会社に与える損害という点では、かなり効果的ですね。
ストライキに突入したら、せいぜいユーザーへの振り替え輸送等の補償程度ですが
これだと、ご丁寧に遊覧飛行してくるので、燃料費等の運行コストが発生や一旦は
目的地に行くので顧客の時間もしっかり奪う分、顧客満足度は低下するし乗り継ぎ客
や時間帯によっては、ホテル代等の補償も上乗せされ、その対応するための人員コストも
発生。
しかも、一見ユーザーに露骨に見せないところが、またなんとも・・・・。
でも、これやられるぐらいなら欠航してくれたほうが、時間もつぶされず、あきらめもついて
良いですけどもね。
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待遇不満で着陸拒否? 中国東方航空の17便がなんと!Uターン
2008.4.2 21:28
2日付の上海紙、新聞晨報や中国誌「財経」(電子版)によると、中国東方航空の
旅客機計17便が3月31日と翌1日、雲南省昆明の空港を出発後、目的地上空
まで飛びながら着陸せず昆明に引き返したことが分かった。
東方航空側は天候不順を理由にしたが、ある機長は同紙に「待遇改善を
勝ち取るためだった」と述べた。待遇に不満を持つパイロットらがストライキの
代わりに「着陸拒否」という抗議行動に出た可能性がありそうだ。
3月21日、昆明から雲南省の大理や麗江などに向かう東方航空機計14便が
相次いで昆明にUターン。
今月1日にも計3便が同じ行動を取った。ある乗客によると、同じ目的地に
向かったほかの航空会社の便は正常に着陸していた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080402/chn0804022125003-n1.htm
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「航空会社ニュース」カテゴリーアーカイブ
ANA 国産ジェット旅客機 正式発注へ
ボーイングの旅客機には、何社かの日本企業が一部分の製造を受け持って
いたりするが、国産旅客機という点においてはYS11以来の登場となり
今回、ANAが25機発注ということでやっと製造決定となる。
MRJのキャパは85~95名程度。ANAの機材で見たとき、120~130名をカバーする
B737-500(スーパードルフィン)、70名程度をカバーするボンバルディアのDHC8-400
はあるがこの間をカバーする機材はなく、両機材ではどちらもカバーしきれなかった
ローカル路線等で就航されると思われる。
日本の空に日本の飛行機が飛ぶというのは嬉しいものだし、様々な機材が見られること
も飛行機好きとしては嬉しいところ、ただ、企業的な視点で言うと就航は2013年と
単純に計算しても5年後。JALは昨年、ブラジルのエンブラエル170の導入と発表
2008年度から就航することになっており、この間をどうするのか?が気になるところ。
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<全日空>三菱重工の国産ジェット機、25機の購入決める
3月27日20時56分配信 毎日新聞
全日本空輸(ANA)は27日、三菱重工業が開発している国産初のジェット旅客機
「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を購入すると発表した。10機の予約発注権を含む
計25機を調達する。これを受け、三菱重工は28日にも事業化を正式決定する
見込みで、プロペラ機「YS11」以来、約40年ぶりの国産旅客機事業が始動する。
MRJの発注を表明したのはANAが初めて。86~96人乗りの「MRJ90」を
2013年から順次導入し、主に地方都市同士を結ぶ路線に就航させる。
ANAは1月に新機種選定委員会を設置。ブラジルのエンブラエル機を
比較対象に、座席数90~100の小型機導入を検討してきた。その結果
MRJが燃費効率に優れ、低騒音や二酸化炭素の排出量も少ないと評価。
三菱重工から長期間、部品の供給が受けられるなど、維持管理面も他機に
勝ると判断した。
現在、24機を保有している米ボーイングの「B737-500」より燃費効率は
約40%改善し、15機を運用した場合で比較すると年約50億円の経費削減が
見込めるという。
MRJの実機完成はこれからで、新機種選定委メンバーの岡田晃執行役員は
「実績がないのは事実だが、三菱重工を信頼している。選定は公明正大に行った」
と述べた。日本航空(JAL)は検討対象としつつも、購入判断を留保している。【後藤逸郎】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080327-00000135-mai-bus_all
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全日空、世界最大の旅客機「A380」の導入を検討
ANAもJALも、一回あたりの輸送量より回数による輸送量アップに重くことにし
大型機材の導入には消極的のはずでしたが、ここにきてANAがオール2階建ての
エアバスA380の導入を検討し始めたようだ。
特にANAは、今後のフリート構成を大型はB777、中型はB787、小型はB737と
ほぼボーイング集中させるスタンスをとっていたこともあり、ここにきての採用検討
は結構驚き。
ただ年々、海外向けの長距離路線の展開として、一席あたりのスペースを広く取ろう
とする傾向があり、それ故に海外の大手航空会社がA380を採用しつつあるなか
今後の競争において、やはり抑えておく必要があると判断したのかもしれない。
逆に国内は、一番大規模輸送を必要としていた伊丹線で4発機等の離発着が不可
となっており、ここに就航できない以上はあまりメリットがないため、仮に導入と
なった場合は国際線メインになると思われる。
最終的にいつジャッジするかは分からないが、ファンとしては導入してもらうと
嬉しいものである。
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全日空、世界最大の旅客機「A380」の導入を検討
全日本空輸の山元峯生社長は14日の記者会見で、世界最大の旅客機
エアバス製「A380」の導入を検討する考えを明らかにした。
国内航空会社の最大の旅客機は最大500人以上を収容できるボーイング747
(ジャンボジェット)で、総2階のA380は、これを上回る最大800人以上を運べる。
機内が広いため、個室も設けられる。シンガポール航空は5月20日から
シンガポール―成田線にA380を就航させる。ANAがA380を導入する場合は
12年度以降となる見通しだ。日本航空は、現時点でA380の導入には消極的だ。
また、山元社長は、導入を検討中の三菱重工業のMRJ(三菱リージョナルジェット)
については、「月末までに具体的な結論を出す」と述べた。
(2008年3月14日19時21分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080314-OYT1T00671.htm
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自動販売機で格安航空券を購入
航空券の購入と言えば、旅行代理店もしくはネットで購入であり、なかでも
ネット購入が一般的になりつつあるが、そんななかレストランや大型店に
自動販売機を設置し、格安航空券を販売するという変わった展開をする会社が
現れた。
実際の稼動は5月頃なので実物は見れないが、イメージを見ると
自販機ですべてをこなすというよりは、ケータイでこの会社のサイトに
誘導して、手続きやら決済をさせるようで、とするならば自販機というよりは
コンビニ等におかれているおさいふケータイをかざして誘導させるための
機械と見ると良いのかもしれない。
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格安航空券、自販機で・エアプラスなど、おサイフケータイ利用
思い立ったら近所で格安航空券購入――旅行会社のエアプラス(東京・港)と
IT(情報技術)ベンチャーのモバイルゲート(同)は共同で、代金決済機能付き
の携帯電話で格安の国際航空券を購入できる自動販売機を設置する。
レストランや大型店、オフィス内など全国数百カ所に置く。専用の販売機を
使った航空券の販売は国内初の試みという。
航空券の販売機「空デジ」(仮称)は5月にも設置を開始。利用者は販売機上
の「ハワイ」などの地名に決済機能を持つ携帯電話「おサイフケータイ」をかざすと
携帯電話が情報を読み込んで航空券を選択できる。航空券は携帯電話に
個別の識別番号の形で取り込まれ、空港の航空各社のカウンターで番号を示すと
搭乗券を入手できる。(09:32)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080227AT1D260AH26022008.html
JAL、カード子会社の売却を延期
有利子負債の削減を急ぐJALが、売ろうとしていたJALカード。
昨年から入札が行われ、クレディセゾンや東京三菱UFJなどが名乗りをあげ
交渉が行われていたが、ここにきて売却が延期されることになった。
先日、1500億円の調達の見込みが立ち、いまいま資金が不要というのもあるだろうが
なによりJALカードは、航空券の決済等でよく使われており本業との関連性が高い
ということで、まだ手放したくないという気持ちもあるようだ。
JALカードのユーザーとしては、東京三菱UFJならまだしも、どこぞの会社に売却される
よりは残ってくれたほうがマシというのもあるが、下手に延期し、再度売りに出したときに
イマより価値が下回ってしまい、後で売っとけば良かった!となったりしないだろうか
といらぬことを考えてしまう。まぁ、そもそも売却されないことが、ありがたいのだが。。
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JAL、カード子会社の売却を08年度以降に延期=関係筋
2月21日19時9分配信 ロイター
[東京 21日 ロイター] 日本航空(JAL)<9205.T>は21日、カード子会社
であるJALカード(東京都品川区)の株式売却を2008年度以降に延期する方針
を固めたことが明らかになった。関係筋がロイターに語った。本業での業績回復
や資本増強にめどがついたことなどを受け、売却後の提携効果を慎重に判断する
ことにした。
JALは、JALカード売却で得る資金を有利子負債の返済や、燃費に優れる航空機
の導入、財務体質の改善などに充てる方向で、07年度中に株式売却の契約を締結
すべく昨年秋から売却先候補と交渉を進めていた。三菱東京UFJ銀行などを軸に
売却先候補を絞り込んで交渉を進めているが、まだ最終決定に至っていない。
一方、国際線での客足の戻りやリストラ効果などで07年4─12月期の営業損益が
黒字に転換するなど、業績は回復基調にある。主力行を中心に最大1500億円規模
の資本増強にもめどがついた。このため、本業である航空事業との連携など
JALカード株式売却後の提携効果をより重視することにした。
最終更新:2月21日19時9分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080221-00000444-reu-bus_all
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