台湾でプリベイドSIMを買おう <台湾旅行1日目>

日本で利用しているケータイは古い機種を除けば世界でも使うことができるが
 いかんせん料金が高い。着信にもかかるし、発信も高い。しかもパケット通信なんか
 するものなら、即高額請求。
 幸い、香港で買ったNokia6120c、イーモバイルのS11HTとSIMフリーな端末もあるので
 海外SIMを調達することに。
 台北空港に予定よりも早く到着することになり、到着後早々に入国審査
 手荷物を受け取り、空港内にあるキャリアショップへ。
 TPE_mobilephone.jpg
 ※ 第二ターミナル到着ロビーにあるカウンター。営業終了後にとったため、かなり暗い。
 カウンターは、台湾モバイル(TM Mobile)・Far Eas Toneともう一社(たしかHI Power)
 の3社があり、HI PowerがHSDPAモデム(イーモバイルのHUAWEI製と同じもの)のレンタル
 だが、残り2社はプリベイドSIMを販売している。
 
 なお、営業時間は出発と到着ロビーで営業時間が異なる。契約したところは
 到着ロビーのカウンターだが、こちらは現地時間で夜は21時(日本時間22時)まで
 営業しているが、出発ロビーについては現地時間16時までとのこと。
営業終了15分前に駆け込んだため、店員さんは業務終了モードな感じがあったが
 片言の英語で相談しても気さくに対応してもらった。話による、台湾モバイル(TM Mobile)
はGRPSは対応していないと言われてしまったものの、FarEasToneは対応しているとの
 ことでデータ通信用としてまず契約。パスポートの提示し、申込書にサインを書いて 
 GRPSの設定方法が書かれた紙をもらい手続き終了。正味10分で完了してしまった。
 
 その後、音声用としてTM Mobileも契約。こちらもパスポートの提示をし、いくつかから
 好きな番号を選び、申込書にサインをするだけ。こちらはGRPSの設定方法とかを聞かない分
 5分程度で完了。
 どちらも支払いはクレジットカードが利用できたので、両替前でも安心して手続きが出来た。
 
 tm_mobile2.jpg
 ちなみに、料金は台湾モバイル(TM Mobile)が345台湾ドル(3.6円計算で1240円ほど)
 から。通話料も台湾内なら5.7台湾ドル/分(日本円で20円程度)と日本のケータイを
 使うよりは便利である。
  
FarEasToneもミニマムは500台湾ドルから。通話料は1分あたり約6台湾ドル。
  パケット通信(GRPS)は0.02台湾ドル/パケット(※1パケット 128Byte)となる。
ちなみに、今回契約できなかったHi PowerのHSDPAモデムのレンタルは
 日本円で1日700円程度で通信がし放題とのこと。預かり金としてそこそこの金額は
 かかるようだが、壊したりしなければ戻ってくる費用なので、実は通話用SIMとHiPower
の組み合わせが一番便利と思われる。
 
 presim.jpg
 ※ 今回契約したプリベイドSIM
 
 

iPhone専用SIMは本当に他の携帯で使えないの?

ということで、自分の持っている端末で試してみました。
iphone_handsettest.jpg
SIMフリー端末含めてテストを慣行。テスト内容は、待ち受け、発信テスト。
さて、結果は・・・・・。







機種名合否備考
Nokia6120cSIMフリー端末
シャープ 905SHVodafoneロゴ
シャープ 705SHVodafoneロゴ
NEC 804Nソフトバンクロゴ
シャープ 812SH×PANTONEケータイ
東芝 911T×

 
ソフトバンク端末は案内の通り駄目でしたが、Vodafone時代に販売された端末
についても端末にソフトバンクロゴがあろうと正常動作となりました。
もちろん、SIMフリー端末は当然利用可能。
ちなみに、S!ベーシックパックに加入していますが、Yahoo!への接続はできませんでした。
もしvodafone時代に買った端末が今でもあるのであれば、万が一の際応急処置
として利用するのも可能ですが、そもそもこの時期に出た端末では使える機能も
少ないのでメリットはないかも。。

香港 携帯電話を巡る旅 深水歩

 ※ 2007年9月21日~24日に香港行ってきたときの記録。(いまさらですみません)
 旺角の先達広場についで、見てきたのが深水歩にある鴨寮街。
 MRT深水歩からすぐのところにある。
ビルの店舗で営業するお店もあれば、露店もある。
 販売されているものも、携帯電話やLANなどもケーブル類やらSIMカードやら
 あやしいソフトなど、いろいろなものが売られている。
 簡単に言えばジャンク街のような感じ。
ShamShuiPo.JPG
ShamShuiPo2.JPG
  
 深水歩のショップ街。道路の左右のビルには店舗。さらにそれら店舗に寄る形で
 露店も。秋葉原のカード下にあるショップ街を彷彿する
ShamShuiPo5.JPG
 ある店舗で見つけた端末。Vodafoneが3Gサービスを開始したときに投入した
 V801SA。サンヨー端末。しかし、ロゴ類が一切ない。
 ある方いわく、工場から流出した端末ではないか?とのこと。
 日本では考えられないが、ここではこんな端末も普通に売られている。
 
ShamShuiPo3.JPG
 こちらはSIMカードを販売する露店。たくさんのSIMが所狭しと。
 通常よりお買い得価格で販売されている。
 安いのには理由もあり、出荷後にすぐに売れず残ったものも多く
 有効期限が通常より短いなど制約もある。
 でも、割り切って使えば凄くお買い得。
ShamShuiPo6.JPG
 
 日本でも良番はそれなりにウケが良いが、こちらでもそれは同様。
 番号リストが掲載され良いものほど価格が高めに設定されている。
 日本では、頑張って見つけるか個人売買しかないが、これはこれでフェアで良いかも
 しれない。
 深水歩のレポートはここまで。次は、キャリアショップを。

40万台以上のi-phoneが中国で稼動中

i-phoneの販売台数に対して、AT&T等のキャリアの契約者数がイコールにならない
というのは、何度となくニュースであがっていましたが、その一部が中国内で稼動して
いるということが判明した模様。
確かに、去年の夏に香港に行ってきたがケータイの電話機を販売するお店がひしめき合う
先達市場では、i-phoneがどの店でも売られていたし、SIMロック解除する店も多かった
ですから、なんとなく納得できてしまったりします。
この記事では、中国でi-phoneを販売・・・・と書かれていますが、中国の人口で見れば
出したら売れそうですけど、そもそもSIMロック解除等が盛んな場所では、APPLEの
やり方だと、組むキャリアにとっては旨みがないような感じがしてしまうのですが・・・・。
また、日本でもドコモやソフトバンクが出すとか言われてますが、おそらくネタにはなるで
しょうがあまり効果はなさそうですね。既にi-pod touchが販売され、あの斬新な操作感
は今でも体験できるわけだし、普通のユーザーはあれでi-modeやY!ケータイが使える
と思っているだろうけど、実際販売されるものはおそらく搭載されないと思われる。
できるのは、WillcomのW-ZERO3やソフトバンクのXシリーズ等のインターネットまでと
言われたら、マニアはまだしも、普通の人から見れば、それでも利用するのは限られ
そうな気がする。むしろ、無知なユーザーが欲しい欲しいと理解せぬまま買い込んだ
ものの、イマまでのが利用できないことに気がつき、しかし契約した時点で割賦で
縛られ、身動き取れなくなり、結果消費者センター等に駆け込み騒ぎが起きるという
のが容易に想像できてしまうのだが・・・・。
そもそもは、アップルがi-phone出した直後にtouchも販売してしまったことが
大きなミスのような気がするのですが・・・・・。
————————————————————————–
中国で「iPhone」40万台が既に稼働–In-Stat調査
2月18日11時50分配信 CNET Japan
 マーケットリサーチ企業In-Statの調査報告によると、2007年末の時点で
40万台ものロック解除された「iPhone」が、中国移動(チャイナモバイル)の
ネットワーク上で稼動していたという。
 In-Statは、Appleが2007年に販売した370万台のiPhoneのうち、10%以上は
中国で売り上げられたものであると明らかにしており、この情報をチャイナモバイル
と関連付けた。また、今回の情報は、いわゆる「iPhoneギャップ」現象とでも呼ぶべき、
2007年のAppleの出荷総数と、米国および欧州のキャリアパートナーによって報告
されたアクティベーション台数との間に違いが見られている原因を解明する手がかり
ともなる。
 Appleが、新しいソフトウェアやiPhoneのブートローダに加えた変更によって
ロック解除されたiPhoneの使用を阻止しようと努めているにもかかわらず、多くの冒険心
に富むアントレプレナーが、堂々と人々の期待に応えようとしている。そして、これは
Appleにとっては、ある意味で機会損失をも意味する。なぜなら、Appleはキャリア
パートナーと、自社に有利な売り上げの配分に関する契約を結んできたものの、特定の
ネットワークに縛られない、ロック解除されたiPhoneに対しては、この契約が適用される
ことはないからだ。
 とはいえ、In-Statの調査報告でも示されているように、少なくともiPhoneには需要が
ある。In-Statは、中国の消費者が、マルチメディア機能とウェブブラウジング性能を
備えたスマートフォンを望んでおり、iPhoneが、このニーズに実に見事にフィットして
いると語った。しかも、中国人は、お金を払って購入する意欲も十分にある。実のところ
2007年に中国で販売されたスマートフォンの20%は、4000人民元(533ドル)以上の
製品だった。
 Appleは、iPhone販売に関して、チャイナモバイルと一時は協議を進めたものの
Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏は、両社が1度だけ会合を持った
と述べるにとどまり、協議の重要性を否定した。iPhoneは、2008年中に、おそらく下半期
ではなく早い時期に、アジアで正式に発売される用意が整ってきているものの、すでに
中国では明らかに人気商品となっている。
※この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン
編集部が日本向けに編集したものです。
最終更新:2月18日11時50分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080218-00000005-cnet-sci
—————————————————————————