声優さんを抱える芸能事務所であるアーツビジョンの社長が強制わいせつで
逮捕された。どうやら、声優志望の子に対して、声優として採用してあげると約束し、わいせつな行為に及んだらしいが、どうやら今回が初めてではないらしく余罪の追求をされているとのこと。
声優と言えば、アニメブームの影響もあってか若年層にとっては人気が高い職種になりつつあり、専門学校に通ったり、ラジオ局主催の教育セミナーなどに参加したりと狭き門を目指すものが多々いる状況となっている。
また、ここ数年は需要に応じる形で新人声優が多々輩出されていたが、いくら昔と比べてアニメの放送枠が増えたと言っても一日に放送される枠は、アニメに加え別ジャンルの番組のナレーター等を含めても、たかがしれているため、芸能界よりは活躍できる幅は必ずしも多いとはいえなかったりする。
そのため、最近は若干供給過剰気味な状況もあり、逆に一定の地位を得た声優さん以外は、あっという間に消えていく運面にある。まるで芸能界そのものだったりする。業界人になるのも大変、入ってからも大変。
これ自体は、競争社会であるかぎり仕方ないことだが、その狭き門に入れることをチラつかせて、己の欲求を満たそうとした松田社長の行動は解せない。これこそ、パワーハラスメントである。
ちなみにこのアーツビジョンは、堀江由衣、椎名へきる、浅野真澄、桑谷夏子、三石琴乃 (セーラームーン役の声優さんで、ナレーターとしても活躍)など、有名な声優も数多く抱える大手事務所。子会社としてもう一社、声優を抱えるアイムエンタープライズという会社を経営をしておりこちらに所属する声優さんは、中原麻衣、田村ゆかり、植田佳奈、山本麻里安など
有名な方ばかり・・・・。むしろ、最近人気のあるアニメには誰かしら関わっているぐらい。
たくさんの声優を抱えている会社であり、それを統括するのが松田社長だったりする。今回の一件で会社のイメージは悪くなるだろうし、余罪の可能性がある点などから所属声優さんたちにいらぬ疑いもかかってしまうことも考えられる。これをきっかけに、声優さんたちの大量移籍が発生するのかもしれない。
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弊社代表取締役社長松田咲實の書類送検報道の件について
2007年5月29日
株式会社アーツビジョン
この度は、5月28日に報道されました弊社代表取締役社長松田咲實の
書類送検報道の件につきまして、ファンならびに関係者の皆様に大変ご迷惑
をお掛けいたしまして誠に申し訳ございません。
まず、今回の件につきましては社内にて事実関係を確認していた為、皆様へ
のご報告が遅くなってしまいました事をお詫び申し上げます。
今後の事に付きましては弁護士と相談の上、対応して参りたいと存じます。
また、方針が決まり次第改めて皆様にご報告申し上げます。
皆様には大変ご迷惑をお掛けしておりますが、今後とも何卒宜しくお願い申し
上げます。
以上
ソース元 : http://www.artsvision.co.jp/
http://www.imenterprise.jp/
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「アニメ」カテゴリーアーカイブ
エロゲーに登場するキャラクターの声が、元ジャイアンの声と酷似
エロゲーと言えば、18禁指定のパソコン向けゲーム。(※)
現在、誰もが使っているDOS/V マシン(既に死語?)より前に、日本市場の大多数を占めていたNEC PC-9800シリーズ向けに提供され、一定の地位を獲得。プラットフォーム(PC-9800 → DOS/V = WINDOWS )が変わった現在も一定の市場規模を有する分野である。
※ ゲームなのでアダルトビデオ等の実写ではなくアニメーションで描写される。さて、この業界では毎月数十以上の作品が販売されており、特に毎週金曜日に販売日が集中する。そのため金曜日にアキバのゲーム取り扱いショップ等に出向くと、ソフト(作品)を買い込むユーザーを多々見かけることが出来る。また、店舗側も一定の売上げを確保するため事前予約を行っており、その特典としてソフトに登場するキャラクターのテレカやタオル等が貰えることから中には特典をゲットするために、同じソフトを数店舗でそれぞれ購入する猛者もいるほどである。
そんな前置きはさておき、25日に「君が主で執事が俺で」というタイトルのエロゲーが販売された。この作品は、販売開始前からテレビアニメ化が決定してしまったという過去にないケースの作品なのだが、このゲームの中に出てくるキャラクター(デニーロというロボット)の声が、ドラえもんに出てきたジャイアンの声とそっくりなのである。ちなみに、ドラえもんは2005年に大山のぶ代ら長年務めてきた声優陣が総交代したが、今回似ているとされる声は、交代前のジャイアン役の声(たてかべ和也さん)。ゲームに出てくるデニーロ役の声優さんは、勝どき一分さんと名前こそ別人であるものの
声を聞く限りは、たてかべ和也さんの声そのもの。同一人物であるかは、本人のみぞ知ることではあるが、もし同一人物だったとするとドラえもん引退以後、ほとんど出ていなかったはずなので久しぶりということになるのだ
が、一般のアニメ番組等を表社会とするなら、エロゲーは裏社会。イメージの影響もあってか両方やられるケースはあまりなく、仮にあったとしても表もしくは裏で使っていた声優名とは異なる名前で出演することがほとんど。(※)
※ 過去に、様々なエロゲーのキャラクターの声を担当された、長崎みなみさんが某声優さんではないか?という噂などがあった)
むしろ、あれだけ著名な作品に数多く出演されていながら、なぜに裏であるエロゲーに声を担当されたのかが気になってしまう・・・・・。やはり、声優業界も芸能人同様、大量に輩出し、あっと言う間に消費されてしまう
流れから、あぶれてしまったのだろうか・・・・・。
Wikipedia たてかべ和也
ちなみにその声は、「君が主で執事が俺で」を販売する みなとソフトさん のホームページで聞くことができるので、試しに確認してみてはいかが?
でも、サンプルだけ聞くより、実際ゲームをプレイして確認してみたほうが、あまりの瓜二つさに、ただ驚くばかりです。(このキャラクターがしゃべる言葉の中にはジャイアンがしゃべっていた言葉が所々あるので、その部分を聞くと余計そう感じます。(例:未有シナリオでデニーロがカラスの大群に襲われるシーンでの、「助けて-」、「助けてくれてありがとう」「お前はいい奴だな・・・・」 「おう、心の友・・・・」「お前を友と認めるから・・・・」「男と男の約束だ」など多々))
君が主で執事が俺で(みなとソフトさん)のキャラクター紹介ページへ
アニメ 「君が主で執事が俺で」 オフィシャルホームページ
萌える英単語がテレビアニメ化
「もえたん」といえば、英語の単語集に萌えの要素を組み込んだ学習本。
勉強するというお堅い分野に萌えを組み合わせ、ユーザーに提案した結果
意外にウケが良かったようで、結構な部数を売り上げたのですが、今度は
これをアニメ化することになったようです。
この本にお世話になった人、イラスト好きな方にとっては朗報と言えるのかと
思いますが、一個人としては複雑な心境です。
と言うのも最近のアニメは、放送枠が増える一方で、1タームものが多く
たくさん生まれてはあっと言う間に消費されており、1つの作品の寿命が
昔に比べても短くなった印象があります。
また、原作がアニメのために書き下ろしたオリジナル版、漫画という昔から
あったものに加えて、最近ではエロゲー(18禁)、コンシューマ機向けゲーム
が加わり多様化していますが、今回萌の要素があるとは言え、学習教材の分野
からもアニメ化されることになるわけで、いささかそろそろネタが尽きつつあ
るのか?と勘ぐりたくなるほどです。
ユーザーニーズが多様化し細分化された流れが今なのかもしれませんが
一個人としては、とりあえずそこそこ人気なモノはアニメ化しとけ~的な対応
ではなく、枠が減っても良いので、その作品を通して訴えたいものが明確に
織り込まれた作品などが増えて欲しいものです
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もえたん:伝説の“萌える英単語”がテレビアニメに 7月放送予定
5月16日12時4分配信 毎日新聞 まんたんウェブ
2次元美少女をガイドに楽しく英語を覚えるという異色の単語集として
累計40万部のベストセラーとなった「萌える英単語~もえたん」
がテレビアニメ化されることが明らかになった。
「もえたん」は03年に発売された英単語集で、主人公の「手塚ナオ」が
魔法少女「虹原いんく」の手引きで英単語や例文を勉強していくという
ストーリー仕立てに、アニメやゲームの名セリフなどのマニアックな例文
で人気を集めた。さらに、「もえたん」として続編も登場、リスニングCDや
フィギュアなどさまざま関連商品もヒットし、「萌え」ブームの火付け役ともなった。
アニメ版は、「月面兎兵器ミーナ」の川口敬一郎監督、「鋼鉄神ジーグ」の
アクタスが制作。リスニングCDと同じ、いんく役を田村ゆかりさん、ナオ役を
うえだゆうじさんが演じる。
ソース元 : http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070516-00000002-maia-ent
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日本メイド協会設立
メイド服を着た店員さんがサービスするお店と言えば、喫茶に始まり居酒屋、リフレックスソロジー、散髪など多岐にわたりつつあります。ただ、何処か店員にメイド服を着させてさえいれば良いと考えているお店もあるようで、ぶっちゃけドラマ、アニメ等で表現されるメイドさんと乖離してしまっているケースも少なからず見受けられたりします。(すいません、リアルなメイドさんとはお知り合いではないため実際どうなのか?は知りたいものですが)そんな、本来メイドとしてあるべき姿と乖離していることに危惧した方がおられたようで、メイドさんのクオリティーを統一すべく、協会が設立することになったそうです。一個人としては、このような協会を作り活動していくことは良いことだと思いますが、活動内容を見て気になったのが、メイド検定の開催と関係官庁との窓口業務。
関係省庁については、そもそも何処と調整するの?と疑問だし、検定については、オーソドックスに実技と筆記試験でもやるのでしょうか?
一個人の勝手な考えですけど、メイド喫茶等で働かれる方の多くは、バイトの延長という感じで、その仕事をずっと続けるとは思えなかったりするので
そもそも検定受けるのか?と思ってしまいます。仮に、受ける人が少ないとなれば、骨抜き状態になってしまいますのでその意味が薄らいでしまいます。また、仮にメイド服来て接客する人は試験は強制とするものならば、中には落ちる人も出るでしょうから、経営者からの反発は必至。
この辺どうやっていくのか?が気になります。
(それ以前に、数年後このブームは過ぎ去っていそうな気が・・・・)
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■主な活動内容
1)業界窓口として
・国内関係官庁、機関等との窓口業務
・店舗同士のスタンプラリー等、イベント開催時の調整業務
2)普及推進活動
・協会加盟店の広報、紹介活動
・協会加盟店への認定証の発行
・フリーマガジンの定期発行(2007年9月からを予定)
・メイド関連イベントの主催、共催での開催
3)メイド育成と社会的地位の向上についての活動
・メイド検定の開催(2007年12月からを予定)
・情操教育として「メイドセミナー」の定期的な開催(2007年9月からを予定)
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ホームページ : http://www.n-m-a.jp/
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1級メイド誕生へ、日本メイド協会設立
メイド喫茶などメイド関連業者の情報交換や、そこで働く女性の情操教育
地位向上などを目的として「日本メイド協会」が設立されたことが19日、分かった。初の業界団体という。乱立気味のメイド業種だが、協会では業者や個人に入会を呼び掛けるとともに、今後「メイド検定」や「メイドセミナー」など実施し、「正しいメイドさん」の指針を確立。日本ならではの「メイド文化」を育て、普及していきたいという。
日本メイド協会は、コスプレ情報雑誌「COSMODE(コスモード)」大門太郎編集長と、メイド服販売店「キャンディフルーツ」などメイド関連店を経営する小野哲也氏が中心となって都内に設立した。
最近、メイド喫茶など、メイド服を着た女性が店員の飲食店や販売店が多数できたが、これまで業界を取りまとめる団体はなかった。同協会は、国内初の業界団体といい、事業者間の情報交換や、メイドの普及、情操教育などを目的として誕生。業者などの法人や個人の入会を呼び掛ける。 協会によると、今後は9月ごろから「メイドセミナー」を実施し、メイド情報な
どが掲載されたフリーペーパーを発行。12月ごろには第1回の「メイド検定」を実施する予定だ。 協会では、あるべきメイドの姿として(1)心の底から客らに尽くす「奉仕の精神」がある(2)メイド服などきちんとした身なり、不快を与えない髪形をしている(3)しっかりした尊敬語、丁寧語を話せ、注文の取り方などのマナーも身につけている、などを基準としている。セミナーではこれらをメイドや志望者らに講義し、検定では年2回、これらの基準を満たしているかをチェックし「1級」「2級」などのランクを認定。履歴書に書けるような価値を持たせていきたいという。
メイド喫茶などの「メイド店」は最近増え、一時秋葉原を中心に都内だけで
100店前後あったといわれるほど乱立気味。各店が独自のレベルで「メイド教育」をしていることが多い。 会長の大門氏は「今や『メイド服を着ていればメイド』という状況で、本来のイメージから離れた人まで、メイド服を着て働くようになっている。そうした中、メイドさん自身がきちんとした情操教育を受ける必要があると感じた。メイドさんが、飛行機の女性客室乗務員やホテル従業員のような存在になり、検定でキャリアを上げ、認知向上してもらえれば」と話した。 協会は今後、関係官庁などとの業界窓口業務をしたり、加盟店の紹介活動、イベント開催などもしていく。小野氏は「私たちのスローガンは『ブームから文化へ』です」と話している。
[2007年4月20日8時46分 紙面から]
ソース元:http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070420-186988.html
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エロゲー(18禁ゲーム)のアニメ化
4月になってアニメ番組も改編。相変わらずのアニメ人気もあってかたくさんの作品が出て来ています。
アニメの大半は、月9などのドラマ同様に1クール(3ヶ月)で11話程度を放映するのが基本で、漫画からのアニメ化、ゲーム販売に伴うアニメ化等人気が高いもの、マーケティング戦略対策などによっては、一部2クール(だいたい25話)行うものがあります。この1クールごとに新しいアニメが生まれては、消えてを繰り返していますがさらに、深夜帯、ローカル局という一般の人があまり見ない放映枠を多様するせいか、年間を通した作品数は意外にも多く、下手すれば月9などのドラマとさして変わらないぐらいの数が出ていたりするのですが、言い換えれば消費量がかなり激しいとも言えます。それだけ、アニメ化される元になる作品(漫画、小説、ゲーム等)が多く生まれ、またユーザー側も一つの作品に陶酔するよりも、常に新しいもの
を求め続けている傾向があるのかな?と勝手に思ったりしていますがこれだけ多くなると、本当にネタが枯れたりしないのか?と思ったりもするわけです。で、前々から見続けていて思うのが、エロゲーのアニメ化が顕著になりつつある点。知っている方も多いですが、そもそもエロゲーとは、PC向けのアダルトゲームソフト。人によっては18禁ゲーム、女の子が出てくるゲームなので、○があるなしに関わらず一括りにしてギャルゲーとも言われたり・・・・。端的言えば、実写の某ビデオに対して、こちらはアニメーション描写とアドベンチャーゲームを組み合わせた作品と
言った感じでしょうか。(なんか、コンテンツフィルタリングに引っ掛かりそうですね・・・。(汗))
そのエロゲーですが、昔はモノがモノだけあって、せいぜいOVA化されることはあっても基本は出なかったのですが、最近では最初にエロゲーとして世に出した後で某部分を無くした形で、プレステーションなどのコンシューマゲーム機に移植されるという流れが確立しつつあり、ここ数年は移植タイミングに合わせる形でアニメ化されるケースが徐々に増えつつあります。
例えば、今回の春アニメでは、「この青空に約束を」というのが、まさにそれですが過去に出た作品を挙げると・・・・・。
To Heart 、コミックパーティ、Kanon、AIR、Wind、グリーングリーン
D.C. ~ダ・カーポ~、君が望む永遠、 月は東に日は西に、乙女はお姉さまに恋してる、
夜明け前より瑠璃色な、SHUFFLE、キャンパス、Gift
などなど・・・・・。
これだけ挙げても十分多いかなと思ったりしますが、さらに夏以降に出ると言われている作品としては、ななついろドロップス等が挙げられ、正直1クールに必ず1作品ぐらいはエロゲー出身作品があると言い切っても良いぐらいの状況であり、コンシューマゲームというフィルタを噛ましているものの、もう一つのジャンルとして確立してしまった感じがします。なぜにこんなに増えたのか?と考えてみると一個人としては、3つポイントがあるのかなと思ったりします。
・単にネタが尽き始めていて、そこそこ人気なものを闇雲に手を出し始めたという見方
・ユーザーの好み(ニーズ)が多様化し、昔のような大きな括りでのユーザーターゲット設定では通用しなくなった結果、よりニッチなターゲット設定が必要となったことによる流れ
・ゲーム開発費用増加による費用回収手段としての活用
個々だけを見ると偏った考えとも言われそうですが、これらが複雑に絡みあい最終的に作り手(制作)と受け手(消費者)のバランス均衡が保たれた形が今なんだろうなと考えています。需要があるからやるのでしょうけど、倫理的はどうなんでしょうかね。いくらゲーム移植時に某部分は無くしたとしても、もともとはエロゲーだった訳でインターネットで簡単に情報を得られてしまうこのご時世、若年層がこのゲームに触れたときに事実を知り、原作に関心を持ってしまったら・・・・。いらぬ、きっかけを作ってしまった
ように思えます。
一個人としてはこの境界線を超えるべきではないような気がしますが、どうなんでしょうね?