行・静粛性に関する感想】
 ・前期RSと比べ、マフラーから出される音がしっかり聞こえるが、全般的には
  変わらないぐらいの静音性がある。マフラーの音は後期RSからこの音を聞かせる
  方針に変わったので、それを踏襲しているとも言える。
 ・加速は、ノーマルモードにしていても前期RSと比べると多方面で鈍さを感じる。
  前期RSも低速領域はもっと力が増して欲しいと思うこともあるが、1500回転ちょい超えた
  あたりが回転数が低いが、そこそこ力が出る領域があり、スーっと加速するし
  また2000回転程度まで回せば十分な感じがする。高速領域でも2000回転程度で
  110キロ弱維持は可能だが、追い越し車線でいい感じな速度で巡航するときでも
  3000回転程度回せば、反応性もよく走れるのだが、ハイブリットRSの場合
  車両重量が70キロ増えた分もあるが、それ以上の重さがあるかのような感じを
  受け、同じような加速感にならない。(前後の配分も少なからず影響があるのかも)
  重さや重量配分に加え、IMAのコンピューター制御もこの加速感の鈍さに影響
  している感じもある。加速時はモーターアシストが聞くがこのときのアシスト量は
  正直マチマチ。ECONモードの時の方がタコメーターの回転数の低い時のモーター
  アシスト量が多く感じることもあるが、ノーマルモードでは踏み込み量によっては
  あまりアシストしてもらえない。
 ・巡航時は、モーター稼動させるために必要なバッテリーの充電がちょくちょく行われる。
  半分以下だと強制充電されると聞いていたが、半分以上あっても充電が行われるため
  100キロ走行等で2000回転程度に収めようとしても充電に力が裂かれるのか
  100キロ維持に必要なパワー供給が足りず、ゆるゆかに速度が落ちようとする。
  結局少し回転数を上げる羽目になるため、前期よりも回転数が高めになりがち。
 ・連続モーターアシストしてもらえるのは1~2分ぐらい?と思うぐらい、アシスト量を
  増やしてもらったときのバッテリー残量はあっと言う間に減ってしまう。
  車重などもあってか高速でそこそこ踏み込むにも、多少時間がかかる。そのため
  アシストしてもらう時間が長くなるのだが、故に早くなくなり強制充電に入ってしまうため
  結構ここを意識する必要が出てしまう。故かRSではガンガンに飛ばすなんてことが出来た
  がハイブリットRSでは、何処か大人しい感じになってしまう。
  ※60キロぐらいまではあっと言う間に加速した感じにさせてもらえる
    それはモーターアシストのおかげもあるが、これよりも静音性によるもののな感じが
    する(あまり煩くならないので。決して物凄い力が効いてという感じではない)
 ・アイドリングストップは人によっては戸惑うかも。燃費改善の手法としては有効だから
  歓迎。特に都内で信号に掴まりやすいときには有効だと思う。しかしデメリットもある。
  ブレーキを話すことでエンジンが動き出す。1秒以下とは言え動き出すのに間がある。
  交差点での右折待ちなどで車の間隔が微妙に空き、このタイミングならば1台右折できる
  と言った時に、 この間はが邪魔されてしまう。(行くタイミングを失う)
  反対車線の状況を見ながら早めにエンジン稼動させておけば良い話でもあるが
  そんな気を使わないといけないって言うのは考え物かも・・・
 ・アクセルから離した惰行走行した時の速度の落ち方は前期RSよりも早い。
  バッテリー充電をするための回生ブレーキが若干程度利き始めてしまうことが原因。
  しっかり熱を回収する点は評価できるが、馴染みの道でこの辺からならノーアクセル
  でいけると言ったシーンでは前車とのギャップを感じてしまうかも(慣れの問題だが)
【外観感想】
  後期RSSと同じなんで特別の関心はなし。ただ、フロントにLED付きグリルがあるため
  ホーン取り付け時は結構めんどくさい。
【内装感想】
 ・前期・後期に関わらず基本内装レイアウトは変わらず。
  ・センターコンソールがピアノブラック塗装で質感が増したぐらいか。
・個人的には、運転席アームレストからセンターコンソールボックスに変わってしまったこと
  で長時間運転時に少し肘をおいて運転などが出来なくなるのが残念だが、実際使ってみる
  とこの車にはSやLレンジがないためシフトチェンジをすることがないため、どうにかなって
  いる。
 ・最後に、一部掲示板でアイスト中にエアコンがとまる。アイスト中は温度が暑くなると
  ネガティブな発言をする輩がいたが普通にアイスト中でもエアコン動作するし温度も
  暑くならない。厳密にはアイスト中はコンプレッサーが止まるため余冷が継続的に送り
  込まれるので冷たいままで、暖かい風が出てくるわけでもない。
  またコンピューターは温度センサーを見てエアコン設定温度と同じもしくはそれ以上
  となった場合はエンジンを稼動させ冷たい風を送ってくれる。
  エアコンをつけている限りは、設定温度を超えることはない。
 2週間程度乗って思ったことはこんなところ。
 エンジン周りのフィーリングは、もう少し改善して欲しいと思う部分はあるが総じて満足は
 している。